3月2日の20時前、秋田市八橋本町の「八橋一里塚」交差点で交通事故があった。大型トラックが信号柱に衝突してなぎ倒したもので、人的被害はなし。
トラックは庄内ナンバーで、30歳代の運転者は「脇見をしていた」とのこと。
発生当時は、雪や雨は降っておらず、積雪はなし(※事故後に12センチ積もって、昼に融けた)、路面凍結もしていなかったはず。
八橋一里塚交差点は、旧国道とけやき通りが交わる十字路。
中央分離帯付き片側3車線のけやき通りとしてはこの交差点が北端。ここから北は、分離帯なし片側1車線となる。すなわち、けやき通りから北進すると、この交差点から先で車線が減って、道幅が狭くなることになる。
今回の事故は、その北進するトラックが、狭くなった部分に立っている柱にぶつかった。
交差点は秋田テレビ(AKT)本社の(真ん前じゃないけど)前。最近、多くの放送局がやっているように、AKTも屋上カメラを常時録画していたようで、事故の瞬間が撮影されており、まだ帰宅しないでいたのか武田哲哉アナウンサーのレポートで放送された。
けやき通りを市役所方向から直進しようとするトラックが、何のためらいもなく(向きや速度を変えず)一直線に柱に向かって行ったように見えた。衝突・柱倒壊の衝撃で、電線1本だけでつながっている旧国道向かい側(南西角)の信号柱も、ぐらぐらと大きく揺れていた。
AKTとしては、決定的瞬間の撮影に成功したのに、ホームページのニュースにはアップされていない(項目自体がない。他の民放2局は掲載)。
また、時間的に間に合うはずの3日付秋田魁新報にも出ていない。それなりのニュースだと思うけど…【4日追記】4日紙面にも掲載されず。魁は報道しないことにしたようだ。ABSの「さきがけABSニュース」では報道したのに(ABSの番組名の「さきがけ」は名前だけだから)。
3日午後撮影。左から右へ進んだトラックが、正面の信号柱にぶつかった
倒された信号柱には、2013年に更新されたばかりのフラット型車両用信号機2台と薄型歩行者用信号機2台が設置されていた。
現場跡。奥がAKTのアンテナ
現在は、仮設の信号柱に、使い古しの電球式信号機(特に車両用は樹脂製ボディの古めのヤツ)が設置されている。律儀なことに「八橋一里塚」の交差点名(地点名)表示板は、再設置されている。
現地の位置関係からすれば、横断するために信号待ちする歩行者がいたならば、確実に信号柱の近くに立つはず。仮に、事故発生時に歩行者がいたら、重大な事故になってしまっていた可能性が高い。この程度で済んだのは幸い。
この道は、県外ナンバーのトラックがわざわざ通るとは考えにくい。1本向こうの新国道と間違えて入りこんでしまったのだろうか。
この道を通るのが初めてだったとすれば、夜でもあり、気づくのが遅れたのかもしれない。
交差点南(けやき通り)側から
けやき通り北端では、3車線が左折・直進・右折に分かれる。直進車は、わずかに右にハンドルを切らないと、信号柱にぶつかってしまう。
Googleストリートビューより。北側から。右が倒された柱
Googleマップ航空写真より。北進直進車は赤い線のように進む
充分に気をつけて運転してもらうのがいちばんだけど、歩行者も信号待ちの時にぼーっとしたりスマホをいじったりするよりは、キョロキョロするべきかもしれない。
あとは、自動ブレーキや自動運転技術が進歩し、すべての車に搭載されることを願う。
ところで、けやき通りの反対側の南端も、同じように車線減少・幅員減少する。(南のほうがより狭いはず)そちらには、
「幅員減少」の警戒標識
※「車線数減少」標識は、幅員減少の中に点線が入る。
南端交差点直前の両側(歩道と分離帯)にでっかいのが2枚ずつ計4枚、さらに1つ手前の交差点の手前である県庁正庁【2021年4月11日訂正】本庁舎の脇辺りにも設置されていて、これでもかと注意喚起されている。
一方、北側にはまったくない。
北側にも標識を設置すればいいのではないだろうか。警戒標識なので、道路管理者である秋田市が設置することになる。
この辺に標識があっても…
あと、南側の狭くなった角には、ガードレールが設置されているのに、北側は縁石だけ。
ガードレールがあれば、突っ込まれた時の被害軽減になるかもしれないし、白色が目立って注意喚起にもなりそう。スペース的には設置できそうだから、北側にも設置するべきだと思う。
