秋田駅近く、広小路に面した千秋公園「大手門の堀」。最近の秋田市では「大手門堀」と「の」を抜いて表記することが多いようだ。
まだ木々も芽吹かず、寒い日も多い4月初めの光景
夏に咲き乱れるハスは、まだ葉っぱも出ていない。上の写真で道路寄り水面にぽつぽつと突き出ているのは、ハスより先に葉が出て開花するスイレン。お間違いなく。
さて、上の写真でお堀の中に白くて首が長い鳥がいる。サギだ。
「白鷺(しらさぎ)」と言うけれど、それは白いサギ複数種を指す総称。

以前から何度か取り上げているように、秋田市の勝平山にはサギの集団営巣地がある。そこにいるサギたちは、千秋公園や旭川など市街地の水辺に魚を捕りに来ることがある。
勝平山には、アオサギ、ダイサギ、ゴイサギの3種が住んでおり、いちばんよく見かけ、かつ警戒心が薄いのがアオサギ。人が近づいても、意識はするが平然としている。個体差もあるようだけど。(この記事など)
3種のうち白いのはダイサギ(大鷺=ただしアオサギよりは1回りほど小さい)。さらに細かく分けた亜種では、秋田で繁殖するのは「チュウダイサギ」のようだ。
ダイサギは田んぼで見ることはあるが、市街地にはほとんど来ない(アオサギが“来すぎて”いる?)ようで、アオサギより警戒心が強そう。
以前から大手門堀には、アオサギやダイサギはたまに来ていたが、いずれも広小路から離れた、人の手がとどかない場所に降りていた。そのほうが魚捕りに集中できるのは分かる。
ところが、大手門堀のこのダイサギは、かなり度胸が据わっている。
写真の通り、広小路歩道のすぐそばにいる。車や通り過ぎる歩行者は別として、立ち止まってカメラを構える人間に対しても、意識はして少し歩くものの、大きく離れたり飛び立ったりはしない。
アオサギでさえ、この距離なら飛んでしまうと思う。
水中を歩いているけど、またすぐ立ち止まる
冬の結氷していた時にも、開いた穴近くの氷上にたたずむダイサギがいたし、融けた後もわりとよく来ている。同じ個体なのだろう。ツキノワグマでは、人を恐れない「新世代」が現れているそうだけど…
あえて広小路近くにいるのは、スイレンの葉の下に隠れている魚を狙っているのかもしれない。
サギは夜目が効くそうで、アオサギはネオンまたたく(ほどでもないか)川反近くの夜の旭川で魚を狙っていることがある。ダイサギはどうだろうか。
ダイサギは今はくちばしや脚が黄色いが、間もなく繁殖期になると、婚姻色といって黒くなる(上記田んぼの記事参照)。目の周りの色も青くなる(チュウダイサギの場合)し、羽も換わるそうだ。
中土橋通りには、早くもババヘラアイスが出ていた。
ババヘラとダイサギ。どちらも獲物を待つ?!
ババヘラは、春分の日には既に出ていた(土日祝日のみ?)。魁の高校剣道の全国大会に来た選手たちや、暖かい日にはそれ以外にも買い求める人がいたが、まだ寒い日が多く、手持ちぶさたなことが多そう。

夏に咲き乱れるハスは、まだ葉っぱも出ていない。上の写真で道路寄り水面にぽつぽつと突き出ているのは、ハスより先に葉が出て開花するスイレン。お間違いなく。
さて、上の写真でお堀の中に白くて首が長い鳥がいる。サギだ。
「白鷺(しらさぎ)」と言うけれど、それは白いサギ複数種を指す総称。

以前から何度か取り上げているように、秋田市の勝平山にはサギの集団営巣地がある。そこにいるサギたちは、千秋公園や旭川など市街地の水辺に魚を捕りに来ることがある。
勝平山には、アオサギ、ダイサギ、ゴイサギの3種が住んでおり、いちばんよく見かけ、かつ警戒心が薄いのがアオサギ。人が近づいても、意識はするが平然としている。個体差もあるようだけど。(この記事など)
3種のうち白いのはダイサギ(大鷺=ただしアオサギよりは1回りほど小さい)。さらに細かく分けた亜種では、秋田で繁殖するのは「チュウダイサギ」のようだ。
ダイサギは田んぼで見ることはあるが、市街地にはほとんど来ない(アオサギが“来すぎて”いる?)ようで、アオサギより警戒心が強そう。
以前から大手門堀には、アオサギやダイサギはたまに来ていたが、いずれも広小路から離れた、人の手がとどかない場所に降りていた。そのほうが魚捕りに集中できるのは分かる。
ところが、大手門堀のこのダイサギは、かなり度胸が据わっている。
写真の通り、広小路歩道のすぐそばにいる。車や通り過ぎる歩行者は別として、立ち止まってカメラを構える人間に対しても、意識はして少し歩くものの、大きく離れたり飛び立ったりはしない。
アオサギでさえ、この距離なら飛んでしまうと思う。

冬の結氷していた時にも、開いた穴近くの氷上にたたずむダイサギがいたし、融けた後もわりとよく来ている。同じ個体なのだろう。ツキノワグマでは、人を恐れない「新世代」が現れているそうだけど…
あえて広小路近くにいるのは、スイレンの葉の下に隠れている魚を狙っているのかもしれない。
サギは夜目が効くそうで、アオサギはネオンまたたく(ほどでもないか)川反近くの夜の旭川で魚を狙っていることがある。ダイサギはどうだろうか。
ダイサギは今はくちばしや脚が黄色いが、間もなく繁殖期になると、婚姻色といって黒くなる(上記田んぼの記事参照)。目の周りの色も青くなる(チュウダイサギの場合)し、羽も換わるそうだ。
中土橋通りには、早くもババヘラアイスが出ていた。

ババヘラは、春分の日には既に出ていた(土日祝日のみ?)。魁の高校剣道の全国大会に来た選手たちや、暖かい日にはそれ以外にも買い求める人がいたが、まだ寒い日が多く、手持ちぶさたなことが多そう。