藍の生葉で染める時の、緑から青への変身の驚きをもう一度、また葉が伸びてきたので染めました。6月の染め色はこちら。
違う品種のようです。
たたき染めは木綿でも染まる、と聞いたので、自己流でトントンしてみました。豆乳に浸して乾かしておいた木綿のハンカチです。きれいに模様が出ず、恥ずかしながら端っこを公開します。(右)前回木綿は少しも染まらなかったのに、たたき染めだとくっきり色が出ました。本当に不思議なものです。
生葉染めは、山崎和樹著「草木染、四季の自然を染める」(山と渓谷社)を参考にしました。
手順は前回と同じですが、今回は絹布・毛糸・豆乳処理した木綿、の3種類を染めました。同時に染め液に入れると吸着にむらが出るそうなので、順番につけては空気に曝しながら、15分の間に3回染め液に入れました。仕上げに1パーセントのオキシドールを入れた水につけました。酸化を促すそうです。
初挑戦の絹の布(中央)。深みのある不思議な青緑になりました。
絹の上に乗せた毛糸、また違う色合いです。
豆乳処理しておいた木綿のハンカチ、薄い色がつきました(左)。
素材によって、藍の分量によって、そしておそらく藍の葉の状態によって色が微妙に違う事がよくわかりました。