慶喜

心意気
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生物はなぜ絶滅するのか3(細菌増殖、効率化の時代へ)

2022年03月09日 | 学び

🌸生物はなぜ絶滅するのか3(細菌増殖が効率化の時代へ)

メジャーチェンジからマイナーチェンジの時代ヘ

 ☆DNA物質としては脆弱で太陽からの紫外線が当たると

 *チミン(T)が並んでいる配列ではお互いに強く結合そのままだと

 *DNAの複製がそこで止まってしまう

 *宇宙から飛んでくる放射線はもっと強力で。DNAをスパッと切断する

 *細胞は、炭水化物を燃やしてエネルギーを作り出す

 *そのときに出る活性酸素によってもDNAが酸化され変質してしまう

 (DNAの複製時に配列が変化し、遺伝情報が変わってしまう)

 ☆DNAの脆弱な性質は、「正のスパイラル」が進行してきて

 *細胞の機能が複雑化してくると細胞を1から作り変えるような全面的な変更

 *効率の良い「増殖マシーン」を作りにくくなった

 *DNAを直す仕組みがでてきた

 ☆DNAの2本鎖という性質が非常にプラスに働いた

 ☆DNA1本が切れても、もう一方の鎖を手本にして、元に戻すことができる時代へ

 *DNA”ガラガラポン”の時代から、マイナーなチェンジをする時代へと移っていく

 ☆このマイナーチェンジの時代は今でも続いている

最後のメジャーチェンジ1(真核細胞の出現)

 ☆ここまでの話は、地球に最初に現れた細菌(バクテリア)などのできごと

 ☆細菌は「原核生物」と呼ばれている

 *核やミトコンドリアなどの細胞内小器官を持たないシンプルな細胞です

 *シンプルさ故に細菌の増殖速度は他の生物に比ベ速く適応性能力に優れている

 *地球環境の土台を作っているのは細菌です

 ☆原核生物に最後のメジャーチェンジ的な2つの変化が起きた

 *DNAの複製やリボソームによるタンパク質の合成といった細胞の基本はできている

 *「生命」という括りで考えればマイナーチェンジ

 ☆原核生物の共生による「真核細胞」の誕生

 *真核細胞は原核細胞とは違い、細胞は大きく、DNAは核に収納されている

 *酸素呼吸を行うミトコンドリアや、光合成を行う葉緑体を持っている

 *何種類かの原核細胞が融合して作られ、いろんな組み合わせがあったと想像される

 ☆現在でも生き延びているのは、ミトコンドリアと葉緑体が共生したもの

 *ミトコンドリアは、酸素呼吸を行うプロテオバクテリアという細菌だった

 *共生後も自前のDNAを維持している

 ☆共生により、現在全ての真核細胞はミトコンドリアを持ち酸素呼吸が行える

 *まさに細菌に支えられている

 *葉緑体は、光合成で酸素と栄養を作るシアノバクテリアという細菌だった

 *これが共生した細胞はやがて植物細胞となる

 *やはり光合成光エネルギーを生産している

最後のメジャーチェンジ2(多細胞生物の出現)

 ☆共生で登場した真核細胞は、効率良く栄養を作ることができるようになる

 ☆2つ目の「チェンジ」は多細胞化

 ☆細胞は、生活環境の違いで2つの分かれ道があった

 *変わらない環境にそのまま棲み続けて、そこから離れられなくなったもの

 (大昔の姿のままで存在し進化の袋小路にはまったもの)

 *同じ環境にとどまる競争には参加せず、他に追いやられた細胞

 *これらは環境に合わせて多様な性質を獲得して生き延びてきました

 ☆そのうちの一部は、共生に活路を見出し真核細胞となり「多細胞生物」となる

 *次に分裂で増えた細胞がそのまま塊を作り寄り添って生活を始めました

 *最初は単なる塊だったが、それぞれの細胞が集団の中で役割を持ち始めた

現存する生物からも、当時の変化を推察することができる

 ☆クラミドモナスは、葉緑体を持ち光合成する緑藻の仲間

 *ベン毛で水中を移動する単細胞真核生物

 ☆クラミドモナスは1匹(単細胞)で暮らしています

 *これとよく似たテトラバエナは4っの細胞が集まり

 *ゴニウムは8個、16個の細胞がゼラチン状の物質に包まれてくっついて生きている

 *分裂で増えたクローンが1つの個体を形成しています

 *ゴニウムまでは、特に細胞間の明確な役割分担はありません

 *さらに進化が進んで登場したと考えられるボルボツクス

 *500個以上の細胞を持ち、内部には子孫を作ることに特化した生殖細胞も登場している

 *個体(集団)場所によって細胞の機能が違う

 *多細胞化には個体全体で、細胞数の調節が必要、この遺伝子がその役割を担っている

 (がん細胞の増殖との関連最近言われている)

                         (敬称略)                                     
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生物はなぜ絶滅するのか3(細菌増殖が効率化の時代へ)

(『生物はなぜ死ぬのか』記事より画像引用)

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SNS衝撃(普通の若者を犯罪へ誘う)

