今週は食べ物の話題が多くて恐縮です。
秋田県北部、JR奥羽本線大館駅の名物駅弁、花善の「鶏めし」。
複数グレードがある通常品のほか、最近は新たな鶏めしもいくつか出ている。好評だった復刻商品「鶏樽めし」は期間限定。2014年に紹介したリーズナブルな「わっぱ鶏めし」は、最近は秋田市では見かけなくなった。
いつの間にか、また新しいものが登場。公式ホームページでは、大館アメッコ市の時に数量限定で売られたことしか記載がないが、最近は秋田駅改札外のNEWDAYSや、秋田駅前のザ・ガーデン自由が丘西武秋田店でも、(おそらく)毎日まとまった数が入荷しているので、レギュラー扱いということか。
【11日追記】ネットで調べたところ、2013年と2014年の(2015年は不明)アメッコ市で、ほぼ同内容で別容器入りのものが発売された。
それが好評だったため、2015年12月11日から正式商品化。ただし、「現状、鶏手羽先が市場に品薄のため」発売箇所・数量限定。(公式フェイスブックより)
2016年1月の京王百貨店の駅弁大会でも新発売扱いで売られた。
2016年2月からは、限定でなくなったという非公式情報もある。(当初の発売箇所に含まれていないザ・ガーデンで売ってたということは、少なくとも発売箇所の限定は緩和されたと考えられる)
から揚げ鶏めし 8%税込み650円
駅弁としては小さめのサイズながら、650円と安い。
通常版より立派なウェットティッシュが付属
容器は斜めに二等分され、半分はおなじみの鶏の味付けご飯。
そぼろ玉子は載るが、鶏肉の甘辛煮はない
そして、残り半分が、
鶏のから揚げ
原材料欄によれば白髪ネギがかかった3つが「鶏ムネ肉の竜田揚げ」、骨付き【11日追記・いわゆる「チューリップ」】の1本だけのが「鶏手羽先の竜田揚げ(ゆず胡椒味)」。比内地鶏かどうかの記載はなし。
白いメンマみたいなのは「筍の漬物(ねぎ塩味)」。
掛け紙に大きく説明が出ているように、プラスチックボトル入りの「花善秘伝のタレ」が添付。それを白髪ネギの上からかけて食べる。骨付きのほうはゆず胡椒味が付いているので、かけない。
鶏めしは、もちろんいつもの味。通常版よりは少ないけれど、それなりに量がある。
からあげは、どちらも柔らか。
骨付きの手羽先も食べやすい。手は多少汚れてしまうから、そのために立派なウェットティッシュが付いているのでしょう。
元は九州など西日本の調味料であった柚子胡椒は、ここ数年で全国的に広まった。僕はあまり好きじゃない。だけど、この柚子胡椒味のからあげは、ほんのり味がして、鶏肉や油とよく合っていて、おいしいと思った。
ムネ肉にかけるタレは、原材料は「鶏肉の煮汁、醤油、その他」。甘じょっぱい味かな。【11日追記・「油淋鶏」をイメージしているようなので、そういえば酸味もあったかも】
ネギとともにあっさりとしたからあげになった。
「秘伝のタレ」とあるけれど、発売開始間もない商品なのに「秘伝」はちょっとそぐわないような… 食堂部門など別の商品で、昔から使っているタレとかでしょうか?【11日訂正】公式フェイスブックには「七十有余年守り続けた花善秘伝のタレ」とある。
秋田でからあげの弁当といえば、秋田市の弁当店「たいあん弁当」のフタが閉まらないほど大盛りの弁当が有名。
花善のからあげ弁当はそれと対照的。がっつり食べたい人には足りないけれど、からあげがメインの駅弁は全国的に少ないし、価格も通常品より手頃で、新たな需要を呼び起こせるかもしれない。野菜のおかずが多少入っていれば、もっといいかも。
通常品とこれと、どっちが好きかと聞かれれば、迷う。
通常品の鶏めしの上に載っている、鶏肉の甘辛煮。あれが魅力的で。
ホームページによれば、アメッコ市限定で「まかないコロッケ弁当」550円も発売されたとのこと。
チャーハン風にした鶏めしと、鶏めしの肉を使ったコロッケが入っている。(チャーハンは、大館駅前の食堂のメニューにある)これも食べてみたい。
