前回の続きです。
小型動脈瘤に対するフローダイバーター Pipelineの長期治療成績が報告されました。
1年までの治療成績との比較が論文内に掲載されています(表)。
まず注目すべきは、1年後と比べると3年後の方が動脈瘤の完全塞栓率が上昇していることです。
(81.9%から83.3%)
一方で、動脈瘤残存は15.9%から11.6%に減少しています。
つまり、小型動脈瘤をフローダイバーター で治療すると、徐々に塞栓度が上がるということです。
もちろん、1から3年までの期間に再治療例や再発例も生じていますが、少数です。
また、安全性転帰(対象血管領域の脳梗塞/出血、神経学的死亡)は2.2%から2.9%と0.7%増え、年間0.35%の増加ということになります。
このように一つの治療の長成績を知ることはとても重要です。
今回は小型動脈瘤について調べましたが、大型についても調べてみたいと思います。
小型動脈瘤に対するフローダイバーター Pipelineの長期治療成績が報告されました。
1年までの治療成績との比較が論文内に掲載されています(表)。
まず注目すべきは、1年後と比べると3年後の方が動脈瘤の完全塞栓率が上昇していることです。
(81.9%から83.3%)
一方で、動脈瘤残存は15.9%から11.6%に減少しています。
つまり、小型動脈瘤をフローダイバーター で治療すると、徐々に塞栓度が上がるということです。
もちろん、1から3年までの期間に再治療例や再発例も生じていますが、少数です。
また、安全性転帰(対象血管領域の脳梗塞/出血、神経学的死亡)は2.2%から2.9%と0.7%増え、年間0.35%の増加ということになります。
このように一つの治療の長成績を知ることはとても重要です。
今回は小型動脈瘤について調べましたが、大型についても調べてみたいと思います。