広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

掃除用こまち?

2021-04-14 23:32:14 | 秋田のいろいろ
秋田駅にて。
これは?
秋田新幹線「こまち」のE6系電車、にしては…ずんぐりむっくり?
「AMANO」って?
短くて後ろにハンドルがある?

客を乗せて線路を走るものではない。秋田駅は秋田駅でも、いた場所は自由通路の片隅。
この正体は、
これでした!

と言っても、分からないかもしれません。

下に円形のブラシがあって、後ろのハンドルを人が押しながら進むことによって、床を清掃する機械。
「EG-1」という型式も表記があったので調べると、アマノ株式会社の「手押し式洗浄機」というもの。
アマノホームページより
「ポリッシャー」という名前が頭に浮かんだが、アマノでは別物として扱っている。
ホームページを見て解釈した限りでは、ポリッシャーは、清掃やワックスがけに使う、床面を「こする」機械のようだ。洗浄機は、水タンクと回収した水用タンクの2つを搭載していて、床を「水ぶきする」機械ということだと思う。
メーカーホームページの写真では、EG-1のボディカラーは白に一部黒。ボディのシルエットは同じで、これは作業時に前方を確認しやすい効果があるようだ。

この明らかにE6系を意識したデザインの洗浄機は、秋田駅中央改札口の外、自由通路の清掃に使われている。もしかしたら改札内でも使われているかもしれない。初めて見たのは昨年か、もっと前かも。
秋田駅改札内外、駅ビル内の清掃は、JR東日本秋田支社関連の企業が行っているはず。「JR秋田鉄道サービス 株式会社」かな。作業員の制服も、赤が使われてE6系をイメージさせられる。

そんなわけで、洗浄機の形状がE6系っぽいことに着目し、色を変えたのだろう。
メーカーに特注したのか、購入後にJR側で着色したのかということになるが、基本の白いのとは「AMANO」のロゴの位置が違うので、製造時からこの色だったのかもしれない。
 正面から見るとあまり似てない?
E6系をモチーフにした商品を製品化して市販するには、プロパティライセンスを取って「JR東日本商品化許諾済」を付けないといけない。
この洗浄機は、市販ではなく、JR自身が使うものだから、それは不要なんだろうか。

E6系洗浄機の“運用”(清掃が行われる場所や時間)は厳密には決まっていない感じがするし、目に付く場所で保管されているわけでもないはず。何台あるのか知らないけれど、目撃できたらラッキー。

ちなみに、本物は、
形状は似てるってほど似てもないか
赤の色味は少し違うようにも感じるが、違和感はない。下の赤は後ろに向かって細くなっているなど、意識して再現しているのだろう。

ほかの鉄道車両のデザインも、洗浄機にできそう。どこかにあるかな。
【2022年10月23日追記】2022年9月に山形駅へ行ったところ、秋田駅と同型らしき洗浄機で、山形新幹線「つばさ(E3系?)」柄のものが使われていた。

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2 コメント

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バフマシン (FMEN)
2021-04-14 23:40:10
自分は「バフマシン」という名前の印象が強いです、
丸スポンジを動かす。
あれ案外コツがいります。

それにしても、かっこいい。
パナソニックの真っ赤な掃除機をみたことがありますが、この鼻がいいのでしょうか?

予告通り、仁井田ネタかけてみました。
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コツ (taic02)
2021-04-15 00:39:32
バフマシンは初耳でしたが、ポリッシャーと同義でしょうか。
この洗浄機も、誰でも使いやすことを宣伝していました。やったことないですが、床面の形状とか勾配などに注意しないと、持っていかれてしまうのでしょうかね。

マックスバリュ泉店にいる、警備兼掃除ロボットは、事務機器のような色で角張ったデザインですが、こっちのほうが斬新ながら違和感もないような。
昭和50年代の掃除機は、安っぽいオレンジ色みたいなのはありました。今はデザインも光沢感も違って、40年の違いを感じさせられます。
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