雀の手箱

折々の記録と墨彩画

私のゴールデンウイーク

2017年05月07日 | 雀の足跡
 このところ夫に好調の日が続いていて、夜が安眠できています。その上、娘の帰省で私は家事からも解放されているので久しぶりにのんびりする時間を満喫できています。
 市の福祉協議会から車椅子をお借りしてきた娘が、どこか行ってみたいところはと、リクエストを求めると、幼い日に遊んだ産土の地の芦屋海岸というので、山鹿まで出かけました。
 この4年、菩提寺にお詣りに行っても、車だと5分とかからないのに、立ち寄ることもなかった浜木綿群生地の夏井ヶ浜は、ここはどこと思うほどの変貌で、リゾート地らしい瀟洒な家が建っています。公園も2か所が立派に整備され、響灘を見はるかす岬の突端には、「響き愛の鐘」まで設置され、恋人の聖地だとか。夕日が沈むのを正面に、響灘のパノラマを堪能できる時間帯は確かに恋人たちには素晴らしい時間を愉しめることでしょう。植栽の浜木綿や桜の苗木が大きく育つ頃にはきっと人が集まる場所になると車椅子を押す娘と話し合ったことでした。
 好天に恵まれた休日を楽しむ家族連れもいて、近くの「とと市場」で購入したと思しきお弁当持参のようでした。
 磯の岩場はあいにくの満潮で、幼い日の遊び場は隠れていました。近いのだからまた来ましょうということにして引き返しました。








    鐘を鳴らす私が写っていたので、響き愛の鐘の画像は芦屋町のホームページからお借りしたものです。











          
庭では苧環が満開です。令法や谷空木も鮮やかです。