【2018年3月13日追記】その後、意識していなかったが、から揚げ鶏めしは発売が続けられたものの、2018年3月31日で終売となることが、ホームページで告知された。
※鶏めし関連の次の記事はこちら。
秋田県北部、JR奥羽本線大館駅の名物駅弁、花善の「鶏めし」。
複数グレードがある通常品のほか、最近は新たな鶏めしもいくつか出ている。好評だった復刻商品「鶏樽めし」は期間限定。2014年に紹介したリーズナブルな「わっぱ鶏めし」は、最近は秋田市では見かけなくなった。
いつの間にか、また新しいものが登場。公式ホームページでは、大館アメッコ市の時に数量限定で売られたことしか記載がないが、最近は秋田駅改札外のNEWDAYSや、秋田駅前のザ・ガーデン自由が丘西武秋田店でも、(おそらく)毎日まとまった数が入荷しているので、レギュラー扱いということか。
【11日追記】ネットで調べたところ、2013年と2014年の(2015年は不明)アメッコ市で、ほぼ同内容で別容器入りのものが発売された。
それが好評だったため、2015年12月11日から正式商品化。ただし、「現状、鶏手羽先が市場に品薄のため」発売箇所・数量限定。(公式フェイスブックより)
2016年1月の京王百貨店の駅弁大会でも新発売扱いで売られた。
2016年2月からは、限定でなくなったという非公式情報もある。(当初の発売箇所に含まれていないザ・ガーデンで売ってたということは、少なくとも発売箇所の限定は緩和されたと考えられる)
から揚げ鶏めし 8%税込み650円
駅弁としては小さめのサイズながら、650円と安い。
通常版より立派なウェットティッシュが付属
容器は斜めに二等分され、半分はおなじみの鶏の味付けご飯。
そぼろ玉子は載るが、鶏肉の甘辛煮はない
そして、残り半分が、
鶏のから揚げ
原材料欄によれば白髪ネギがかかった3つが「鶏ムネ肉の竜田揚げ」、骨付き【11日追記・いわゆる「チューリップ」】の1本だけのが「鶏手羽先の竜田揚げ(ゆず胡椒味)」。比内地鶏かどうかの記載はなし。
白いメンマみたいなのは「筍の漬物(ねぎ塩味)」。
掛け紙に大きく説明が出ているように、プラスチックボトル入りの「花善秘伝のタレ」が添付。それを白髪ネギの上からかけて食べる。骨付きのほうはゆず胡椒味が付いているので、かけない。
鶏めしは、もちろんいつもの味。通常版よりは少ないけれど、それなりに量がある。
からあげは、どちらも柔らか。
骨付きの手羽先も食べやすい。手は多少汚れてしまうから、そのために立派なウェットティッシュが付いているのでしょう。
元は九州など西日本の調味料であった柚子胡椒は、ここ数年で全国的に広まった。僕はあまり好きじゃない。だけど、この柚子胡椒味のからあげは、ほんのり味がして、鶏肉や油とよく合っていて、おいしいと思った。
ムネ肉にかけるタレは、原材料は「鶏肉の煮汁、醤油、その他」。甘じょっぱい味かな。【11日追記・「油淋鶏」をイメージしているようなので、そういえば酸味もあったかも】
ネギとともにあっさりとしたからあげになった。
「秘伝のタレ」とあるけれど、
秋田でからあげの弁当といえば、秋田市の弁当店「たいあん弁当」のフタが閉まらないほど大盛りの弁当が有名。
花善のからあげ弁当はそれと対照的。がっつり食べたい人には足りないけれど、からあげがメインの駅弁は全国的に少ないし、価格も通常品より手頃で、新たな需要を呼び起こせるかもしれない。野菜のおかずが多少入っていれば、もっといいかも。
通常品とこれと、どっちが好きかと聞かれれば、迷う。
通常品の鶏めしの上に載っている、鶏肉の甘辛煮。あれが魅力的で。
ホームページによれば、アメッコ市限定で「まかないコロッケ弁当」550円も発売されたとのこと。
チャーハン風にした鶏めしと、鶏めしの肉を使ったコロッケが入っている。(チャーハンは、大館駅前の食堂のメニューにある)これも食べてみたい。
【2018年3月13日追記】その後、意識していなかったが、から揚げ鶏めしは発売が続けられたものの、2018年3月31日で終売となることが、ホームページで告知された。
※鶏めし関連の次の記事はこちら。