第16回川崎マイラーズ。大地震があったので金沢の吉原騎手が帰郷し,フォーヴィスムは今野騎手に変更。
アランバローズの逃げになりました。向正面に入るあたりで3馬身くらいのリード。2番手にはエアアルマスとカジノフォンテン。4馬身差でアイウォールとギャルダル。6番手にフォーヴィスムとディアセオリー。3馬身差でアマネラクーン。2馬身差でデュードヴァンとルーチェドーロ。2馬身差でヨハン。ブラックパンサーが続き3馬身差でアトミックフォース。アルサトワは道中で後退して最後尾に。前半の800mは49秒2のハイペース。
アランバローズはペースを緩めずに差を広げていき,3コーナーを回るとギャルダルが単独の2番手に。直線に入ったところで差は3馬身くらい。ここからギャルダルがじわじわと差を詰めていき,アランバローズの前に出て先頭に。そこに大外からデュードヴァンが追い込み,フィニッシュ前にギャルダルを差し切って優勝。ギャルダルがアタマ差で2着。直線でアランバローズとギャルダルの間から伸びてきたフォーヴィスムが1馬身半差の3着。アランバローズはクビ差で4着。
優勝したデュードヴァンは南関東重賞初勝利。一昨年まではJRAで走り,昨年から大井に移籍。移籍後はオープンの1勝だけでしたが,1600mの南関東重賞は2戦とも3着でしたから,勝つ力はありました。このレースはアランバローズが外連味なく飛ばしていったために,早めに負かしにいったギャルダルには厳しい競馬でしたので,能力で上回っていたとまではいえません。上位人気に推された馬たちでの決着ですから,上位3頭は差がない能力の持ち主だったといえるでしょう。Dieu du Vinはフランス語で酒の神。
騎乗した大井の御神本訓史騎手は東京シンデレラマイル以来の南関東重賞69勝目。第5回以来の川崎マイラーズ2勝目。管理している大井の坂井英光調教師は南関東重賞3勝目。川崎マイラーズは初勝利。
私見になりますが,これは社会の制度設計に問題が潜んでいると思います。
前にもいいましたが,知的障害者のグループホームのような場所は,かれらにとってのコミュニティーという一面があります。知的障害者の家族の中には,グループホームに入所させれば後は何の関係ももたないという人もいます。こういう方々はたとえ入所者が病気になったり死んだりしても面倒をみませんので,すべてグループホームと利用者の成年後見人で対応にあたることになります。また,僕の妹は身元引受人として兄である僕がいますが,僕が死んでしまえば身元引受人はいなくなりますから,だれかが成年後見人になることになり,その場合は妹はずっとグループホームで過ごすことになります。妹が利用しているグループホームというのは,地元の名士といわれる人が設立したものですが,設立の理由はその方に知的障害を持つ子どもがいたからで,その子の将来を慮ってのことだったと聞いています。現にその名士の方はすでに他界されていますので,残された子どもは現在は常にグループホームで生活しています。いい換えればこのようなケースでは,利用者は常にグループホームで生活するのであって,妹のように家に帰ってグループホームに不在になるということはありません。
もしもすべての利用者がこの状況にあれば,グループホームは安定的に経営できる制度になっています。つまり制度は,利用者が常にグループホームで生活するということを前提として設計されているのです。しかし,たとえ毎日の面倒をみることは大変だからグループホームに家族を入所させるということがあったとしても,たまには家に連れて帰りたいと思う肉親がいるというのは不自然ではないでしょう。というかむしろ,預けっぱなしにする方が少数なのであって,たまには家に連れて帰るという方が,人間の現実的本性からして自然であるというべきです。ところがその場合はグループホームに経営難が生じ得るという制度になっているのですから,これはそもそも制度設計が人間の現実的本性にそぐわないものになっているといわざるを得ないのです。なのでこの制度は改定が必要だと僕は思います。
アランバローズの逃げになりました。向正面に入るあたりで3馬身くらいのリード。2番手にはエアアルマスとカジノフォンテン。4馬身差でアイウォールとギャルダル。6番手にフォーヴィスムとディアセオリー。3馬身差でアマネラクーン。2馬身差でデュードヴァンとルーチェドーロ。2馬身差でヨハン。ブラックパンサーが続き3馬身差でアトミックフォース。アルサトワは道中で後退して最後尾に。前半の800mは49秒2のハイペース。
アランバローズはペースを緩めずに差を広げていき,3コーナーを回るとギャルダルが単独の2番手に。直線に入ったところで差は3馬身くらい。ここからギャルダルがじわじわと差を詰めていき,アランバローズの前に出て先頭に。そこに大外からデュードヴァンが追い込み,フィニッシュ前にギャルダルを差し切って優勝。ギャルダルがアタマ差で2着。直線でアランバローズとギャルダルの間から伸びてきたフォーヴィスムが1馬身半差の3着。アランバローズはクビ差で4着。
優勝したデュードヴァンは南関東重賞初勝利。一昨年まではJRAで走り,昨年から大井に移籍。移籍後はオープンの1勝だけでしたが,1600mの南関東重賞は2戦とも3着でしたから,勝つ力はありました。このレースはアランバローズが外連味なく飛ばしていったために,早めに負かしにいったギャルダルには厳しい競馬でしたので,能力で上回っていたとまではいえません。上位人気に推された馬たちでの決着ですから,上位3頭は差がない能力の持ち主だったといえるでしょう。Dieu du Vinはフランス語で酒の神。
騎乗した大井の御神本訓史騎手は東京シンデレラマイル以来の南関東重賞69勝目。第5回以来の川崎マイラーズ2勝目。管理している大井の坂井英光調教師は南関東重賞3勝目。川崎マイラーズは初勝利。
私見になりますが,これは社会の制度設計に問題が潜んでいると思います。
前にもいいましたが,知的障害者のグループホームのような場所は,かれらにとってのコミュニティーという一面があります。知的障害者の家族の中には,グループホームに入所させれば後は何の関係ももたないという人もいます。こういう方々はたとえ入所者が病気になったり死んだりしても面倒をみませんので,すべてグループホームと利用者の成年後見人で対応にあたることになります。また,僕の妹は身元引受人として兄である僕がいますが,僕が死んでしまえば身元引受人はいなくなりますから,だれかが成年後見人になることになり,その場合は妹はずっとグループホームで過ごすことになります。妹が利用しているグループホームというのは,地元の名士といわれる人が設立したものですが,設立の理由はその方に知的障害を持つ子どもがいたからで,その子の将来を慮ってのことだったと聞いています。現にその名士の方はすでに他界されていますので,残された子どもは現在は常にグループホームで生活しています。いい換えればこのようなケースでは,利用者は常にグループホームで生活するのであって,妹のように家に帰ってグループホームに不在になるということはありません。
もしもすべての利用者がこの状況にあれば,グループホームは安定的に経営できる制度になっています。つまり制度は,利用者が常にグループホームで生活するということを前提として設計されているのです。しかし,たとえ毎日の面倒をみることは大変だからグループホームに家族を入所させるということがあったとしても,たまには家に連れて帰りたいと思う肉親がいるというのは不自然ではないでしょう。というかむしろ,預けっぱなしにする方が少数なのであって,たまには家に連れて帰るという方が,人間の現実的本性からして自然であるというべきです。ところがその場合はグループホームに経営難が生じ得るという制度になっているのですから,これはそもそも制度設計が人間の現実的本性にそぐわないものになっているといわざるを得ないのです。なのでこの制度は改定が必要だと僕は思います。
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