年末年始の弘前の続き。※前回の記事
大みそかの午後、弘前城跡・弘前公園へ。
市役所向かい追手門。堀は凍結
市役所前の追手門広場で恒例のイルミネーションが行われているが、訪れた時はそのことをすっかり忘れ、市立観光館も休みだし、暗くならないうちに公園内だけ見ておけばいいと、とっとと巡ってしまった。イルミネーションはこの日は終夜点灯だったとのこと。
この時点では雪はそう多くはなく、いつもよりは少ないながらもちらほらと観光客が歩いていた。
花見の時は人だらけの撮影スポットの下乗橋も、たまに人が通るだけ。
後方に天守
天守は石垣修理のため曳家されている。※1年以上前の前回訪問時
(再掲)本来の光景
堀越しに天守台。右奥に天守の頭が見える。堀は工事用に埋められ、残った一部は凍結
ところで、石垣に、雪のほかに、黄色いものが点々とくっついているのにお気づきだろうか。
黄色いビニールテープ
油性ペンで「カタカナ-数字」
これは、石垣の石の位置を記録するためのナンバリング。
2017年春からの石垣解体に先立って、その位置を記録するため(後で復元できるよう)に、10月24日から12月19日までかけて、2518個の石にナンバリングが行われた。
上の写真を見ると、小さな石にはテープだけで文字が書かれていないもの、さらにテープすら貼っていないように見えるのもある。これらは大丈夫(2518個に含まれるの?)なんでしょうか?
それにしても、今どきの技術なら、石にICタグを付けて、GPSもしくは精細なデジタル写真を使って…とかで位置を記録することもできそうだけど、やっぱり原始的な方法がいちばん確実ということか。いや、ビニールテープと油性ペンを使っただけでも、前回の明治の修復から見れば新技術か。
冬期は入場無料の本丸へ。ただし、天守内の公開は休止。
主が留守の天守台
天守台の下の階段部分の石垣にも、黄色いテープ。
ウッドデッキ風の展望デッキから、仮置き中の天守を眺める。
後方には頭に雲をかぶった岩木山
展望デッキのスロープは冬期間は閉鎖され。昇降は階段のみ。
この時は階段の各段に雪が固まって付着し、下りる時は怖かった。木製の手すりは、多少風格が出てきて、ささくれ立っているところもあった。
蓮池越しに岩木山
雪が融け、さくらまつりが終われば、いよいよ石垣の解体が始まる。次に来た時はどうなっているだろう。
【2017年4月9日追記】2017年4月9日から、石垣の解体作業が始まった。内堀にせり出す見学用のデッキも設置。
弘前の話題は続きます。
※石垣工事の続き(2017年9月)はこちら。
大みそかの午後、弘前城跡・弘前公園へ。
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市役所前の追手門広場で恒例のイルミネーションが行われているが、訪れた時はそのことをすっかり忘れ、市立観光館も休みだし、暗くならないうちに公園内だけ見ておけばいいと、とっとと巡ってしまった。イルミネーションはこの日は終夜点灯だったとのこと。
この時点では雪はそう多くはなく、いつもよりは少ないながらもちらほらと観光客が歩いていた。
花見の時は人だらけの撮影スポットの下乗橋も、たまに人が通るだけ。
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天守は石垣修理のため曳家されている。※1年以上前の前回訪問時
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ところで、石垣に、雪のほかに、黄色いものが点々とくっついているのにお気づきだろうか。
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これは、石垣の石の位置を記録するためのナンバリング。
2017年春からの石垣解体に先立って、その位置を記録するため(後で復元できるよう)に、10月24日から12月19日までかけて、2518個の石にナンバリングが行われた。
上の写真を見ると、小さな石にはテープだけで文字が書かれていないもの、さらにテープすら貼っていないように見えるのもある。これらは大丈夫(2518個に含まれるの?)なんでしょうか?
それにしても、今どきの技術なら、石にICタグを付けて、GPSもしくは精細なデジタル写真を使って…とかで位置を記録することもできそうだけど、やっぱり原始的な方法がいちばん確実ということか。いや、ビニールテープと油性ペンを使っただけでも、前回の明治の修復から見れば新技術か。
冬期は入場無料の本丸へ。ただし、天守内の公開は休止。
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天守台の下の階段部分の石垣にも、黄色いテープ。
ウッドデッキ風の展望デッキから、仮置き中の天守を眺める。
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展望デッキのスロープは冬期間は閉鎖され。昇降は階段のみ。
この時は階段の各段に雪が固まって付着し、下りる時は怖かった。木製の手すりは、多少風格が出てきて、ささくれ立っているところもあった。
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雪が融け、
【2017年4月9日追記】2017年4月9日から、石垣の解体作業が始まった。内堀にせり出す見学用のデッキも設置。
弘前の話題は続きます。
※石垣工事の続き(2017年9月)はこちら。