15日から久し振りに長旅?していました。と云っても紀伊半島の神社仏閣を巡るツワーに参加し日本の原点を探っていました。 と云うとちと大袈裟でしょうか? 家人の誘いで気軽に行くことにしたのですが、何も考えていなかったというのが正直な話です。(^0^;)
行って良かったというのが結論なので家人の配慮はありがたい次第です。
ここは紀行と云うより旅の中で「からくり出張所」として感じたことを幾つかメモすることにします。
カメラとレンズ
旅の楽しみは下手な写真をクラシックカメラで撮ることでしたが、最近はクラシックレンズで写す方にシフトしてしまったようです。
今回は Nikon P310 と RICOH GXR MOUNT A12 にSummicron 5cm/f2 と Tele-Ermarit 90mm/f2.8 の二本にしてみました。 速写と広角はP310 写真の楽しみはクラシックレンズです。
今回はこんなものを撮ることが出来ました。
(Summicron 5cm/f2 f5.6)
串本の橋杭岩です。宿の窓から簡単に撮影できます。とはいえ。写す方角はは制限されてしまいます。
次に望遠レンズに切り替えました。
(Tele-Ermarit 90mm/f2.8 f4)
水平線には雲があり、この後すぐに雲の中。それにしてもいいタイミングでした。
(P310)
同じ風景をP310 で撮りました。このカメラの24mm相当はこの様な風景をたやすく切り取ります。実に使い易いカメラです。
このカメラ構成が定着したので重たい一眼デジカメは近場携行カメラになってしまいました。もちろん広角レンズや撮影結果の安定度は優っているのですが、年寄りに優しくなくなっております。カメラメーカーはこの点を再考し新型機を考えて欲しいものです。
とは言え私にはRICOH GXR で フルサイズCCD MOUNTタイプが出ればゲットすることでしょう。資金があれば。(^0^;)
不思議な出会い
伊勢神宮の外宮にお詣りした帰りに紺の背広を着た一団に会いました。何気なく見ると知人の顔が。石川県加賀市の市長さんです。思わず手を振りました。遙拝が終わりちょっとだけお話しすると 観光協会関係の祈願だそうで思わぬ奇遇に驚きました。 バスの出る間際だったので家人を紹介し、握手してお別れ。伊勢市でセレモニーがあるそうですが、当方はこれから志摩市へ移動せねばなりません。 この方とは思いもしないタイミングで過去二回遭遇していますが、そんな縁のある人だなと勝手に思っています。その昔の仕事のお仲間です。
これもお伊勢様のお引き合わせか。(^0^)
(Tele-Ermarit 90mm/f2.8 f4)
内宮の参道です。この建物は今年の式年遷宮祭をもってお隣に建築中の新しいお宮にバトンタッチされます。私が前回お詣りしたのは新入社員時代の40数年前、式年遷宮前の空いた場所を見た記憶があります。
手練の早業(^0^)
熊野から白浜にバスで移動しましたが、その際サービスとして地元の名勝円月島?を遠回りして見せてくれました。島の中央に空いた空洞を通して沖の灯台の見える場所があるそうで、速度を落として眺めることとなったものの反対側の席で無理かなと思っていました。それでも諦めずにカメラを構え視野に入った瞬間に切ったショットがこれです。
(Tele-Ermarit 90mm/f2.8 f4)
洞窟の向こうの灯台がお分かりでしょうか。これで分かったことがGXR MOUNT A12 のタイムラグが意外に小さいことが分かり満足です。自惚れの類かも知れませんけど。(^0^;)
こんなところが、旅の余談として思いついたことです。
またそのうちに何か書くことにします。