雀の手箱

折々の記録と墨彩画

梅仕事

2015年06月16日 | 日々好日
 杖立温泉へ出かけた帰りに、日田に近くで大山梅林の梅まつりの看板を見て、最終日に立ち寄りました。5,6年前のことです。勧められるままに購入した南高梅に、今年は8キロあまりの実がつきました。
 あるじの気まぐれに「今から植えて、収穫するまで生きてるかな」と会話した日を思い出します。

 予想外に成長が早く、胸くらいの高さだった苗木が、手を入れずにいたため、伸び放題になり、今では梯子が必要です。先日6月の手入れに来た庭師に頼んで収穫しました。ほんのり紅をさした香り高い梅です。

 傷一つないので、梅干しに3キロ、手伝いに帰省していた娘に3キロ持たせ、後は梅酒にしました。残り3本の老木の梅はヨーグルトのソースや、調理の隠し味用にする梅ジャムを2キロ、毎年の梅味噌が1キロ。夫のための梅シロップを氷砂糖で漬けて今年の梅仕事はやっと終了です。南高梅はじめ、大方がまだ残っている梅は、いつも世話になる隣家のご主人に持ち帰ってもらいました。

 梅仕事もそろそろ無理になるようです。掃除に来てくださるヘルパーさんに、「ほどほどに。疲れがでませんように」と窘められてしまいました。
梅の甘い香りの漂う中で、瓶に詰めた梅ジャムを並べ、友人の笑顔を思い浮かべながらの達成感が疲労を飛ばしてくれます。梅味噌は例会の折の贈り物にします。



今年も庭の貴婦人、インドハマユウが咲き始めました。



雨に紫陽花はよく似合います。

   記事を投稿したつもりで忘れていて、下書きの中に入ったままでした。

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