雀の手箱

折々の記録と墨彩画

芙蓉

2015年09月13日 | すずめの百踊り
 今年は琳派誕生400年の記念すべき年で、春以来、京都では企画展が目白押しです。琳派の人たちは、古来美人のたとえでもあった芙蓉をよく画題にしています。

 庭の芙蓉は台風で痛めつけられはしましたが何枚かスケッチしたり、いろいろと模索した足跡です。
蓮の美称でもあり、紛らわしいので、蓮を水芙蓉、こちらは木芙蓉と区別する人もいます。
 「しとやかな恋人」の風情を写すことは私には難しいのですが、好みは咲き終わって落ちる前、花が萎みつぼんだ姿が好きです。