秋田市中心市街地、通町の商店街。
秋田駅方向から行くと、広小路の突き当りを右折、旭川岸の土手長町通りを進み、左折して通町橋を渡ると、通町。現在の地名としては、北側が保戸野通町、南側が大町一丁目。
大町側の橋のたもとが、“一丁目一番地”1号のかまぼこ屋さん。その隣はすぐに小さい交差点で、星辻神社(だるま祭りは今年も中止)がある川反通りと交わる。
おそらく年度末から年度初めにかけて、その曲がり角に新たなアイテムが登場した。
通町橋を背に。赤い←のところ
上の写真では小さく見えるが、徒歩でも、車でも充分目に入り理解できるサイズ。
こんなもの。
「← 秋田市まちなか観光案内所(旧大島商会 店舗)」
黒に近い茶色地に、白文字。フォントは(ニューじゃない)ロダンか。
明治建築の秋田初の百貨店だったレンガ造りの建物を、道路拡張工事のため大町六丁目から一丁目へ移築して、観光案内所(秋田観光コンベンション協会事務所)とした建物が、2021年4月にオープンしていた。その誘導表示ということになる。案内所の性格上、主に徒歩の観光客向けということになろう。
たしかに、ここを通り過ぎたら迷ってしまうから、ないよりはあったほうがいいでしょう。
通町での道案内といえば、この1ブロック先、セブン-イレブンの丁字路交差点。2018年春に1本だけ、赤れんが郷土館とねぶり流し館へ誘導する道標が新設された。
設置以前は、ねぶり流し館に行こうとしてここで戸惑う人を複数回見ているので、設置した効果は大きいと考える。
どうせなら、今回の案内所への誘導も、同じ道標は(小さいから)適切でないとしても、同じ面でねぶり流し館なども案内するようにすれば、より分かりやすく親切だと思うのだが。
そして、2018年にさらなる改善要望として指摘した(実際に秋田市へ要望済み)ことがあるのだが、未改善で、かつ今回の案内所の誘導でもそれと同じ問題点がある。
秋田駅から、ねぶり流し館や秋田市まちなか観光案内所へ行こうとして、通町まで来てしまうのは、その時点で少し遠回り。行き過ぎていて、もっと手前で曲がるべきなのだ。※土手長町~通町は歩道に融雪装置が入っているので、積雪時は安心という利点はある。
最短は、1つ手前の一丁目橋を渡り、すぐ右折するルート。どれも小さい道なので、やはり迷う人がいるが、この経路には一切案内が出ていない。
一丁目橋。ここに「←秋田市まちなか観光案内所、ねぶり流し館」があるべき
【5月8日追記】一丁目橋を渡って、川反通りへ右折する交差点角には、電柱広告の形で案内所への誘導が出ていた(2021年度早々に設置されていたかと思う)。ただ、その前の段階の一丁目橋で曲がり損ねないための誘導がないのだから、あまり意味はなさそう。
ちなみに、通町まで行くとしても、
通町橋。やはり何もない
スマホや紙の地図、人に尋ねるなど他の手段もあるが、看板や道標を設置するのならば「途切れない案内」にしないと意味がない。
最後に、今回設置された看板について。
看板は、道路の歩道の植え込み部分にささっている。看板を設置したのは秋田市だと思われるが、ここの道路は秋田県道。
看板には設置管理者名を示す表示は見当たらない。もし、破損などしても連絡先が分からない(案内所へ言えばいいか)。
看板裏面
裏面は横方向に8本も棒が入っていて、やけに頑丈そう。
看板がささっている植え込みには、ツツジが植えられていたはずだが、今はない。看板設置に際して抜かれてしまったか、と考えたが違った。Googleストリートビューをさかのぼれば、もともとは確かにツツジがあった。しかし、2015年8月~2020年頃の間になくなっている。跡には地元の人たちが植えたのか、アジサイや複数の草花が植わっていた。今回はそのアジサイと草花がなくなったと思われる。
そして、この看板がある場所。以前は、植え込み以外は何もなかったかと思ったが…
(再掲)2014年7月撮影。ちょっと遠いですが
40km/hの速度制限と駐車禁止の道路標識が立っていた!
