秋田市の大雨その後。
土手長町通り(県道28号)の旭川護岸崩落現場。22日は、崩れた残骸が撤去され、大きな土のう(フレコンバッグ)が運びこまれていた。
25日
護岸代わりということのようで、川の中にフレコンバッグを積み上げ始めた。
26日
崩落面全面が覆われた。
6段積みか?
通行止めとなっている県道が、7月28日13時から開通することが決まった。川側の歩道は引き続き規制。また、増水して氾濫注意水位に達した場合は、通行止めする。【28日補足・現地を通る路線バスは、29日始発から。】
思ったより早い。8月3日~6日の竿燈まつりに合わせて、仮復旧を急いだということなのだろう。護岸表面の崩落だけで、道路下の土砂の大量流出などがなかったということかもしれない。
護岸を本復旧するとなると、主に川の中での工事かもしれないし、大掛かりになるのだろうか。【28日補足・歩道の復旧にはあと半年かかる見込みとのこと。】
【11月13日追記・本格復旧工事について】本復旧工事が始まることになり、2023年11月20日から北行き車道が終日通行止め・南行きのみの一方通行となる。路線バス上り便(牛島・有楽町→秋田駅西口方面等)の迂回は必至と思われる。報道によれば、来春2024年3月中旬まで継続し、西側歩道は引き続き通行止め。歩道の復旧は来春以降。→復旧工事についてはこちら。
水が溜まったという、秋田駅直下の自動車専用道路・秋田中央道路地下トンネル(県道62号)のほうが、再開に時間がかかってしまっている。外から見えないせいか、あまり報道されないけれど。【28日補足・トンネルは8月1日から、時間帯を区切って片方向限定で通行再開。午前西行き・午後東行き・夜間~早朝通行止め(工事)】
ところで、
崩落箇所の2ブロック上流・二丁目橋「那波家の水汲み場」対岸
護岸の高い位置に土砂がこびり付いているのは、増水の跡だろうが、同じ高さでも付着していない所も多い。違いは何?
ここの護岸も、構造や造られた時期は、崩落箇所と大差ないはず。どうしてあの箇所だけ、落ちたのだろう。素人考えでは、ほかの場所もいつか崩落してしまうのではないかと思ってしまう。ここも、
護岸の縁にヒビ・すき間ができたり、草が生えたりしているけれど
このすき間から水が入り込んで、ここの護岸も…とならないのだろうか。素人は心配になる。道路管理者かつ河川管理者である秋田県には、確実な点検・維持管理はもちろん、道路利用者や住民への説明もしっかりお願いしたい。
南大通り・五丁目橋交差点手前
しっかりした作りの、崩落地点を通り抜けできない旨の立て看板が何枚も設置されたが、意外に早く役目を終える。
現場南側一帯の看板は「竿灯通り方面へ通り抜けできません」、北側は「国道13号線方面へ~」となっている。
なお、正しくは「竿灯通り」でなく「竿燈大通り」。もっと言えば、竿燈大通りは秋田市が付けた愛称であって、道路管理者たる秋田県としては「山王大通り(広義の)」が本来。
毎年恒例「竿燈まつり会場」の看板は役目を果たせる
秋田市中央地域を南北方向に結ぶ主要な道路の1つである、土手長町通りが通行止めになったため(+中央道路トンネル通行止め)、周辺では休日や昼間でも、車の流れが滞りがちなポイントが発生している。
奥・新政のゲート手前が五丁目交差点。右手前は本町六丁目竿燈会の詰め所
大町通りの大町五丁目交差点より南側の1ブロック(大町六丁目)、新政・かき氷屋→新屋線上り・大町六丁目バス停→大町五丁目交差点の区間だけが、恒常的に渋滞するようになった。
多くの車が、大町五丁目交差点を左折して、新国道・山王五丁目交差点方向へ向かっており、それには青信号が短すぎるのが原因らしい。大町五丁目交差点を抜けるのに3回程度信号に引っかかってしまう【27日補足・時間にして5分はかかる】。新屋線など大町通りへ直進する車は、ここを過ぎればスムーズに流れる。
交わる横町通り側の青信号を短くすれば、今度は有楽町・南大通りから横町へ迂回した車が滞ってしまい、市内全体としては渋滞が悪化してしまうのだと思う。これもあと少しの辛抱か。
浸水地域の災害ごみ収集に注力するため、秋田市全域で、古紙を除く資源化物(資源ごみ)の収集が、7月21日から「当面の間中止」されている。
資源ごみ回収を担当する公益財団法人秋田市総合振興公社の、人と車を回すのだろう。
本来ならペットボトル回収日だった、浸水がなかった地域のごみ集積所。
1袋出されてしまっている ※秋田市ではつぶさず・ラベルをはがさず出してよい
ほかにも、1~3袋くらい出ている集積所がけっこうある。町内会長などに気の利いた人がいれば、収集中止の旨掲示を出しているところもあるが少ない。
中止の告知は、市のホームページ、テレビ、新聞ぐらいでしかされていないと思う。一人暮らしで多忙だったり、ニュースに関心がなかったりすれば、収集中止を知らなくても無理はない。避難情報だけでなく、こういう情報ももれなく伝える手段を考えないと。
【8月2日追記・8月7日から収集再開。】【8月7日追記・再開されたと思ったら、1週間後の8月14日から再度、当面の間中止。市ホームページでは「一日も早く災害ごみを収集するため」「災害ごみの収集を重点的に行うことといたしました。」としているが迷走。】【8月25日追記・9月1日から収集再開(再再開)。】
水浸しになった秋田駅東口は、今はその痕跡は目立たない。
それでも、東口バス案内所は休業中だし、
駅のエレベーターもエスカレーターも停止中
大雨の影響は、あちこちに残っている。
土手長町通り(県道28号)の旭川護岸崩落現場。22日は、崩れた残骸が撤去され、大きな土のう(フレコンバッグ)が運びこまれていた。
25日
護岸代わりということのようで、川の中にフレコンバッグを積み上げ始めた。
26日
崩落面全面が覆われた。
6段積みか?
