広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

ずっと雨

2017-06-06 00:08:31 | 秋田の季節・風景
梅雨入り前なのに秋田市は6月1日から5日午前まで、ほぼずっと雨降り。アメダスのデータでは総計61.5ミリの降水。
風はあまり強くなく、雷やゲリラ豪雨のようなものもなく、三日三晩以上、しとしとと降り続けた印象。我が家の庭では、乾燥状態で眠っていたカタツムリたちが活動再開し、大量発生した。
3日以降は最高気温が10度台前半と4月並みで寒かった。
6月3日の二丁目橋付近。奥が上流
中心部を流れる旭川の水量も、年に何度かある大雨レベルまで水位が上がり、流れは早くなった。
「中島(指定)」水位観測所では、穏やかに増えて、穏やかに減っている。3日23時の1.96メートルがピーク。
水は濁ってはいるものの、ピークを過ぎてからは茶色い濁流ではなく、普段の雄物川中流部みたいな深い緑色の水だった。
6月4日の保戸野新橋・鑑の松。左奥は千秋公園。手前が上流
上の2つの写真は、いずれも中島(指定)観測所の近くで、ピークより30センチほど水位が低い状態。ピーク前後で水の色が違う。

さて、5月31日以降、秋田市のホームページや魁新報の秋田市広報板欄で、こんな告知がされた。
秋田市ホームページより
2009年から、国土交通省、県、流域8市町村が連携して、住民に参加を呼びかけて実施している、「雄物川流域一斉清掃」。
「一斉」の意味は、「8市町村が同時に」ということではなく、「それぞれの市町村ごとに(その自治体内で)同時に」ということらしい。
秋田市の場合、5月最後の日曜日の朝に、茨島の羽越本線の橋から秋田大橋の間で行われていた。保険の関係で事前申し込みが必要。近年は400~500人が参加している。
9回目の今年は、6月4日。5月28日は同じ場所で「雄物川総合水防演習」が開催されたので、遅れたのだろうか。

ところが、開催4日前になって、それが中止。
秋田市では「諸般の事情により中止」としか説明していない。
悪天候を見越したのかもしれないが、仮にそうだとしたら明確に「悪天候が予想されるため中止」とするだろう。※要項では「小雨決行」。
なんか不可解。
結果的にはあの雨の中でやらなくて正解だったけれど、気になる。
6月5日の雄物川・雄物新橋上流。左奥は大森山
雄物川はほんとうに増水した時は、広い河川敷まで水につかるが、今回はそうならなかったようで、草が青々と茂っていた。【6日追記】水の量や速さも、旭川ほど極端な変化はなかったようだ。旭川は雄物川水系ではあるが、源流は離れているし、写真の雄物川本流部分とは直接つながっていない。

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コメント (2)
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