🌸生物はなぜ誕生したのか(2)
☆地球に最初に現れた自己複製能力を持ったRNA分子
*ウイルスのようなものだったのかもしれない
☆生物と無生物の大きな違い
*単独で存在でき、それ自身で増えることができるかどうか
⛳自己を複製し変革する細長い分子
☆材料が揃っても、生命誕生までは、まだ次元が異なるくらいの距離がある
☆最大の壁は「自己複製」の仕組み(生物の定義の自身のコピーを作る)
*生物では、卵や精子の遺伝物質DNAが、親から子への自己複製が行われている
☆最初にできた遺伝物質の候補
*RNA(リボ核酸)で単純な構造の物質
*DNA(デオキシリボ核酸)とほぼ同じ構造
☆RNAは、自身と同じものを作り出し自己編集で
*さまざまな種類のものを作り出す能力を備えている
⛳「正のスバイラル」が奇跡を呼んだ
☆遺伝子物質に奇跡的なイベントが起こった
☆自己複製型のRNA分子
*より増えやすい配列や構造を持つRNA分子に進化した
*材料を独占し他の分子が出来にくくなる
*自己編集によって効率よく増えるもの同士が繋がる
*生産性がより高い(よく増える)分子が資源を独占してしまう
*生き残るような連続反応の「正のスパイラル」が
*RNAを「進化」させ、生物誕生の基礎を作ったと推定される
☆正のスパイラルが起こり続けるためには
*常に新しいものを作り出す安定した材料の供給が必要となる
*一番の供給源はRNA自身
*RNAは反応性に富む分、壊れやすく作ってはすぐに分解される
*分解されたRNAが新しいRNAの材料となる
☆「作っては分解して作り変えるリサイクル」
*「死」の意味を考えていく上で重要まイベントである
⛳無生物と生物の違い
☆連続した化学反応で自己複製する分子だけでは生命ではない
☆生き物の中で、もっとも作りがシンプルなのは細菌の仲間
*生態系および地球環境の維持になくてはならない存在
*何処にでもたくさんいる細菌は、地球生物の上台を支えてい
☆ウイルスとは
*ウイルスは遺伝物質(DNAやRNA)とタンパク質の殻からなる
*ウイルスは、宿主の細胞に寄生しその中で自己複製する
*自分だけでは生きられないので「無生物」に分類されている
*ウイルス自身、エネルギーや「タンパク質」を作ることができない
*タンパク質の合成は、リボノームという遺伝情報の「翻訳装置」が行う
*ウイルスはそれを持っていない
☆コロナウイルスの例
*ウイルスRNAは、宿主細胞のリボソームを使う
*自身を増やしタンパク質を合成します
☆新型コロナウイルスの治療薬のアビガンやレムデシビル
*抗ウイルス薬はこの酵素の役割を阻害する
☆宿主内で増えたRNA
*宿主のリボソームを使って、子ウイルスを作りたんぱく質を合成する
*ウイルスは細胞内で数百倍にも増えていく
☆ウイルスは、宿主の細胞の分泌作用を利用して細胞外に放出される
*他の細胞に取り込まれたり、飛沫などで体外に拡散する
*ウイルスは、自己を複製するので「生物的」だが、細胞の外では「無生物」
*エネルギーの消費も生産もしないという点では「物質的」
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