脳卒中をやっつけろ!

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脳卒中ガイドライン2009

2010年03月12日 | 学会/研究会
昨日岐阜地区の脳卒中地域医療連携の会がありました。
そこで私は「脳卒中ガイドライン2009の概要」というタイトルで講演をしました。
今回、準備するにあたって新しいガイドラインをもう一度見直しましたが、大変勉強になることが巻頭に書いてあります。篠原幸人先生のお言葉なのですが、「ガイドラインとは何か?」ということについて深く考えさせられる文章です。
昨日の講演ではこれをまず冒頭に紹介し、それからガイドラインの概要と、現在のエビデンスや医療現場がもっと進んでいるということについて紹介しました。脳卒中の領域はホットで、エビデンスも次々に塗り替えられます。先々週、サンアントニオで得た最新情報も紹介しました。できるだけ分かりやすくお話ししたつもりですが、評判が良かったようでほっとしています。

会場はほぼ満席で、200名(医師45名)の参加があったということです。脳卒中は後遺症が残ってリハビリや介護が必要となる人が多いので、その治療やアフターケアには多くの職種の人たちががかかわっていることを再認識しました。
会場はすごい熱気でしたよ。会場でもたくさんの人に声をかけて頂けました。みなさんの期待に応えられるよう、これからも頑張ろうと思います。
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