「風薫る五月」というには激しすぎる強い風が吹きすぎていきます。季節が荒々しく感じられてなりません。
東日本ではまだ余震の揺れが止むことなく続いています。
今年の牡丹は自分の気持ちを引き立てる応援歌のつもりで勢いのある緋牡丹にしました。
淡い色合いの櫻から原色に近いきっぱりとした彩に移ろう季節を代表する花でしょう。俳句にも限りないほど取り上げられていますが、美しいと眺めるうちに、牡丹の放つ妖気のようなものに圧倒されて、眼を逸らしてしまいます。
わが蕪村には牡丹の句が多く、牡丹散ってうち重なりぬ二三片 は、あまりに有名ですが、今日は、閻王の口や牡丹を吐かんとす で構成してみました。
先月は作品の提出が少なかったので、今月は少し頑張ってみるつもりです。
蔓桔梗の群生も逆らわずに賑やかに画いてみました。著莪は難しい花です。白く残して色をさすことを試みましたが、次第に絵が小さくなってゆき、意図したものと違ってきます。まだ途中ですがひとり面白がって塗りつぶしに励んでいます。
庭の花々が辛抱強くモデルを努めてくれています。
東日本ではまだ余震の揺れが止むことなく続いています。
今年の牡丹は自分の気持ちを引き立てる応援歌のつもりで勢いのある緋牡丹にしました。
淡い色合いの櫻から原色に近いきっぱりとした彩に移ろう季節を代表する花でしょう。俳句にも限りないほど取り上げられていますが、美しいと眺めるうちに、牡丹の放つ妖気のようなものに圧倒されて、眼を逸らしてしまいます。
わが蕪村には牡丹の句が多く、牡丹散ってうち重なりぬ二三片 は、あまりに有名ですが、今日は、閻王の口や牡丹を吐かんとす で構成してみました。
先月は作品の提出が少なかったので、今月は少し頑張ってみるつもりです。
蔓桔梗の群生も逆らわずに賑やかに画いてみました。著莪は難しい花です。白く残して色をさすことを試みましたが、次第に絵が小さくなってゆき、意図したものと違ってきます。まだ途中ですがひとり面白がって塗りつぶしに励んでいます。
庭の花々が辛抱強くモデルを努めてくれています。
若冲ファンの牡丹ですから少々ケバイのは承知の上で気合を入れました。
蔓桔梗はご存知の通りの2枚目ですが、あとの2枚はそれぞれ1枚目をあえてUPしました。それぞれ3枚、進化?しています。いずれ落款を押せたらまた見てください。
教えていただいたtok2のサイト、学ぶことも多くありがとうございました。
絵は何を画き、何を描かないかですが、はじめは見た限りを画くことにしています。其処から始めることを批判されることもありますが、本職ではない素人の楽しみですから、即座に焦点は決まりませんので。
油から出発したことが、よいほうにも、悪いほうにも働くようです。
毎日が連休の身は、忙しい方々のための連休、外出はご遠慮して、家に篭って草取りと、絵仕事に励んでいます。
雨中に煙るすがたも効果をあげて 山吹は豊かです。こまやかな眼を感じます。
(自分ではとても描けませんが、偉そうに済みません。絵のお仲間として率直に、言いたい放題です)デッサン力もなく感覚だけで描くので、自在なふくら雀さんをうらやましいと思いました。
色は決して派手でもないのに存在感のあるシャガの花、その構造に目をみはりました。今までこれほど見つめたことはありません。ふくら雀さんのおかげです。
詳しい説明がこちらに出ています。
http://www48.tok2.com/home/mizubasyou/79syaga.htm
むずかしい花をすっかり会得され、すてきな仕あがり。モデルの魅力がよく出ています。墨彩の妙、おもしろいですよ。
会心作をありがとうございました。
これからも楽しみにしています。