年度末の仕事のせいなのか今回は何故か低調な青春18切符ですが、3枚目をささやかに行って来ました。長距離乗車は出来そうにない状況なので空き時間に出かけることにしています。
と云う制約から今回は本線から短い区間が飛び出ている近隣の盲腸線を楽しむことにしています。ということで、3月19日には烏山線、3月31日は日光線へ出かけてきました。いずれも東北本線の宇都宮がキーポイントです。
烏山線は、宝積寺駅から分岐して野州烏山までの七福神?鐡道でした。駅毎に祭神が決まっているようです。途中のトンネルをくぐると関東からおさらばという感じを受けたのですが、烏山はまだ関東です。鮎の簗場の有る所と云うことは知っていましたが、「山あげ祭り」という催しが意外にも大規模で有名な祭りであることを今回知った次第です。
祭りを実によくできた動くジオラマで再現してありました。動画で載せるのが一番ですが、それはパスさせていただきます。何の変哲もない通りにドドドーッと舞台が出現し芝居が始まることが分かります。
造り酒屋が健在で気が付いたら3本リュックに入っていました。
日光線、は世界遺産に日光東照宮一帯につながっているので有名でありますが、乗車経験者は意外に少なくて、私も今回が初めてでした。バスや東武鉄道を利用する機会が圧倒的に多いのか、鄙びたローカル線でした。ただ、日光駅の駅舎は実に立派な木造駅です。この近くの栃木駅が鉄筋に建て変わってしまった今、鐡道華やかなりし頃の駅として大切に残すようその筋にお願いしたいものです。
杉並木に沿って走るという点では日光線は東武線よりも面白いと思いますが、本数が少ないのが難点です。杉並木を横断する踏切には覚えがあるのでバスで行った時に見たのだろうと思います。
この日はお昼頃出発したので歩き回る時間がなく駅などを写して帰宅しました。従って見るべき写真はありませんでした。帰りのルートを浅草にとったのでちょっと時間がかかりましたが、折角偵察に寄った墨堤の櫻は二分咲きで花見にはまだまだでした。
今回は備忘録として書いておきました。