広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

雪道さまざま

2017-01-30 23:58:48 | 秋田の季節・風景
平年よりは多くの雪が積もった秋田市。
23日深夜に最大積雪50センチに達した。
その翌24日の通町橋

70センチを越える豪雪となった2006年はこうだった。
(再掲)
実感としては、今年は50センチという割には、そんなに多くないような気がする。

南通亀の町の小さな道は真っ白

上半分が雪で覆われていた、楢山の東部ガスのガスタンクは、
だいぶ滑り落ちた
球形だからつるんと全部落ちるのかと思いきや、頂点近くではまだらに残っている。昔の体育館のカマボコ型屋根でも、完全に同時には落雪しなかったから、似たようなもんか。

気温が上がり、除雪作業も進み、道路の雪は減っていった。26日以降の風景。
秋田東中学校前の通り。奥が秋田大学と手形山
車道はざくざく、歩道はつるつるだけど、なんとか通行できる。

手形と広面の境付近、手形陸橋の通り(県道28号)のいとく秋田東店前
幹線道路の車道と融雪の歩道なので、路面が出ている。境に雪山があるので、車の出入りや道路横断は要注意だが、通行する分にはいつもと変わらない。

その後、住宅地の小さな道でも路面が見えるようになった道も多い一方、
つるつるの所も(保戸野八丁)

除雪が上手い下手とかいろいろ言われるけれど、役所も業者も住民もがんばってはいる(ということにしておきたい)。
だけど、もうちょっとなんとかできるのではないかと思う道路があった。
大町二丁目。秋田ニューシティ跡地前(右が跡地)
通町から南へ伸びる、大町通り。27日、そのニューシティ跡地前に、片側車線を半分ほどふさぐように茶色い雪山ができていた。対面通行の道路なのに、これではすれ違いできないし、正規の停止位置で信号待ちすらできない。
元から歩道がない道路だが、歩行者はこちら側を歩けない。写真で分かるように、ニューシティ跡地の中はきれいに除雪されているから、歩行者は雪山のすき間をまたいで、敷地内を歩いたほうがずっと安全で歩きやすい。
反対側から
隣の日本銀行秋田支店前には、これほどの雪山はなく、ちょうどニューシティ跡地前にだけ雪山ができている格好。
ここは新屋線と割山線が通るバス通りである。路面の雪はきれいになくなっているのに、これはどういうことか。除排雪作業の途中で、仮に積み上げられているわけではない。この状態では除雪作業の意味がない。
除雪(というか排雪)するべきだと感じ、秋田市の除排雪コールセンターへ、初めて電話してみた。ところが2分12秒待っても「お待ちください」なのでやめたが、翌日にはきれいになくなっていた。

それにしても、仮にも秋田市中心市街地のバス路線がこの状態ってのは…
ここに建物があれば、こんなことにはならないでしょう。どうせ空き地だからと、雑に除雪したのだとすれば、あまりにヒドイやり方。跡地所有者の辻さんが市へ文句を言ってもいいくらいでは? そうそう、辻さん跡地利用計画はどうなっていますか?
あと、バス会社が市に除雪を依頼(というか要望というか、この状況だと「苦情」かな)することもできるのではないでしょうか。堂々と主張していいと思う。
【31日追記】秋田市が謳う「エイジフレンドリーシティ」とか「出かけたくなる中心市街地」といった面からしても、これではいけないでしょう。
原因としては「辻不動産がニューシティ跡地内を除雪した時、道路側に雪を捨てた」という可能性もあり得なくはないが、雪の重なり方や色からして、その可能性は低いと思う。やはり「道路除雪を受託した業者の手抜き&道路管理者である秋田市の監督不行き届き」が原因ではないだろうか。
除雪は「自助」や「共助」で対応できるものもあるかと思うが、この状態をそれらで解消するのは無理。むしろこれは「公助」ならぬ「公妨」では?(以上追記)


秋田北高校と東中横の奥羽本線の間、千秋中島町と千秋北の丸の境には、カーブした坂がある。
雪はないけれど…
現在、この坂は、
砂利道?!
以前は車道部分にもロードヒーティング(融雪装置)が設置されていたはずなのに、現在は舗装も配管もはがされて、路盤が出ている状況。おそらく積もった都度、除雪はしているのだろう。ぬかるみまではいかないものの、小さな水たまりができるなど、秋田弁でいう「やばっちい(汚い)」道。
融雪装置の更新工事が途中で止まってしまっているのだろうか。この時期にこうしなければならない必要があったのか。途中で止めるくらいなら、融雪が作動しなくても舗装したままのほうがよかったのでは?

この後の雪の状況はこちら
コメント (8)
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