脳梗塞の予防薬として現在、日本では4種類の薬が使用可能です。
その中で日本国内で開発された薬が「シロスタゾール」です。
この薬は比較的新しいため、既存の薬との比較試験が義務づけられていました。
今回のISCでその結果が公表されました。
ISCの最後のセッションで発表されたそのデータはセンセーショナルで、これまでの脳梗塞予防のスタンダードであったアスピリンと比べ、シロスタゾールの方が脳卒中発症抑制効果が強いこと、しかも重篤な副作用である出血性イベントもシロスタゾールの方が少ないことが示されました。
英語圏からの発表が多いこの学会において、日本からのこのデータはかなりのインパクトを与えたものと思われます。
それにしても出血性イベントが少ないことは臨床経験で気づいてはいましたが、脳卒中抑制効果まで高いとは...
正直驚きました。
この薬は内服すると脈が速くなったり、頭痛が起きたりすることがあるのですが、それであっても「効果と安全性」が高いのであれば、患者さんに頑張ってもらう理由があるということが分かりました。
日本からの素晴らしい発表に胸が空くような思いでした。
メディアでもこの発表が取り上げられていますよ。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/ebm/csps2/kekka/201003/514337.html
その中で日本国内で開発された薬が「シロスタゾール」です。
この薬は比較的新しいため、既存の薬との比較試験が義務づけられていました。
今回のISCでその結果が公表されました。
ISCの最後のセッションで発表されたそのデータはセンセーショナルで、これまでの脳梗塞予防のスタンダードであったアスピリンと比べ、シロスタゾールの方が脳卒中発症抑制効果が強いこと、しかも重篤な副作用である出血性イベントもシロスタゾールの方が少ないことが示されました。
英語圏からの発表が多いこの学会において、日本からのこのデータはかなりのインパクトを与えたものと思われます。
それにしても出血性イベントが少ないことは臨床経験で気づいてはいましたが、脳卒中抑制効果まで高いとは...
正直驚きました。
この薬は内服すると脈が速くなったり、頭痛が起きたりすることがあるのですが、それであっても「効果と安全性」が高いのであれば、患者さんに頑張ってもらう理由があるということが分かりました。
日本からの素晴らしい発表に胸が空くような思いでした。
メディアでもこの発表が取り上げられていますよ。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/ebm/csps2/kekka/201003/514337.html