先週末、少しだけ久々に弘前へ行って、「リゾートしらかみ」で帰ってきました。その話はまた後日として、今回は、青森県深浦町・千畳敷海岸の植物。
リゾートしらかみの一部列車は、千畳敷駅で15分間停車し、海岸を散策できる時間が設けられている。
2011年秋、2020年正月(海岸には行かなかったけど)に続き、3度目の体験。
ブナ編成
千畳敷駅ホームの反対側の段丘は、前回来た時は、“氷のカーテン”で覆われていたが、今回は緑で覆われていた。
この日は雨上がりのくもり。
砂は湿っていて、ところどころ水たまりもあった。そこを歩き回って、そのまま車内へ戻るのだから、車内の床の清掃は手間なことでしょう。玄関マットでもあればいいのだけど。
これまでと変わらない風景だと思いつつ、列車へ戻ろうとすると、大きな岩の一部に目が留まった。
中央に緑色!
岩の途中に植物が生えている。しかも緑色でない色も見える。
ズーム
中央の背の高いのはギシギシ。右にピンク色の丸い花、左にそのつぼみ。
ネギの仲間の「アサツキ」だ!
秋田では、若芽を「ヒロッコ」として食べるため栽培もされるが、野生ではこんな所に生えるのか。
別のもっと大きな岩に目を転じると、
上のほう
さらにたくさんの草と花。
下はアサツキがたくさん咲き、上のほうはオレンジ色。
デジタルズーム
オレンジ色のはユリ。スカシユリ(エゾスカシユリ?)ではないだろうか。
緑が濃い時期の千畳敷は初めてだったが、新たな一面を見られた。
リゾートしらかみは、乗り遅れ防止のため、発車3分前に警笛を大きく長く鳴らす。
前回は、列車が遅れて8分停車に短縮されたせいか、放送での事前告知はなく、いきなり鳴ったのでびっくりした客もいた。
今回は、千畳敷到着時前、堺正幸さんの自動放送で、散策時間があることとともに「3分前に汽笛を鳴らしますので」遅れないようにとのフレーズが流れた。車掌の肉声放送では「3分前に3度」と案内があったほか、実際に鳴らす直前には、ホームに降りて、近くにいた乗客たちに「間もなく大きな音が鳴りますので、ご注意ください」と声をかけてくれた。
※いつの間にか、つがる運輸区(旧弘前運輸区ほか)は「弘前統括センター」に、東能代運輸区は「東能代統括センター」に改組・改称されていた(弘前が2023年、東能代が2022年?)。リゾしらの乗務は従来通り、車掌が鰺ケ沢駅、運転士が深浦駅で交代しており、千畳敷駅時点では車掌東能代・運転士弘前の組み合わせのはず。
それと千畳敷海岸には、民宿や土産店・食事処が多少あって、以前のリゾしら停車時には、呼び込みをしてイカ焼きなどを売っていた。2020年正月でも、そのうち1店の人だけは手を振って見送ってくれた。
ところが今回は、呼び込みどころか営業しているかどうかさえ怪しい雰囲気だった。平日だったからかもしれないが。乗客はそこそこいて、営業していれば飲み物くらいは売れたでしょうに(車内での販売体制も変化したので後日)。
弘前の話は続く。
リゾートしらかみの一部列車は、千畳敷駅で15分間停車し、海岸を散策できる時間が設けられている。
2011年秋、2020年正月(海岸には行かなかったけど)に続き、3度目の体験。
ブナ編成
千畳敷駅ホームの反対側の段丘は、前回来た時は、“氷のカーテン”で覆われていたが、今回は緑で覆われていた。
この日は雨上がりのくもり。
砂は湿っていて、ところどころ水たまりもあった。そこを歩き回って、そのまま車内へ戻るのだから、車内の床の清掃は手間なことでしょう。玄関マットでもあればいいのだけど。
これまでと変わらない風景だと思いつつ、列車へ戻ろうとすると、大きな岩の一部に目が留まった。
中央に緑色!
岩の途中に植物が生えている。しかも緑色でない色も見える。
ズーム
中央の背の高いのはギシギシ。右にピンク色の丸い花、左にそのつぼみ。
ネギの仲間の「アサツキ」だ!
秋田では、若芽を「ヒロッコ」として食べるため栽培もされるが、野生ではこんな所に生えるのか。
別のもっと大きな岩に目を転じると、
上のほう
さらにたくさんの草と花。
下はアサツキがたくさん咲き、上のほうはオレンジ色。
デジタルズーム
オレンジ色のはユリ。スカシユリ(エゾスカシユリ?)ではないだろうか。
緑が濃い時期の千畳敷は初めてだったが、新たな一面を見られた。
リゾートしらかみは、乗り遅れ防止のため、発車3分前に警笛を大きく長く鳴らす。
前回は、列車が遅れて8分停車に短縮されたせいか、放送での事前告知はなく、いきなり鳴ったのでびっくりした客もいた。
今回は、千畳敷到着時前、堺正幸さんの自動放送で、散策時間があることとともに「3分前に汽笛を鳴らしますので」遅れないようにとのフレーズが流れた。車掌の肉声放送では「3分前に3度」と案内があったほか、実際に鳴らす直前には、ホームに降りて、近くにいた乗客たちに「間もなく大きな音が鳴りますので、ご注意ください」と声をかけてくれた。
※いつの間にか、つがる運輸区(旧弘前運輸区ほか)は「弘前統括センター」に、東能代運輸区は「東能代統括センター」に改組・改称されていた(弘前が2023年、東能代が2022年?)。リゾしらの乗務は従来通り、車掌が鰺ケ沢駅、運転士が深浦駅で交代しており、千畳敷駅時点では車掌東能代・運転士弘前の組み合わせのはず。
それと千畳敷海岸には、民宿や土産店・食事処が多少あって、以前のリゾしら停車時には、呼び込みをしてイカ焼きなどを売っていた。2020年正月でも、そのうち1店の人だけは手を振って見送ってくれた。
ところが今回は、呼び込みどころか営業しているかどうかさえ怪しい雰囲気だった。平日だったからかもしれないが。乗客はそこそこいて、営業していれば飲み物くらいは売れたでしょうに(車内での販売体制も変化したので後日)。
弘前の話は続く。
ついでながら、私も青森からの帰途、「リゾートしらかみ4号」に乗ったのですが、五能線内で強風のため徐行と抑止の繰り返しとなり、秋田到着が3時間近く遅れる(青森→秋田が約8時間!)という、大変な目に遭いました。
秋田支社管内は、他支社と比べるとフリーきっぷが貧弱だと感じますが、その中で五能線フリーパスはお得ですよね。秋田~弘前の片道だけでも元が取れますから。
五能線の悪天候による運休は切っても切れない(?)ものですが、途中での足止めとなると、ほんとに大変でしたね。
今回乗ったのも4号でしたが、曇り空ながらおおむね順調でした。