2022年03月09日 | 犯罪

🌸SNS衝撃(普通の若者を犯罪へ誘う)

 ☆共通テスト不正や警察署襲撃など

 ☆真偽不明の情報に惑わされ人生を棒に振る行為に手を染めてしまう危険が

中継役の男を介して東大生に解答依頼

 ☆女子大生は任意聴取で語った

 *「成績が上がらずに魔が差した」

 *大学入学共通テストスマホを利用してカンニングを試みた

 ☆女子大生は試験中、袖に隠したスマホで「世界史B」の試験問題

 *動画撮影し、「中継役」のシステムエジニアの男に送信した

 *中継役の男が東大生に送信し解答を依頼した

 *SNSの普及で、不正行為は誰もが簡単にできる時代になった

 ☆女子大生と中継役の男マッチングサイトで知り合い殆ど面識がなかった

 ☆今回の件から分かるのは、若者の善悪を判断する能力の低下

 *SNSが不正や犯罪へのハードルを低くし軽い気持ちで

 *犯罪に手を染める若者が増加している

 *”性善説”に基づいた新型コロナ持続化給付金詐取も同様である」

 (多くの大学生が個人事業主に成り済まし100万円を詐取した)

高校生側の主張が拡散し若者集結

 ☆ネット上にもう一人の自分がいる感覚なのだろう

 *「ツイッター」や「インスタグラム」で評価されることに喜びを感じ

 *ネットで話題になるために旅行や食事に出かけ写真を撮影し投稿する

 *主従関係は現実世界よリネット上の方が上なのだ

 ☆自分が興味のあるSNSコミュニティの中で

 *同じバイアスがかかった情報ばかりに接するため、それが全てだと勘違いする

 ☆沖縄県でもSNSを大きな要因とした事件が発生した

 *約400人もの若者が沖縄警察署を取り囲み襲撃したのだ

 ☆発端はバイクに乗った高校生と警察官が接触し

 *高校生が右目眼球破裂の大怪我をしたことだ

 *高校生の友人が「警察官にボコボコにされた」と投稿し拡散した

 *沖縄署への抗議の模様をSNSでライブ配信すると瞬く間に若者が集結した

 ☆警察庁関係者は述べる,、「まるで全共闘時代のような話だ」

 *当時と異なるのは、若者に思想性はなくSNS上の”空気”に流され暴徒化したこと

フェイク動画が現実に影響も

 ☆普通の若者がSNSで同調し、真偽不明な情報に惑わされ犯罪者になる可能性がある

 ☆沖縄の事件、SNSで容易に世論、大衆の行動をも誘導できることを示している

 ☆公安関係者は危惧する

 *中国もこの動きを今後の沖縄での反権力的闘争に利用できると考えたはずだ

 ☆長期的に反日自虐思想や共産主義思想を広めるまでもなく

 *SNSの一時的な話題で十分暴動を起こせるということだ

 ☆外国勢力によるSNSを利用した世論誘導・情報工作今後も活発化する

 ☆AIを利用した音声合成で

 *政治家や有名人の言動を捏造したフェイク動画も作成できる時代だ

 *現実の政治に影響を与える事態が近い将来起きるだろう

 ☆真偽不明の情報が溢れる現代、取材・編集を経た情報に価値が生まれる

 *ネット上でも信頼できる媒体で確認する習慣をつけ

 *情報を選別する眼力を養う必要がある

                         (敬称略)                                     
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(『THEMIS3月号』記事、ネットより画像引用)
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アフリカが経済発展から取り残された要因2

2022年03月09日 | 地政学

🌸アフリカが経済発展から取り残された要因2

アフリカの容易ではない民主化への道

 ☆アフリカ諸国は、独立を果たし始める

 *各国間の国境はかつての列強の領上分割をそのまま引き継いだ

 *国内に多様な部族を抱え込み国民国家の成立を困難にさせ内戦の要因にもなった

 *多くの国が独立当初こそ民主主義を標榜した

 ☆統治の難しさから、軍事政権が台頭

 *米ソ両国は自陣営にアフリカの国々を引き込む為、軍事政権を支援した

 ☆冷戦が終結すると、先進国は今度はアフリカ諸国に対して

 *援助と引き換えに民主化を求たが、これは容易ではなかった

 ☆多くの国が独裁政権から多党制へと移行していった

 *アフリカでは政党が地域や部族を基盤として成立したため

 *政党間の対立が激化し内戦に発展するケースが多く見られた

アフリカ連合(AU)の発足

 ☆アフリカ連合紛争の予防・解決を担う機関として機能し始めた

 *以前と比べれば紛争は減少傾向にある

 ☆天然資源や商品作物を輸出することで、経済発展を遂げる国も現れ始めた

アフリカの独立楽観はできない

 ☆アフリカでは近年、中国が各国に多額の貸付を行い始めている

 ☆中国は、債務国に対して、ガバナンスの改善等を求めない代わりに

 *利子等の融資の条件が厳しいのが中国の特徴

 ☆中国の影響下にあるアジアの国々と同様

 *アフリカ諸国も中国の「債務の罠」に陥る危険性がある

                         (敬称略)                                     
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