雀の手箱

折々の記録と墨彩画

春のさきがけ

2016年02月14日 | できごと







このところの陽気に誘われて、雪に痛めつけられて首を竦めていた蕗の薹も頭をもたげてきています。庭の梅の中で一番に咲く南高梅も梢のあたりが賑やかになってきました。百花にさきがけて、「花の兄」の名にふさわしい薫り高く静かに気品ある姿です。今日の訪問には二枝切って持参します。馬酔木の蕾も大きくなって、楽しげです。

 夫の体調もだいぶ安定して来て、パレスに通う毎日の中で我が儘な注文も出るようになってきました。夜起こされることなく安眠できるので私のストレスも少なくなり、気分に余裕が出て、甘夏柑を採ってきて、マーマレードつくりをしてみました。ラム酒にしようかコニャックにしようかと迷った末にコニャックを香りづけとしました。甘さを控えたコクのある自分好みのヨーグルトソースです。

 毎年愉しむ水仙は、今年は花の丈も低く、数も少ないようです。40年ぶりという寒波のせいでしょう。