INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

愛をください(31)

2010年06月19日 |    ┣ 愛をください
(つづき)
キリン」「」「」「」「」「鹿」「」「」「」「なまず」「」「」「」「」「」「ライオン」「鮟鱇」「千鳥」「」「ハブ」「海老」「かわせみ」「アマガエル」「怪獣」「」「チキン」「ひばり」「」「」に引き続き、福岡県遠賀郡遠賀町に居る「虫」。

西鉄グループのバス停の中で「虫」の字が入る名称はここだけである(「虫へん」の字が付くバス停はありますけどね)。
読みは「むしょうづ」だが、西鉄のサイト上では「むしょうず」である。

「虫」…なんの虫だろうか。
「虫も生きている」という意味では、「一寸の虫にも五分の魂」的なものも感じるが、由来については全く知らない(それとも「虫が生まれる」なのかな?)。
でも、「津」ということは、遠賀町には「鬼津」「島津」などもあるので、この付近も以前は海だったということなのかもしれない。

ここには現在「遠賀川駅前~虫生津~鞍手役場~中山口~京の上~コスワエ直方PA口~植木~直方バスセンター」を結ぶ「68番」のみが停車する。
遠賀川駅から、東(水巻町北九州市方面)、北(芦屋町方面)、西(岡垣町宗像市方面)に向かう西鉄バスは既になくなってしまったが、南(鞍手町~直方市方面)に向かうこの「68番」だけがなんとか残っており、「75番」(宗像市~鞍手町~直方市)、「69番」(中間市~鞍手町~直方市)などとともに、自治体の境を超えたバス路線ネットワークの維持に寄与している。

これらの路線を「虫の息」だと言うつもりはないし、決してそうあってほしくはない。
「五分の魂」の踏ん張りを願いたい。
(つづく)
コメント (5)
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