通行止めとなっている県道が、7月28日13時から開通することが決まった。川側の歩道は引き続き規制。また、増水して氾濫注意水位に達した場合は、通行止めする。【28日補足・現地を通る路線バスは、29日始発から。】
思ったより早い。8月3日~6日の竿燈まつりに合わせて、仮復旧を急いだということなのだろう。護岸表面の崩落だけで、道路下の土砂の大量流出などがなかったということかもしれない。
護岸を本復旧するとなると、主に川の中での工事かもしれないし、大掛かりになるのだろうか。【28日補足・
【11月13日追記・本格復旧工事について】本復旧工事が始まることになり、2023年11月20日から北行き車道が終日通行止め・南行きのみの一方通行となる。路線バス上り便(牛島・有楽町→秋田駅西口方面等)の迂回は必至
水が溜まったという、秋田駅直下の自動車専用道路・秋田中央道路地下トンネル(県道62号)のほうが、再開に時間がかかってしまっている。外から見えないせいか、あまり報道されないけれど。【28日補足・トンネルは8月1日から、時間帯を区切って片方向限定で通行再開。午前西行き・午後東行き・夜間~早朝通行止め(工事)】
ところで、
崩落箇所の2ブロック上流・二丁目橋「那波家の水汲み場」対岸
護岸の高い位置に土砂がこびり付いているのは、増水の跡だろうが、同じ高さでも付着していない所も多い。違いは何?
ここの護岸も、構造や造られた時期は、崩落箇所と大差ないはず。どうしてあの箇所だけ、落ちたのだろう。素人考えでは、ほかの場所もいつか崩落してしまうのではないかと思ってしまう。ここも、
護岸の縁にヒビ・すき間ができたり、草が生えたりしているけれど
このすき間から水が入り込んで、ここの護岸も…とならないのだろうか。素人は心配になる。道路管理者かつ河川管理者である秋田県には、確実な点検・維持管理はもちろん、道路利用者や住民への説明もしっかりお願いしたい。
南大通り・五丁目橋交差点手前
しっかりした作りの、崩落地点を通り抜けできない旨の立て看板が何枚も設置されたが、意外に早く役目を終える。
現場南側一帯の看板は「竿灯通り方面へ通り抜けできません」、北側は「国道13号線方面へ~」となっている。
なお、正しくは「竿灯通り」でなく「竿燈大通り」。もっと言えば、竿燈大通りは秋田市が付けた愛称であって、道路管理者たる秋田県としては「山王大通り(広義の)」が本来。
毎年恒例「竿燈まつり会場」の看板は役目を果たせる
秋田市中央地域を南北方向に結ぶ主要な道路の1つである、土手長町通りが通行止めになったため(+中央道路トンネル通行止め)、周辺では休日や昼間でも、車の流れが滞りがちなポイントが発生している。
奥・新政のゲート手前が五丁目交差点。右手前は本町六丁目竿燈会の詰め所
大町通りの大町五丁目交差点より南側の1ブロック(大町六丁目)、新政・かき氷屋→新屋線上り・大町六丁目バス停→大町五丁目交差点の区間だけが、恒常的に渋滞するようになった。
多くの車が、大町五丁目交差点を左折して、新国道・山王五丁目交差点方向へ向かっており、それには青信号が短すぎるのが原因らしい。大町五丁目交差点を抜けるのに3回程度信号に引っかかってしまう【27日補足・時間にして5分はかかる】。新屋線など大町通りへ直進する車は、ここを過ぎればスムーズに流れる。
交わる横町通り側の青信号を短くすれば、今度は有楽町・南大通りから横町へ迂回した車が滞ってしまい、市内全体としては渋滞が悪化してしまうのだと思う。これもあと少しの辛抱か。
浸水地域の災害ごみ収集に注力するため、秋田市全域で、古紙を除く資源化物(資源ごみ)の収集が、7月21日から「当面の間中止」されている。
資源ごみ回収を担当する公益財団法人秋田市総合振興公社の、人と車を回すのだろう。
本来ならペットボトル回収日だった、浸水がなかった地域のごみ集積所。
1袋出されてしまっている ※秋田市ではつぶさず・ラベルをはがさず出してよい
