淡路島で指された昨日の第86期棋聖戦五番勝負第一局。対戦成績は羽生善治棋聖が7勝,豊島将之七段が4勝。
振駒で豊島七段の先手。相矢倉旧24手組に。羽生棋聖は△7三銀の攻撃型に構えました。
後手が9筋の位を取った局面。ここで先手は▲2五桂と跳ねました。これは作戦だと思います。△2四銀は必然的応手。続いて桂馬がどいたところへ▲3七銀。
感想から考えると,ここまでの手順の関係から次の△6四銀はこの一手のようです。たぶんそう指さなければ後手の作戦負けになっていたことでしょう。
先手は▲1三桂成△同銀▲2五歩と進めました。やってみたかった手順だったのだろうと推測します。後手は△4五歩。
角の引き場所によってその後の展開は変わっていた筈ですが,実戦は▲6八角。後手は△7五歩▲同歩の突き捨てを入れてから△8五歩と伸ばしました。この形では先に突き捨てる必要があるようです。先手は▲2六銀と上がりました。
第2図となって先手が不利ということはないと思いますが,現代矢倉に特有の先手の得というのは失われているように思います。先手の作戦に後手がうまく対応した形といっていいのではないでしょうか。
終盤まで大接戦でしたが,後手が制しています。
羽生棋聖が先勝。第二局は16日です。
5月22日,金曜日。この日は長者町。通常よりも1本早いバスに乗れたのですが,3月に偶然に出会った友人とまた会いました。ただしこのときは会ったというだけです。どういう理由か分からないのですが,このバスはひどく混雑しているときもあれば,空席の方が多いようなときもあるのです。友人は始発の桜木町から乗ってくるとのことで,必ず座っています。この日は混雑状況の影響で,僕は友人の近くまで進むことができませんでした。なのでお互いに気付いてはいたものの,ことばを交わすことはできなかったのです。最初に会ったとき,友人の方は以前から僕が乗車してくることに気付いていたということでしたが,それもたぶんこのようなことが影響していたのだろうと思います。ですから4月のある頃からぱったりと乗り合わせなくなった理由に関しては,友人から聞くことはできませんでした。その後,26日の火曜日も長者町で,少しばかり無理をして同じ時間のバスに乗ってみました。この日はかなり空いていたのですが,残念ながら友人は乗っていませんでした。
5月29日,金曜日。この日は午前中に長者町で午後はオフという予定。六本木の国立新美術館のルーヴル美術館展に行こうと思っていたのですが,事前の予定が変更になってしまい,行くことができませんでした。
今年に入ってから,僕は昨年までと比べると,飛躍的に先の見通しが立つようになりました。立場に大きな変更があったわけではないのですが,急に予定が変わるようなことがほとんどなくなったからです。ところが,天候にだけは大きく影響を受けてしまうのです。週初めからこの日は雨が降る予報が出ていましたから,嫌な予感はしていたのですが,実際に雨が降ってきてしまい,その予感が的中することになってしまいました。
僕は文学にはある程度は興味もありますし,それを鑑賞する力というか方法を有しています。それと比較したなら,絵画とか彫刻といったような芸術に対してはほとんど素養がありません。ですから名画を鑑賞したところで,大きな感動を得ることはなかったでしょう。ですから残念ではありましたが,諦めは簡単につきました。
振駒で豊島七段の先手。相矢倉旧24手組に。羽生棋聖は△7三銀の攻撃型に構えました。
後手が9筋の位を取った局面。ここで先手は▲2五桂と跳ねました。これは作戦だと思います。△2四銀は必然的応手。続いて桂馬がどいたところへ▲3七銀。
感想から考えると,ここまでの手順の関係から次の△6四銀はこの一手のようです。たぶんそう指さなければ後手の作戦負けになっていたことでしょう。
先手は▲1三桂成△同銀▲2五歩と進めました。やってみたかった手順だったのだろうと推測します。後手は△4五歩。
角の引き場所によってその後の展開は変わっていた筈ですが,実戦は▲6八角。後手は△7五歩▲同歩の突き捨てを入れてから△8五歩と伸ばしました。この形では先に突き捨てる必要があるようです。先手は▲2六銀と上がりました。
第2図となって先手が不利ということはないと思いますが,現代矢倉に特有の先手の得というのは失われているように思います。先手の作戦に後手がうまく対応した形といっていいのではないでしょうか。
終盤まで大接戦でしたが,後手が制しています。
羽生棋聖が先勝。第二局は16日です。
5月22日,金曜日。この日は長者町。通常よりも1本早いバスに乗れたのですが,3月に偶然に出会った友人とまた会いました。ただしこのときは会ったというだけです。どういう理由か分からないのですが,このバスはひどく混雑しているときもあれば,空席の方が多いようなときもあるのです。友人は始発の桜木町から乗ってくるとのことで,必ず座っています。この日は混雑状況の影響で,僕は友人の近くまで進むことができませんでした。なのでお互いに気付いてはいたものの,ことばを交わすことはできなかったのです。最初に会ったとき,友人の方は以前から僕が乗車してくることに気付いていたということでしたが,それもたぶんこのようなことが影響していたのだろうと思います。ですから4月のある頃からぱったりと乗り合わせなくなった理由に関しては,友人から聞くことはできませんでした。その後,26日の火曜日も長者町で,少しばかり無理をして同じ時間のバスに乗ってみました。この日はかなり空いていたのですが,残念ながら友人は乗っていませんでした。
5月29日,金曜日。この日は午前中に長者町で午後はオフという予定。六本木の国立新美術館のルーヴル美術館展に行こうと思っていたのですが,事前の予定が変更になってしまい,行くことができませんでした。
今年に入ってから,僕は昨年までと比べると,飛躍的に先の見通しが立つようになりました。立場に大きな変更があったわけではないのですが,急に予定が変わるようなことがほとんどなくなったからです。ところが,天候にだけは大きく影響を受けてしまうのです。週初めからこの日は雨が降る予報が出ていましたから,嫌な予感はしていたのですが,実際に雨が降ってきてしまい,その予感が的中することになってしまいました。
僕は文学にはある程度は興味もありますし,それを鑑賞する力というか方法を有しています。それと比較したなら,絵画とか彫刻といったような芸術に対してはほとんど素養がありません。ですから名画を鑑賞したところで,大きな感動を得ることはなかったでしょう。ですから残念ではありましたが,諦めは簡単につきました。
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