(つづき)
6月26日ダイヤ改正の続報…とまではいかず、思ったことの「走り書き」である。
上の改正案内は、天神郵便局前(西行き)のもの。
これまで、平日朝に6本(土曜日は3本)だけ運行されていた「新宮急行」の「大濠公園行き」(←この6本のうちのいずれかに乗っている可能性が高いです(笑))が大幅に増え、日中も運行されるようになる。
一方で、これまでメインだった「天神郵便局前行き」は、朝と夜の数本だけになり、結果として、天神行きと大濠公園行きの立場が逆転することになる。
都心→郊外向けも同様で、夕方のみ運行されていた「大濠公園発」が、日中に拡大し、「天神発」が縮小する。
便数の変更だけであり、特に何か新たな系統ができるという訳ではないのだが、この変更により、天神(橋口)交差点より西側の昭和通りにおいて、これまでは朝と夕方にしか目にすることがなかった「急行」が、これからは日中でも見かけることになる。
でも、天神郵便局前から終点の大濠公園までは全てのバス停に停車する訳で、「急行」と言われてもどうも違和感がある。
これまでは朝と夕方だけだったのでそこまで目立たなかったが、今後は混乱も起きるのでは?などと考えてしまう。
もともと、「新宮急行」の「急行」というのは、「赤間急行」から派生してきた名称だと思われる。
「赤間急行」のように、天神バスセンター始発ではないものの、都市高速に乗るまでにいくつかのバス停を通過し→香椎東ランプで都市高速を降り→そして国道3号を走る…という事象に共通点が見出されて「急行」が付いたという感じである(とはいっても、使われている車両は全く違うし、赤間急行のようなクローズドドアもないんですけどね)。
そして、「赤間急行」の「急行」というのは、「天神四丁目」「博多五町」という市内のバス停を通過する事実以上に、道路の規格が通常よりも上で、バス停とバス停の間隔も長い国道3号(香椎バイパス~宗像バイパス)を走る事実に対して付けられた(「種別」ではなく)「愛称」的な側面も強いと思われる。
このように、「急行」「直行」などの優等種別の名称は、「種別」のように見えて、実は「愛称」や「イメージ」の意味合いが強いというケースが結構あるのだが、時刻表上はあくまで「種別」として扱われているために、実態をうまく反映できないケースがで出てくると思う。
新宮から来た「新宮急行」は、天神郵便局前に着いた時点で、「種別」としても「愛称」としても、もはや「急行」ではなくなっている訳だから、天神郵便局前で「急行 大濠公園行き」というのはかなり不親切であり、「23番」などに番号を変えるか、もしくは「無番」にしてしまうなどすべきだと思うし、時刻表でも「急行」として独立して扱うべきではないと思う。
無理やり「荒戸一丁目」を通過させるなどして「急行」の体裁を保つという手もあるのかもしれないが、それは本末転倒な気がするし…。
下は、「川端町・博多座前」に貼ってあった「51番 特別快速」のチラシ。
この「特別快速」にも、「種別」だけでなく「愛称」「イメージ」の側面がありそうである。
上りは、「2-1番」「3-1番」のように、赤坂門通過で昭和通り経由にしたほうがもう少し速くなりそうな感じもするが、そうなっていないのは、天神(大和証券前)から県庁方面への利用も想定されているのかもしれない。
あと、チラシには「51番」と書いてあるのだが、この路線の上りは、明治通りに入ったあと「1番 特快」にはならないのだろうか?
このへんも気になるところだ。
「当面の間、臨時」で運行されるそうだが、いずれ本運行に格上げされることはあるだろうか。
(つづく)
6月26日ダイヤ改正の続報…とまではいかず、思ったことの「走り書き」である。
上の改正案内は、天神郵便局前(西行き)のもの。
これまで、平日朝に6本(土曜日は3本)だけ運行されていた「新宮急行」の「大濠公園行き」(←この6本のうちのいずれかに乗っている可能性が高いです(笑))が大幅に増え、日中も運行されるようになる。
一方で、これまでメインだった「天神郵便局前行き」は、朝と夜の数本だけになり、結果として、天神行きと大濠公園行きの立場が逆転することになる。
都心→郊外向けも同様で、夕方のみ運行されていた「大濠公園発」が、日中に拡大し、「天神発」が縮小する。
便数の変更だけであり、特に何か新たな系統ができるという訳ではないのだが、この変更により、天神(橋口)交差点より西側の昭和通りにおいて、これまでは朝と夕方にしか目にすることがなかった「急行」が、これからは日中でも見かけることになる。
でも、天神郵便局前から終点の大濠公園までは全てのバス停に停車する訳で、「急行」と言われてもどうも違和感がある。
これまでは朝と夕方だけだったのでそこまで目立たなかったが、今後は混乱も起きるのでは?などと考えてしまう。
もともと、「新宮急行」の「急行」というのは、「赤間急行」から派生してきた名称だと思われる。
「赤間急行」のように、天神バスセンター始発ではないものの、都市高速に乗るまでにいくつかのバス停を通過し→香椎東ランプで都市高速を降り→そして国道3号を走る…という事象に共通点が見出されて「急行」が付いたという感じである(とはいっても、使われている車両は全く違うし、赤間急行のようなクローズドドアもないんですけどね)。
そして、「赤間急行」の「急行」というのは、「天神四丁目」「博多五町」という市内のバス停を通過する事実以上に、道路の規格が通常よりも上で、バス停とバス停の間隔も長い国道3号(香椎バイパス~宗像バイパス)を走る事実に対して付けられた(「種別」ではなく)「愛称」的な側面も強いと思われる。
このように、「急行」「直行」などの優等種別の名称は、「種別」のように見えて、実は「愛称」や「イメージ」の意味合いが強いというケースが結構あるのだが、時刻表上はあくまで「種別」として扱われているために、実態をうまく反映できないケースがで出てくると思う。
新宮から来た「新宮急行」は、天神郵便局前に着いた時点で、「種別」としても「愛称」としても、もはや「急行」ではなくなっている訳だから、天神郵便局前で「急行 大濠公園行き」というのはかなり不親切であり、「23番」などに番号を変えるか、もしくは「無番」にしてしまうなどすべきだと思うし、時刻表でも「急行」として独立して扱うべきではないと思う。
無理やり「荒戸一丁目」を通過させるなどして「急行」の体裁を保つという手もあるのかもしれないが、それは本末転倒な気がするし…。
下は、「川端町・博多座前」に貼ってあった「51番 特別快速」のチラシ。
この「特別快速」にも、「種別」だけでなく「愛称」「イメージ」の側面がありそうである。
上りは、「2-1番」「3-1番」のように、赤坂門通過で昭和通り経由にしたほうがもう少し速くなりそうな感じもするが、そうなっていないのは、天神(大和証券前)から県庁方面への利用も想定されているのかもしれない。
あと、チラシには「51番」と書いてあるのだが、この路線の上りは、明治通りに入ったあと「1番 特快」にはならないのだろうか?
このへんも気になるところだ。
「当面の間、臨時」で運行されるそうだが、いずれ本運行に格上げされることはあるだろうか。
(つづく)