雀の手箱

折々の記録と墨彩画

有田やきもの紀行

2014年10月11日 | 雀の足跡
 ブラジルからの賑やかな来訪者と一緒に嬉野温泉に1泊で出かけました。「有田」を見たいというので近くの温泉をと選択したものです。
弟が運転する車で5人の賑やかな旅でした。


 





 まずは波佐見焼を見学。窯の歴史を知るには最適の、野外博物館「世界の窯広場」を推薦し、古代から近世に至る12基を山上の野焼き窯はじめ、東洋、オリエント、ヨーロッパと時代と共に下がって配置されているので、ここ波佐見での見所です。何度か見学しているので私たち二人は、公園内の陶芸の館「くらわん館」で資料を見たり、作家の作品や、展示即売の品定めをしていました。

 慌ただしく過ごしていて、私はこの日8日が皆既月食というのを気づいていませんでした。最上階の特別室は角部屋で、中にリビングを挟んで二部屋ありました。起居に問題がある私たちがベッドの部屋で、弟たちが畳敷きの部屋となりました。
 180度の展望の中で、刻々に変貌する月の姿を楽しむことができました。雲一つない晴天の天体ショーのおまけつきで、赤黒い月を初めて見たことです。





はじめての露天風呂の小さな滝に大喜びでした。



有田焼のランプスタンド。




轟の滝 国道沿いのこの滝は高さ11メートルの三段式。滝壺面積2500平方センチメートル。奈良時代から存在が知られる。(案内板)









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2 コメント

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ノーベル賞ウイーク (渚一号)
2014-10-12 23:09:56
今週のニュースは 御嶽山の噴火と LED開発による受賞が主役でした。光の三原色は 赤+緑+青と知る。
絵画の色材の三原色とは異なることを学ぶ。
昔から 無縁だった色の道はやはり難攻不落と再認識する次第。
ところで 手持ちの食器の見直し作業を展開中。
白物を減らし、色物を増やそうとしていますが、お値段が高そうですね。
中国流の色とデザインは派手で落ち着きがない。
やっぱし 和風がベストかな?
年老いて 食べる量も減ってくると せめて お皿ぐらいは立派なものを毎日見て楽しむ姿勢へ宗旨替え。

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器半分 (ふくら雀)
2014-10-13 04:40:34
眼でも楽しんできた日本料理は、よく器半分といわれ、器でも味わうようですね。
陶器ばかりでも食卓が重くなるので色物の磁器も交えますが、盛り付けはやはり白いものや無地のものの方が、料理が見栄えしますね。

海外での暮らしで、大皿にごったに取り分けるのが嫌でしたが、この頃はやたらバイキングが流行るようで日本文化の伝統のために嘆いています。

少し値の張るものは大事に扱うので長持ちしますよ。どうぞお愉しみください。
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