佐賀北高校の奇跡的な優勝。おめでとうございます。青春18切符の旅に出かけている間の出来事であっけにとられました。 何はともあれ、もと県民として大変嬉しい限りです。関係者の皆様、おめでとうございます。 佐賀商の優勝の際は、それもありかなと思いましたが、佐賀北の優勝には心底驚きました。我が母校の優勝と変わらない気持ちです。(笑)
ところで肝心の平日の青春18切符の旅は、酔考さんとの弥次喜多旅でお互いに迷惑をかけたりかけられたりして無事終了しました。ありがとうございました。この場にメモっておきます。
家を出たのは5:40、上野始発の通勤列車に揺られ、高崎乗り換えで横川に着いたのは10時前でした一度は行かねばと思っていた碓氷峠鉄道文化むら。園内に入って慌ただしく発車間際のトロッコ列車に飛び乗って旧線路を上下してきて一息つきました。ここはもと横川機関区をそのまま鐡道公園として再生したところらしく、その世界が好きな人はほぼ満足できるのではないでしょうか。(笑)
猛暑で製作を中断中のD51半流線型の本物が展示されていたので酔考さんに蒸気機関車の講義をしつつ自分も楽しんできました。動かない機関車にはちと寂しいものがありましたが、特急さくらのヘッドマークを付けたEF65を見つけその運転席に座ってみて、これが下関までお世話になった電気機関車かと勝手に感激していました。 汽車ぽっぽ友人の関係する999ヘッドマークがありましたのでミニ妙義山(?)を背景に写しておきました。
この姿を見て、早く着手しなければと思いましたが、仕事もあわせて思い出したので気持ちは複雑です。ボイラーの水圧試験から始めなければなりません。それにはまず準備です。
横川の名物は荻野屋の釜飯です。名物に美味いもの無しというのですが、この釜飯は美味しいですね。駅前の本店で食べるご飯は格別でした。が、愛想のない対応にはあきれ果てました。
という横川をJRバスで発ち、軽井沢へ、すぐ信濃鐡道に乗り継いで上田に移動、上田電鉄で別所温泉へ直行しました。 ご覧のようなローカル色たっぷりの鐡道を30分かけて終点に辿り着く旅はなかなか風情があります。数十年前に乗った古い電車はとっくに引退し、東急のお下がりと思われる電車が走っています。
本日の目的は、安楽寺の国宝八角三重塔です。鎌倉時代の塔で実に見事なものでした。意外に知られていない宝物で、木工博士の酔考さんも唸っておりました。
掛け流しの温泉と久しぶりの二人宴会を堪能した翌朝は、早めのお発ちで駅に向かいました。前日の猛暑と違って夜の豪雨で涼しくて気持ちのいい朝の散歩でした。 別所温泉駅はご覧のように情緒たっぷりの始発駅です。ここはまだ昔の面影が残っていました。 そういえば前日到着した時は何かのロケをやっていました。宿のはっぴを着た兄ちゃんに声をかけたところ、その御仁は出演者で「あ、私はニセモノです。」とこたえてくれました。一説にはきゃいーんの誰かだったとか?ほんとかな?
さて、上田から長野に向かい、善光寺参りです。抹香臭い我々には丁度良い町歩きです。 ここは唯一買い物をした七味屋さんです。色々買いました。買い物途中で顔に汗を一杯かいてしまうほど私は胡椒に弱いのです。(汗)
昼食は池波正太郎氏がよく立ち寄った五明館というレストランです。氏の愛したステーキは二人ともさる事情でパス。 長野のかつ重を選択いたしましたが、東京の卵とじとは違ってソースかつ重でした。単純にして美味、豚肉の美味さと専用ソースの美味さを堪能した次第です。知りたがり屋の酔考氏が、五明館の由来をメイド小母さんに尋ねたところ、オーナーが待ってましたとばかりに飛んできて箸袋の扇を指して、「ここはもと旅館で昔は扇屋と云いました。扇の別名は五明といいます。その由来から五明館と名付けました。」と丁寧に説明いただきました。また一つお利口になった気がするとは酔考さん。 ご主人ありがとうございました。 これで三度目、いつ来ても気持ちのいいレストランです。
そうだ、長野県歌「信濃の國」のミニCDを買ってしまいました。
最後の列車旅は長野から一気に高尾までの各駅停車の旅です。この光景は篠ノ井線・姥捨から千曲川を眺めた写真です。 松本で高尾行き始発に座れば漫談の始まりで三時間余飲み食いしながら窓の光景を楽しみました。途中新府辺りでは富士山が右左に移り変わります。いかにも山裾を走る中央本線の車窓らしい光景ですね。
こんな感じで丸二日しっかり遊んできました。世の中の暑さも憂さも忘れてリセットしてきたので次はお仕事、頑張らねば。 取り急ぎのメモです。
普通の野球部が優勝したことにすごい勝ちがあると思います。
コメントありがとうございます。
まさに奇跡ですね。野球熱が少し高まるかもしれませんね。
では!
武雄温泉とはまた違った温泉地です。新幹線で上田まで行けばあっという間ですが、各駅停車でプロセスを楽しみました。温泉地を見て武雄を考える。色々アイデアが出ると思うので関係者の遠征も必要のようですね。
軽井沢は10分未満滞在、そのうちゆっくり行きたいものですが・・・