八丈高校視聴覚ホール
八丈島のシニア劇団かぶつ第3回公演を観に行ってきました。
本日のプログラムはこちらです。
前回の公演もとても良かったので、期待して行きましたが、
今回は前回を上回る内容で、めちゃめちゃ素晴らしかったです!!!
「女護ヶ島ものがたり」の脚本が秀逸すぎました。感動しました!
女護ヶ島ものがたり
八丈島が女護ヶ島(女島)と呼ばれていた頃の伝説的な物語です。
八丈島には女性ばかりが機(はた)を織って暮らしています。
南風だよ みな出ておじゃれ 迎えぞうりの紅鼻緒
しょめ節を唄い、年に一度、青ヶ島(男島)から南風に乗ってやってくる
男たちを待っています。主人公タナは昨年はじめて契りを結んだヒコが忘れられません。
一方、青ヶ島では牛飼いたちが牛と相撲をとっています。
牛飼いのヒコも昨年出会ったタナへの想いが募っています。
ついに掟を破ってひとりで八丈島へ漕ぎ出すヒコです。
女護ヶ島の岸壁では、ヒコを見つけたタナが手を振っていますが、
ヒコは女護ヶ島目前に波にのまれて消えてしまいます。
写真がきれいに撮れていませんが、この波の演出もわたしは好きでした。
時が経ち、年老いたタナが岸壁から海へ花を投げ、痛み続ける深い傷を娘に語ります。
天の川をはさんで織姫と彦星があるように、この黒瀬川をはさんで織姫たちの女護ヶ島と
牛を引く男たちの男島が遠く離れて見つめあっている。
離れているから心は燃える。逢えぬ仲だからこそ思いはつのる。
南風よ、運んできておくれ彦星たちを。
赤い鼻緒のぞうりに想いを託して、わたしたちはいつでも待っているから…
織姫と彦星になったタナとヒコの舞いです。
ここで流れる名曲は、かつて八丈島で暮らしていた早苗ネネさんの曲。
天の川 白くあわだつ時 またひとつ星がうまれる
夏の夜空に光る彦星 牛祭りの夜 わたしは機を織る
青ヶ島の空へ 届けこの想い
青ヶ島の大地に くちづけを
黒瀬川 白くあわだつ時 またひとつ神話がうまれる
南風よ吹け吹け 年に一度の
熱い風よ吹け吹け 待ちわびる 紅鼻緒
タナバ タナバタ導かれて 青い牛飼い 星の海をわたる
織姫のもとへ
なんて素敵な歌なんでしょうね。
八丈島と青ヶ島は織姫と彦星の島だったのですね。
今回のお芝居の脚本・演出は清水増子さんですが、
元々の原作はフェニックスにいらした宮部寛さんで、
フェニックスで公演されたこともあるお話だそうです。
こんないいお芝居をみんななんで観に来ないのかな?
今日は雨の影響で、前回よりもお客様が少なかったように思います。
動画を撮ればよかったと後悔したのですが、なんと!来年6月に再演されるそうです。
それなら撮らない方がよかったですね。皆様にぜひ公演を観ていただきたいです。
6月の公演は、大島、三宅島、八丈島で行われるそうですが、青ヶ島は!?
これは青ヶ島の方々に観ていただきたいお芝居です。
ぜひ青ヶ島公演も企画していただきたく思います。
【動画】劇団かぶつ第3回公演・扇会日舞
この後は、協力の扇会日舞が披露されました。センターの女子かわいいです!
【動画】劇団かぶつ第3回公演・太極拳演舞
太極拳サークルの演舞も素敵でしたよ。
【動画】劇団かぶつ第3回公演「うぐいすの屁」(前)
こちらのお芝居は動画を撮りました。ばかばかしくて面白いお芝居です。
わたしのデジカメが29分までしか撮影できないので、途中で切れました。
【動画】劇団かぶつ第3回公演「うぐいすの屁」(後)
続き~フィナーレはこちらでご覧ください。
劇団かぶつは劇団員を募集しています。
シニアの皆様、ぜひご参加ください!
あやこ先生、今回も名演でしたね。他の皆様もどなたも素晴らしかったです。
とっても楽しい公演でした。6月も楽しみにしています!(^^)/
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