ウィルスの生存、つまりは遺伝情報(DNAやRNA)を保存するという目的を達成するためには、宿主が死んでしまっては意味がありません。つまり、弱毒化し、宿主を殺さないようにする方が有利なのです。こう考えると進化=弱毒化という図式も納得がいきます。
出典:http://www.himemaria.or.jp/blog/kanwa/?p=3311
⇨従来の進化生物学のパラダイムでは 生物やその遺伝的進化というものは目的のために合理的に進化するものだという誤謬に基づいてあらゆる遺伝的進化の結果に「こじつけ」を繰り返してきたが
遺伝的進化には目的が存在していないことが周知されてきているからこそ 更科功による「はぐらかし」まで出てくるようになったのである
何度も説明しているが 遺伝的進化には目的などないので 進化の果てに絶滅しようが何が起きようが 誰も何も保証はしてくれないのである
ウイルスというものは自然界においては大量発生した生物種を「培地」として 密を解消する働きが結果的に環境調和に適しているという結果をもたらすものである
つまり 必然性としては特定の生物種だけが異常繁殖することを抑制する「役割」を持っているのがウイルスだと言えるのである
従って弱毒化する「必要性」はウイルスにはない
「目的」がないのに「役割」があるというのはおかしな話だが 結果的必然性にとっての「役割」の理由付けは可能である
たとえば 弱肉強食の生態系のピラミッドにおいて 凶暴な肉食獣が存在しているのも 生態系の中における「役割」としての存在だとも言えるのである
オーストラリアだかニュージーランドでのアナウサギの異常繁殖は 天敵がいないことによる環境破壊であり アナウサギが環境と調和できずに異常繁殖した挙げ句に環境資源を食い尽くし絶滅しても 何もおかしいことはない
それは ウイルスにおいても同じである
現在の生物相における環境調和とて 決して生態系を形成している個体の目的による選択ではなく 膨大な過去の環境調和における「失敗」の果てに 偶発的に環境調和に「成功」した生物相への収束進化の「結果」に過ぎない
進化の果てに環境調和に「失敗」して絶滅しても 誰も保証はしてくれないし 自然現象である以上は何ら「おかしなこと」ではないのである
インフルエンザによる「死亡率」の低下は ワクチンの開発やタミフルやリレンザといった強力な治療薬の開発によるものであって 決して 変動はあっても「致死率」が下がったとは言えないのである
スペイン風邪の時代と比べて死亡率が下がったからといって インフルエンザウイルスが弱毒化したとは言えないし 治療をスペイン風邪の時代と同じレベルの治療だけにして「致死率(毒性)を比較する」ことは出来ないのである
生物進化の過程において ウイルスが大きな影響を及ぼしたことは確かだが 遺伝的進化というものは決して全てが成功するような都合の良いものではなく 変異だけでも「失敗」は膨大に生じ しかもその後には膨大な淘汰圧力によって偶発的に生存や種の保存や環境調和に適した個体種への収束が必要となるのである
これらは全て大量の失敗(死滅)を伴う過酷な自然現象であって ヒトの文明社会において生じるような都合の良いものではない
バカか
感染症の専門家がこれを理解しないというのは あまりにバカ過ぎて話にならない
科学というのは理論的に正しいかどうかを検証して決まるものであって 学界内部の多数決で決定されるようなものではないし あってはならない
感染症学の専門家が率先してデマを流布するというのは無責任極まりない
厳に慎むべきである
人命に関わる話で論理客観的根拠のないデマを流布するというのは 社会的道義的に無責任極まりない行為であって 悪質である
大半の学者は「生物の目的は生存や種の保存である」と そう教わったのかも知れないが 教わったことを自律的に論理検証できないのであれば それは科学者としては無能である
とっとと辞めちまえ
臨床医学は必ずしも科学的根拠に基づいたものではないが だからといって進化生物学の誤謬を誰も指摘できないというのはバカ過ぎて話にならない
麻酔のように科学的には根拠がなくても利用価値のあるものはあるが それは膨大な臨床データに基づいて安全性を確かめながら使っているものであって 進化生物学の誤謬のように「死滅した個体種を全て無視した結果的必然性を合理性にすり替える」ような話とは同列にはならない
進化の過程でウイルスが遺伝子に影響を与えたとは言えるが あくまで遺伝的進化には膨大な死滅失敗が伴うものであって 「ウイルスに感染すれば進化する」ような短絡安易な話には決してならない
現状の生物学者共は優生学を放置した「A級戦犯」であり これを鵜呑みにして「ウイルスは全て必ず弱毒化する」などというデマを流布するのは「特A級戦犯」である
これ以上デマを正当化するなら家ごと燃やされても文句は言えまい
Ende;