雀の手箱

折々の記録と墨彩画

仏事の後

2018年08月16日 | 塵界茫々
 気がかりだった初盆の仏事もどうやら無事に終えることができました。祭壇の後片付けをしながら、猛暑の中を訪問してくれた親族や所縁の方々へ改めて感謝の思いがこみ上げてきます。
 佐世保から来てくださったかつて乗馬競技で競った馬乗り仲間のご夫婦とは、写真集を前に昔話が弾みました。忘れ形見にと、故人蒐集の鐙の中から、ヨーロッパの骨董品を差し上げました。

 お互いに齢を重ねると身近な親族の誰彼も、この人がこんなことを言うようになったかと、気鋭の若いころを知るだけに驚くこともあり、思い出を懐かしんだことでした。
 一区切り付き、娘が帰京すると寂しくなることでしょう。

 台風の襲来も事無く過ぎましたが、まだまだ厳しい陽射です。風の気配に秋を感じる日の訪れが待たれます。








戴いた短冊です。