現在、これら道路標識は、1つ先の街路灯(通町バス停手前。植え込みはなし)の手前に移設されている。※実はこの記事2枚目の写真に写っています。
今回の看板設置と入れ違いに移設されたかどうかは不明だが、ストリートビューによれば2020年10月時点では残っていた。
でも、ほかに、規制区間の開始点とも言える場所に立つ標識を、あえて奥へ移設する理由はなさそう。案内所の看板を立てるために、秋田市が、秋田県警へ標識移設をお願いして、秋田県と設置場所の調整をしてということがあったのだろう。
※この案内板のその後。
秋田駅方向から行くと、広小路の突き当りを右折、旭川岸の土手長町通りを進み、左折して通町橋を渡ると、通町。現在の地名としては、北側が保戸野通町、南側が大町一丁目。
大町側の橋のたもとが、“一丁目一番地”1号のかまぼこ屋さん。その隣はすぐに小さい交差点で、星辻神社(だるま祭りは今年も中止)がある川反通りと交わる。
おそらく年度末から年度初めにかけて、その曲がり角に新たなアイテムが登場した。
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上の写真では小さく見えるが、徒歩でも、車でも充分目に入り理解できるサイズ。
こんなもの。
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黒に近い茶色地に、白文字。フォントは(ニューじゃない)ロダンか。
明治建築の秋田初の百貨店だったレンガ造りの建物を、道路拡張工事のため大町六丁目から一丁目へ移築して、観光案内所(秋田観光コンベンション協会事務所)とした建物が、2021年4月にオープンしていた。その誘導表示ということになる。案内所の性格上、主に徒歩の観光客向けということになろう。
たしかに、ここを通り過ぎたら迷ってしまうから、ないよりはあったほうがいいでしょう。
通町での道案内といえば、この1ブロック先、セブン-イレブンの丁字路交差点。2018年春に1本だけ、赤れんが郷土館とねぶり流し館へ誘導する道標が新設された。
設置以前は、ねぶり流し館に行こうとしてここで戸惑う人を複数回見ているので、設置した効果は大きいと考える。
どうせなら、今回の案内所への誘導も、同じ道標は(小さいから)適切でないとしても、同じ面でねぶり流し館なども案内するようにすれば、より分かりやすく親切だと思うのだが。
そして、2018年にさらなる改善要望として指摘した(実際に秋田市へ要望済み)ことがあるのだが、未改善で、かつ今回の案内所の誘導でもそれと同じ問題点がある。
秋田駅から、ねぶり流し館や秋田市まちなか観光案内所へ行こうとして、通町まで来てしまうのは、その時点で少し遠回り。行き過ぎていて、もっと手前で曲がるべきなのだ。※土手長町~通町は歩道に融雪装置が入っているので、積雪時は安心という利点はある。
最短は、1つ手前の一丁目橋を渡り、すぐ右折するルート。どれも小さい道なので、やはり迷う人がいるが、この経路には
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【5月8日追記】一丁目橋を渡って、川反通りへ右折する交差点角には、電柱広告の形で案内所への誘導が出ていた(2021年度早々に設置されていたかと思う)。ただ、その前の段階の一丁目橋で曲がり損ねないための誘導がないのだから、あまり意味はなさそう。
ちなみに、通町まで行くとしても、
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スマホや紙の地図、人に尋ねるなど他の手段もあるが、看板や道標を設置するのならば「途切れない案内」にしないと意味がない。
最後に、今回設置された看板について。
看板は、道路の歩道の植え込み部分にささっている。看板を設置したのは秋田市だと思われるが、ここの道路は秋田県道。
看板には設置管理者名を示す表示は見当たらない。もし、破損などしても連絡先が分からない(案内所へ言えばいいか)。
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裏面は横方向に8本も棒が入っていて、やけに頑丈そう。
看板がささっている植え込みには、ツツジが植えられていたはずだが、今はない。看板設置に際して抜かれてしまったか、と考えたが違った。Googleストリートビューをさかのぼれば、もともとは確かにツツジがあった。しかし、2015年8月~2020年頃の間になくなっている。跡には地元の人たちが植えたのか、アジサイや複数の草花が植わっていた。今回はそのアジサイと草花がなくなったと思われる。
そして、この看板がある場所。以前は、植え込み以外は何もなかったかと思ったが…
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40km/hの速度制限と駐車禁止の道路標識が立っていた!
現在、これら道路標識は、1つ先の街路灯(通町バス停手前。植え込みはなし)の手前に移設されている。※実はこの記事2枚目の写真に写っています。
今回の看板設置と入れ違いに移設されたかどうかは不明だが、ストリートビューによれば2020年10月時点では残っていた。
でも、ほかに、規制区間の開始点とも言える場所に立つ標識を、あえて奥へ移設する理由はなさそう。案内所の看板を立てるために、秋田市が、秋田県警へ標識移設をお願いして、秋田県と設置場所の調整をしてということがあったのだろう。
※この案内板のその後。
このネタを知ってる人は同年代。と言いますか年齢がもろバレですね。
通町は良く歩いているのですが案内看板に気が付かなかったです。
人間ってそういうものかもしれませんね。
僕もよく通りますが、いつの間にかできていましたね。向かい側から遠目に見た時に気付きました。