※この後、4月11日には、新しい柱を立てる工事が行われていた。その週末までには元に戻った。
トラックは庄内ナンバーで、30歳代の運転者は「脇見をしていた」とのこと。
発生当時は、雪や雨は降っておらず、積雪はなし(※事故後に12センチ積もって、昼に融けた)、路面凍結もしていなかったはず。
八橋一里塚交差点は、旧国道とけやき通りが交わる十字路。
中央分離帯付き片側3車線のけやき通りとしてはこの交差点が北端。ここから北は、分離帯なし片側1車線となる。すなわち、けやき通りから北進すると、この交差点から先で車線が減って、道幅が狭くなることになる。
今回の事故は、その北進するトラックが、狭くなった部分に立っている柱にぶつかった。
交差点は秋田テレビ(AKT)本社の(真ん前じゃないけど)前。最近、多くの放送局がやっているように、AKTも屋上カメラを常時録画していたようで、事故の瞬間が撮影されており、まだ帰宅しないでいたのか武田哲哉アナウンサーのレポートで放送された。
けやき通りを市役所方向から直進しようとするトラックが、何のためらいもなく(向きや速度を変えず)一直線に柱に向かって行ったように見えた。衝突・柱倒壊の衝撃で、電線1本だけでつながっている旧国道向かい側(南西角)の信号柱も、ぐらぐらと大きく揺れていた。
AKTとしては、決定的瞬間の撮影に成功したのに、ホームページのニュースにはアップされていない(項目自体がない。他の民放2局は掲載)。
また、時間的に間に合うはずの3日付秋田魁新報にも出ていない。それなりのニュースだと思うけど…【4日追記】4日紙面にも掲載されず。魁は報道しないことにしたようだ。ABSの「さきがけABSニュース」では報道したのに(ABSの番組名の「さきがけ」は名前だけだから)。
3日午後撮影。左から右へ進んだトラックが、正面の信号柱にぶつかった
倒された信号柱には、2013年に更新されたばかりのフラット型車両用信号機2台と薄型歩行者用信号機2台が設置されていた。
現場跡。奥がAKTのアンテナ
現在は、仮設の信号柱に、使い古しの電球式信号機(特に車両用は樹脂製ボディの古めのヤツ)が設置されている。律儀なことに「八橋一里塚」の交差点名(地点名)表示板は、再設置されている。
現地の位置関係からすれば、横断するために信号待ちする歩行者がいたならば、確実に信号柱の近くに立つはず。仮に、事故発生時に歩行者がいたら、重大な事故になってしまっていた可能性が高い。この程度で済んだのは幸い。
この道は、県外ナンバーのトラックがわざわざ通るとは考えにくい。1本向こうの新国道と間違えて入りこんでしまったのだろうか。
この道を通るのが初めてだったとすれば、夜でもあり、気づくのが遅れたのかもしれない。
交差点南(けやき通り)側から
けやき通り北端では、3車線が左折・直進・右折に分かれる。直進車は、わずかに右にハンドルを切らないと、信号柱にぶつかってしまう。
Googleストリートビューより。北側から。右が倒された柱
Googleマップ航空写真より。北進直進車は赤い線のように進む
充分に気をつけて運転してもらうのがいちばんだけど、歩行者も信号待ちの時にぼーっとしたりスマホをいじったりするよりは、キョロキョロするべきかもしれない。
あとは、自動ブレーキや自動運転技術が進歩し、すべての車に搭載されることを願う。
ところで、けやき通りの反対側の南端も、同じように車線減少・幅員減少する。(南のほうがより狭いはず)そちらには、
「幅員減少」の警戒標識
※「車線数減少」標識は、幅員減少の中に点線が入る。
南端交差点直前の両側(歩道と分離帯)にでっかいのが2枚ずつ計4枚、さらに1つ手前の交差点の手前である県庁
一方、北側にはまったくない。
北側にも標識を設置すればいいのではないだろうか。警戒標識なので、道路管理者である秋田市が設置することになる。
この辺に標識があっても…
あと、南側の狭くなった角には、ガードレールが設置されているのに、北側は縁石だけ。
ガードレールがあれば、突っ込まれた時の被害軽減になるかもしれないし、白色が目立って注意喚起にもなりそう。スペース的には設置できそうだから、北側にも設置するべきだと思う。
※この後、4月11日には、新しい柱を立てる工事が行われていた。その週末までには元に戻った。