1週間前に見頃になった、秋田市のソメイヨシノ。先週半ばには雨が続いて、そこでほとんど散ってしまった。
これまでも何度か紹介した、秋田市中央部の南側、楢山・牛島地区の太平川沿いは、秋田市内では知られた桜の名所。
護岸が固められておらずカーブもある川に、大きな桜がのびのびと枝を伸ばしていて、ここならでは見応えがある。はっきり言って、千秋公園の桜よりもいい。
まずは雨が降り出した24日夕方近くの光景。
愛宕下橋から下流方向
今年も見事。
雨が降っているので見物人は少ない。地元による出店は営業してはいたようだが、この人出では…
さかのぼって百石橋から下流方向
スイセンと桜
ちょうちんに明かりが灯る
晴れて気温が上がったここ数日。
ソメイヨシノはほとんど散った
出店はテントだけ残っていて営業なし。冷たいものがほしい天候だけどババヘラアイスも来ていなかった。
商店街・旧道に架かる太平川橋から下流側では、ソメイヨシノに混じって別品種の桜がぽつぽつとあり、今は白い桜や八重桜などが遅れて見頃。さらに川面には、
散った花びらが浮かぶ「花筏(はないかだ)」
自然の河川形状が残る太平川では、場所によって水流の強弱の差が激しいようで、数か所に花筏が浮かび、それも場所によって濃淡が違っていた。
うっすらと花筏。対岸は白い桜が満開
ここは川幅いっぱいに花筏
この時点では、太平川橋より上流にはほとんど浮かんでおらず、橋より下流に多かった。猿田川との合流点の隅にも固まっていたが、そこより下流以降では確認できなかった。
左が太平川、右が猿田川
一気に海まで流れるというわけではなく、特定の場所に留まる傾向があるようだ。護岸で固められた川や水路ではこうはいかないだろう。
近年は、弘前公園外堀のびっしりと浮かんだ花筏がネットや報道でよく取り上げられている。SNSでの投稿や、主催者側による見頃を過ぎても訪れてもらおうという宣伝によって、広く知られたのだろう。
弘前公園のお堀は、桜が散る期間は水の流れを止めて、花筏ができやすくしているそうで、ある意味「作られた花筏」である(それが悪いと言うことではなく)。
一方、太平川は、川としてはいつもどおり流れているところにできる花筏。だから、花筏の濃淡もあり、水の流れを花筏によって感じることができる。これこそ、風流なほんとうの花筏と言えるのではないでしょうか。
やっぱり太平川の桜は好きだ。
ところで太平大橋の近くには、
ハナモモとボケ
これまでも何度か紹介した、秋田市中央部の南側、楢山・牛島地区の太平川沿いは、秋田市内では知られた桜の名所。
護岸が固められておらずカーブもある川に、大きな桜がのびのびと枝を伸ばしていて、ここならでは見応えがある。はっきり言って、千秋公園の桜よりもいい。
まずは雨が降り出した24日夕方近くの光景。
愛宕下橋から下流方向
今年も見事。
雨が降っているので見物人は少ない。地元による出店は営業してはいたようだが、この人出では…
さかのぼって百石橋から下流方向
スイセンと桜
ちょうちんに明かりが灯る
晴れて気温が上がったここ数日。
ソメイヨシノはほとんど散った
出店はテントだけ残っていて営業なし。冷たいものがほしい天候だけどババヘラアイスも来ていなかった。
商店街・旧道に架かる太平川橋から下流側では、ソメイヨシノに混じって別品種の桜がぽつぽつとあり、今は白い桜や八重桜などが遅れて見頃。さらに川面には、
散った花びらが浮かぶ「花筏(はないかだ)」
自然の河川形状が残る太平川では、場所によって水流の強弱の差が激しいようで、数か所に花筏が浮かび、それも場所によって濃淡が違っていた。
うっすらと花筏。対岸は白い桜が満開
ここは川幅いっぱいに花筏
この時点では、太平川橋より上流にはほとんど浮かんでおらず、橋より下流に多かった。猿田川との合流点の隅にも固まっていたが、そこより下流以降では確認できなかった。
左が太平川、右が猿田川
一気に海まで流れるというわけではなく、特定の場所に留まる傾向があるようだ。護岸で固められた川や水路ではこうはいかないだろう。
近年は、弘前公園外堀のびっしりと浮かんだ花筏がネットや報道でよく取り上げられている。SNSでの投稿や、主催者側による見頃を過ぎても訪れてもらおうという宣伝によって、広く知られたのだろう。
弘前公園のお堀は、桜が散る期間は水の流れを止めて、花筏ができやすくしているそうで、ある意味「作られた花筏」である(それが悪いと言うことではなく)。
一方、太平川は、川としてはいつもどおり流れているところにできる花筏。だから、花筏の濃淡もあり、水の流れを花筏によって感じることができる。これこそ、風流なほんとうの花筏と言えるのではないでしょうか。
やっぱり太平川の桜は好きだ。
ところで太平大橋の近くには、
ハナモモとボケ