広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

巣立ち後/河川通路工事

2021-07-12 21:47:37 | 秋田の季節・風景
全国各地でピンポイントの大雨被害が出ている。秋田県内でも、11日夜~12日未明にかけて秋田市、12日昼に由利本荘市で、それぞれ6時間や12時間の降水量で観測史上最大を記録。
秋田市では、短時間の豪雨というより「強い雨が長く降り続けた」感じがした。雷も鳴ったが、風は弱かった。
人的被害はないようだが、道路の冠水や家屋の浸水が散発。明田地下道や南通など、川と直接関係なさそうな場所も被害があった。
旭川は、今回も旭川ダムの威力なのだろう、濁って水位が上がった程度で済んでいる。梅雨はまだ続くので安心できない。



秋田市の土手長町通り(県道233号~28号。本件は28号区間のみ)の街路樹に、いくつかカラスの巣が作られたらしく、道路管理者の秋田県秋田地域振興局建設部(に委託された業者?)が、立て看板を設置していた。
7月初めには、それが増備され、CDまで吊り下げられた。

それが、遅くとも7月9日までに、すべての看板が撤去された。
看板とCDを増設したわりにあっけなかったが、巣立って、歩行者の安全が確保されたということか。

それと同時に、二丁目橋交差点・みずほ銀行前では、
(再掲)看板があった頃

看板撤去後
信号柱のすぐ後ろにあったイチョウが1本、伐採されてしまった。カラスが巣立つのを待って行ったのか。
こちら側に4本あったイチョウのうち、いちばん大きく枝を伸ばした木で、カラスが営巣するのを確認していた。

信号機の視認や銀行駐車場の出入りに支障がある位置ではない。一見、健康そうだったが、状態がよくなかったということか。
切り株
道路がこの形に整備されたのは、昭和40年代のはずなので、50年前後はここにあったはず。年輪もそれ以上はある。
土手長町歩道橋から
【13日追記】みずほ銀行宝くじ売り場にとっては、西日よけの役目を果たしてくれていた木だったかもしれない。

再掲)2002年3月。みずほはまだ第一勧銀、奥は農林中金
再掲写真は落葉時なので存在感がないが、周りの建物のほかに、今回また、少しだけ風景が変わった。

【13日追記】五丁目橋交差点側では、ケヤキの木の太い枝が剪定されていた。巣立ちを待って、樹木の手入れを行ったことになる。

翌2022年は、土手長町通りにはどこにもカラス注意の看板は設置されなかった模様。2023年、2024年も同様。




この機会に、秋田県管轄の河川の話も。
二丁目橋からさかのぼった対岸、保戸野の旭川右岸。保戸野新橋の少し上流の河川管理用通路(歩行者通行可)で、5月末頃に、通行止めを含む工事が行われていた。
なぜか○○を××しています形式の看板はなかったが、通行止め予告には「護岸補修工事」とあった。

秋田市長公舎跡にできた保育園、その隣の保戸野街区公園、さらに反対隣の別の保育園付近。
工事現場 ※対岸の木に関する記事
道路同様、秋田県の河川管理体制には疑問を感じており、ここの通路でも、アスファルト舗装にいくつか穴が開いていた。上の写真のコーンが並んだ辺り。
通路の隅なので、足を取られることはないが、何年もそのままだったのが、やっと直してくれるようだ。ちなみにど根性水仙もここから少し離れた同じ通路だが、未確認。
公園寄りでは、
通行止め
ここでは目立った不具合はなかったと思うが、保戸野新橋へ抜けられなくされていた。
ただ、上の写真右手前から、保戸野街区公園の中へ入ることができ、公園正面側~市道(道幅狭く注意)と迂回可能。

今は、
工事が終わった
部分的に新しく舗装されている。以前は未舗装だった部分もあるはず。
目新しいのは、オレンジ色のラバーコーン(ポールコーン、車線分離標)が設置されたこと。

川と反対側の路肩に15本ある。
通路の外側に、浅いながら側溝があり、そこに向かって傾斜があるので、人や自転車が転落しないようにという配慮かもしれない。
でも上の写真のように、傾斜と側溝は、コーンが設置されなかった部分にも続いている。
設置された箇所で通路がややカーブし、公園出入口もあるので、人とぶつからないよう注意喚起の意味もあるのか。

通路から街区公園裏への出入口。特に表札などはない
保戸野街区公園は、2010年度末にバリアフリー工事が行われた。園内の段差がなくなり(元からさほどなかった?)、通路部分はクッション素材になった。
しかし、裏口とはいえ河川管理用通路との接続部は、クッション路面がぷっつりと途切れ、川に向かってちょっとした上り坂。基本的に昔と変わっていない。
クッション路面までが公園(秋田市管理)で、斜面を含むそうでない所は河川敷(秋田県管理)なのだろう。
公園内から
斜面部分は、上の通行止の写真に写っているように、工事前は土で、通路のアスファルトと多少段差があった。
今回の工事では、ラバーコーンのほか、坂の部分に砂利が敷かれるか、樹脂製の凹凸のあるシートで覆われるかして、段差(傾斜はそのまま)はおおむね解消。砂利の方を歩けということっぽいが、シート部分も歩いてしまえる。そんなに耐久性がなさそうなシートで、いつまで持つか疑問。

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2 コメント

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ブンブンブンハチが飛ぶ (あんなか)
2021-07-15 02:12:44
こういう街路樹、雰囲気や木陰が出来で宜しいのですが
アシナガバチが巣を作っていたりして
何の落ち度も無いのに通りがかっていきなり襲われる事もあるので気を付けています。
アシナガバチはまだ気性が大人しい部類で良いのですが
アシナガバチの巣を襲うスズメバチが寄りついたりしますね。
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街路樹の周りに (taic02)
2021-07-15 23:21:20
ムクドリ集結の声とフンの被害なんかもあります。街路樹は人以外の動物も集まるようで、カラスに襲われるのはまだマシかもしれません。
ハチは頭付近の低い位置が要注意ですね。これから秋にかけて危ないシーズンでしょう。
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