実績馬に上昇馬が入り混じって上位伯仲といったメンバー構成になった今年のアフター5スター賞。
先手を奪ったのはトーセングラマー。2番手にケイアイジンジン。ラストチャンピオン,ダンディシャーク,シーチャリオットが続き,前半の600メートルは34秒2。それでもハイペースです。
道中から追い上げをみせたのはパワフルダンディーでしたが,前の2頭が後ろを離し加減で直線に。よい手応えから追い出されたケイアイジンジンが楽に捕え,そのまま優勝。直線でもよく追ってきたパワフルダンディーが2着で,大外を追い込んだディアヤマトが3着でした。
優勝したケイアイジンジンはJRA1勝で今年に入って南関東に移籍してきたアメリカ産の3歳馬。南関東ではこれが2勝目で,南関東重賞は初制覇。1分12秒3という勝ちタイムは非常に遅く,レベルの低さにも救われた格好。51キロという斤量もよかったのでしょう。
人気は低かったものの,この馬に騎乗する選択をしたことが正しかったと証明した大井の的場文男騎手は2月の金盃以来となる南関東重賞制覇。このレースは以前は1800メートル戦でしたが,その時代に1勝していて,これがこのレース2勝目。管理しているのは大井の久保田信之調教師で,こちらはこのレース初制覇です。
HCUでは6時間ごとに検査がありました。このうち主なものは血糖値の推移をみるもの。血糖値の計測というのは,血液中のブドウ糖の値を測るものですから,当然ながら採血というのが必要になります。後に説明しますように,これだけのことだとそう多くの血液を必要とはしないのですが,ほかの検査もありますし,そのたびに注射をして採血をしていては大変だろうということで,左手の手首,脈の辺りに,採血用の器具を埋め込んで,そこから採血できるような処置がとられました。実はこの器具を装着するときに,これはかなり痛いですと言われていたのですが,やってみればそれほどでもありませんでした。あるいはそう脅された効果があったからかもしれません。左手は肘の裏辺りに点滴をつけていましたので,これで二本の針が刺さった状態となりました。
点滴の方は一般病棟に移動してすぐに外されましたが,この採血用の器具の方はそちらに移動してからも少しの間はつけていたように思います。これはテープで手首に固定しておくのですが,そのテープがはがれてしまったので,夜中にナースコールを鳴らしたことがありました。これが一般病棟に移ってからのことですから,少なくとも3日の夜にはまだこの器具はつけたままになっていたということです。ちなみに,これは後でまた話しますが,5日の午前中に僕はシャワーを浴びていますので,そのときにはすでに外されていたということになります。
一方,点滴の方は,ちょっとでも異常があるとブザーが鳴るような仕組になっていました。また,HCUでは胸におそらく心臓の動きをみるのであろう器具もつけていたのですが,これも同様。しかも何でもなくてもよく鳴りますし,検査もあり,またライトの強烈な明かりもあって,なかなか連続して眠るということはできませんでした。このために昼でも眠くなってしまい,うつらうつらとしてしまうということもよくありました。
先手を奪ったのはトーセングラマー。2番手にケイアイジンジン。ラストチャンピオン,ダンディシャーク,シーチャリオットが続き,前半の600メートルは34秒2。それでもハイペースです。
道中から追い上げをみせたのはパワフルダンディーでしたが,前の2頭が後ろを離し加減で直線に。よい手応えから追い出されたケイアイジンジンが楽に捕え,そのまま優勝。直線でもよく追ってきたパワフルダンディーが2着で,大外を追い込んだディアヤマトが3着でした。
優勝したケイアイジンジンはJRA1勝で今年に入って南関東に移籍してきたアメリカ産の3歳馬。南関東ではこれが2勝目で,南関東重賞は初制覇。1分12秒3という勝ちタイムは非常に遅く,レベルの低さにも救われた格好。51キロという斤量もよかったのでしょう。
人気は低かったものの,この馬に騎乗する選択をしたことが正しかったと証明した大井の的場文男騎手は2月の金盃以来となる南関東重賞制覇。このレースは以前は1800メートル戦でしたが,その時代に1勝していて,これがこのレース2勝目。管理しているのは大井の久保田信之調教師で,こちらはこのレース初制覇です。
HCUでは6時間ごとに検査がありました。このうち主なものは血糖値の推移をみるもの。血糖値の計測というのは,血液中のブドウ糖の値を測るものですから,当然ながら採血というのが必要になります。後に説明しますように,これだけのことだとそう多くの血液を必要とはしないのですが,ほかの検査もありますし,そのたびに注射をして採血をしていては大変だろうということで,左手の手首,脈の辺りに,採血用の器具を埋め込んで,そこから採血できるような処置がとられました。実はこの器具を装着するときに,これはかなり痛いですと言われていたのですが,やってみればそれほどでもありませんでした。あるいはそう脅された効果があったからかもしれません。左手は肘の裏辺りに点滴をつけていましたので,これで二本の針が刺さった状態となりました。
点滴の方は一般病棟に移動してすぐに外されましたが,この採血用の器具の方はそちらに移動してからも少しの間はつけていたように思います。これはテープで手首に固定しておくのですが,そのテープがはがれてしまったので,夜中にナースコールを鳴らしたことがありました。これが一般病棟に移ってからのことですから,少なくとも3日の夜にはまだこの器具はつけたままになっていたということです。ちなみに,これは後でまた話しますが,5日の午前中に僕はシャワーを浴びていますので,そのときにはすでに外されていたということになります。
一方,点滴の方は,ちょっとでも異常があるとブザーが鳴るような仕組になっていました。また,HCUでは胸におそらく心臓の動きをみるのであろう器具もつけていたのですが,これも同様。しかも何でもなくてもよく鳴りますし,検査もあり,またライトの強烈な明かりもあって,なかなか連続して眠るということはできませんでした。このために昼でも眠くなってしまい,うつらうつらとしてしまうということもよくありました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます