八丈島のおいしい暮らし

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貴重なカルコン

2007年06月02日 09時11分12秒 | 食品・お料理・栄養情報
みなさま、おはようございます。
昨夜はカルコンの更新ができずにごめんなさい。

カルコンについてネットで調べていると、
健康食品メーカーのサイトが多くはヒットします。
どのサイトにもいいことばかり書かれてあって、驚くほどです。
しかし、ここでは間違いのない情報だけをなるべくわかりやすく書こうと思い、
あれこれ調べて考えていたら時間がかかってしまいました。

さて、遅れましたが、そのカルコンのお話です。
アシタバちゃんブログで進化した新生カルコンは、鮮やかな黄色の召還獣でした。
そのとおり、カルコンとは主に黄色い花に含まれる黄色色素のことをいいます。
フラボノイドの一種です。

明日葉の茎を切るとすぐに滲み出てくる黄色い汁の色素がカルコンです。
ところが、このカルコンは、食べられる植物の中にはほとんど存在しないらしい。
それが明日葉が貴重といわれるゆえんなんですが、
‥カルコンのなにがそんなに貴重なんでしょう?

その前に、フラボノイドって、なに?

植物に含まれるいろんな色素成分を合わせてフラボノイドと呼びます。

フラボノイドはポリフェノールの一種で、
大豆に含まれるイソフラボン、
ベリー系の果実に含まれるアントシアニン、
お茶に含まれるカテキン、
そして、明日葉に含まれるカルコンなんかがあります。

??‥ではでは、ポリフェノールってなんですか?

ポリフェノールは、ほとんどの植物に含まれている色素や渋み・苦みの成分のこと。
約5000種類以上もあるそうです。
そして、フラボノイドは約4000種以上といわれています。

ポリフェノールには強い抗酸化作用があります。
老化の原因と言われる活性酸素を除去する働きがあります。

要するに、こういうこと。
カルコン<フラボノイド<ポリフェノール=抗酸化作用→活性酸素除去
→若返り?


なるほど~
それでは、ポリフェノールであるカルコンの特徴は?

現在、科学的に証明されているカルコンの作用です。

・抗菌作用=化膿菌に対しての抗菌作用
・胃酸分泌抑制作用=胃酸の分泌を抑える作用
・抗潰瘍作用=潰瘍を治める作用
・血管弛緩作用=収縮した血管を広げる作用
・抗血栓作用=血液の粘着や凝固を抑える作用
・抗アレルギー作用=ヒスタミンの遊離を約90%阻害
・ガン転移抑制作用=HIVの増殖を阻害する作用

これはたしかに素晴らしいですね。
そして、この素晴らしい成分であるカルコンは、
明日葉以外の食べられる植物にほとんど含まれてないといわれています。

他の野菜にはまったく含まれてないんでしょうか?
ネットで調べてみましたが、わかりませんでした。
カルコン=明日葉というかんじです。
明日葉には、この貴重なカルコンが含まれているので有名なんですね。

明日は、その明日葉の効用についてまとめます。
コメント (3)
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