ほかにも、1~3袋くらい出ている集積所がけっこうある。町内会長などに気の利いた人がいれば、収集中止の旨掲示を出しているところもあるが少ない。
中止の告知は、市のホームページ、テレビ、新聞ぐらいでしかされていないと思う。一人暮らしで多忙だったり、ニュースに関心がなかったりすれば、収集中止を知らなくても無理はない。避難情報だけでなく、こういう情報ももれなく伝える手段を考えないと。
【8月2日追記・8月7日から収集再開。】【8月7日追記・再開されたと思ったら、1週間後の8月14日から再度、当面の間中止。市ホームページでは「一日も早く災害ごみを収集するため」「災害ごみの収集を重点的に行うことといたしました。」としているが迷走。】【8月25日追記・9月1日から収集再開(再再開)。】
水浸しになった秋田駅東口は、今はその痕跡は目立たない。
それでも、東口バス案内所は休業中だし、
駅のエレベーターもエスカレーターも停止中
大雨の影響は、あちこちに残っている。
現在迂回運行中の「ぐるる」に雨の後乗車したのですが、私が利用したバス停には迂回の案内がなく、乗車後運転手さんから「迂回してますが目的地はどこですか?」と聞かれました。秋田市も大変かとは思いますが、公共交通機関への案内は何とか頑張ってほしいものです。
中核の道路や店舗が、意外と損壊が激しいのでしょうね。
刈穂橋東交差点の登町地下道も、そのようでした。水が引いても、点検・清掃が追いついていないのでしょうね。
大雪の時は、道路状況が刻々と変化して、それに応じたバス迂回の対応が大変だと思っていました。今回は、大雪ほど目まぐるしい変化ではないはずなのに、バス停での周知はあまりされていないように感じます。
>Unknownさん
秋田東中央支店が、仮復旧に2週間かかるまでの被害だったとは知らなかったです。
わずかな高低差や位置、建物の構造にもよるのでしょうが、各店舗も水害対策を考えていかないといけません。一般家庭もオフィスも同じですが。
まだ完全復旧ではないですが、通行止めの迂回してる人が多くて山王付近は渋滞が大変でした。
資源ごみ回収しない件はゴミ収集所に貼り付けるか広報あきたの表紙にでかでかと書いたら良さそうです。
業者は忙しくて貼り付けにこれないから、結局テレビなどでしつこく回収できないことを言うしかないと思います。
広報あきた中身私は見るけれど、見ない人は見ない。
そこにテレビも見ない、twitterも見ない人居る。
難しいですね。
町内放送流すような地域ならこういう時良かったかも。
竿燈による交通規制と重なれば、どんな事態になるか分からなかったでしょうね。
添川の土砂崩れ現場の状況がよく分かりませんが、仁別線と添川線の路線バスの運休が続いているのは気になっています。その分、秋田温泉線は混雑しているようなので。
人口30万の県庁所在地だけに、市民の素性やライフスタイルが多種多様で、全市民に伝えるのは相当難しいでしょう。
家庭ごみ収集の業者に、収集ついでに掲示を貼ってもらうという手はあるかもしれません。
>Unknownさん
8月1日から新国道~大町通り・大町五丁目が対面通行化ですね。
中央道路トンネルは、竿燈期間中は午後も西行きのみの一方通行になるそうです。
どういう交通状況になるか想像しにくいです。
東口案内所も29日から営業再開。
一部迂回がある太平線と、中央道路トンネル経由を除けば、大雨による路線バスの影響は解消されました。
これにより、秋田中央交通に於ける路線バスの影響は太平線の一部の迂回だけになったみたいです。
それから、その数分後の赤沼線の方は、10-04ではなくて、924が使われていたのを確認し、大型車両・中型ロング車で秋田中央道路のトンネルを経由する直通ルートの運用はないと確認しました(余談だが朝の飯島北発の東口行きも中型限定の可能性高い)。
では、大川反に14:54に到着した10-04は、車庫到着後、その次は一体どこへ向かわれるのでしょうか。
全体的に、もう少し分かりやすく案内してほしいと、改めて感じます。