庭の周辺で季節の推移する姿をしみじみ眺めています。今年は彼岸の入りというのに、彼岸花はすでに盛りを過ぎようとしています。柿の色づきも例年よりも早いようです。
サルスベリはその名のごとく、百日紅の色を保って咲き継いでいます。ホトトギスは例年並みの進行で、濃い臙脂のベレー帽をぬぎはじめました。
やっと颱風の修復が終わった山の崖下では、栗も次第に笑み栗になってゆき、格好の画題を提供してくれています。
今週いっぱいは連休中も行楽日和が続くようですが、「平衡感覚が怪しくなった」というあるじに付き合って、毎日、庭を回るのが日課です。水引草の紅い点も日ごとに大きく鮮やかになっています。
栗
いろはもみじ