🌸生物の死に方5(脊椎動・ネズミ)
⛳大きさで寿命が決まるネズミ的死に方
☆小型の野生のマウスで「食べられて死ぬ」タイプ
☆小型の野生のマウスで「食べられて死ぬ」タイプ
*ネズミは実験室で飼うと2~3年生きる
*野生では、生きられる期間数ヵ月
☆ハツカネズミは生後わずか2ヵ月で成長・成熟
☆ハツカネズミは生後わずか2ヵ月で成長・成熟
*20日間の妊娠期間で4~5匹の赤ちゃんを出産
*年に何度も出産する
*野生のハツカネズミ、何年も生き延びたら町中ネズミだらけになる
⛳「進化が生き物を作った」点よりハツカネズミの生き方
☆彼らの生き残り戦略(ハツカネズミ生き残れた理由)
*天敵に食べられて死ぬ確率を減らすために
*食べられる前にで早く成熟して
*多数の子供を残すような性質を持ったものが生き残った
☆そのトレードオフ(引き換え)で
☆そのトレードオフ(引き換え)で
*小型なネズミは長生きに関わる機能(抗がん作用)等
*又抗老化作用に関わる遺伝子の機能を失っていった
*食べられて死ぬので彼らにとって長生きは必要ない
☆中型や大型のネズミの寿命
*中型のハリネズミの寿命は約10年
*大型のビーバーは約20年生きる
*体長が大きくなれば寿命も延びる
⛳大型ネズミが長寿になった要因
☆他の生物から食べられにくくなる
*長生きするほうがより子孫を多く残せたから
☆大型ネズミの仲間
*「食べられる死に方」から「寿命を全うする死に方」に変化した
*捕食されなくても、老化して自分で餌が捕れないので死んでしまう
☆大型ネズミ
☆大型ネズミ
*顕著に身体の能力が低下した老齢期のようなものない
*ピンピンコロリな死に方
⛳超長寿、ハダカデバネズミ的死に方
☆ハダカデバネズミ
☆ハダカデバネズミ
*小さいが食われて死なないタイプ
*体長は、ハツカネズミとほぼ同じ大きさ
*寿命は、ハツカネズミの10倍以上の30年
*ネズミの仲間では最長
☆ハダカデバネズミが長寿になった理由
☆ハダカデバネズミが長寿になった理由
*天敵が少ないためだけではない
*ハダカデバネズミは、低酸素の生活環境で住んでいる
*ハダカデバネズミは、低酸素の生活環境で住んでいる
(普通のネズミは酸素がなくなると5分程度で死ぬ)
(ハダカデバネズミは20分以上生きていられる)
*体温も非常に低く体温を維持するエネルギーが少なくていい
*食べる量も少なくてすむ(省エネ体質)
☆省エネ体質のさらに有利な点
☆省エネ体質のさらに有利な点
*エネルギーを生み出すときに生じる副産物の活性酸素が少ない
(活性酸素は、生体物質を酸化し地老化促進物質)
*活性酸素少ないと、細胞の機能を維持する上で有利
☆ハダカデバネズミの長寿の原因となる特徴
*哺乳類では珍しく「真社会性」をとる生き物
☆真社会性とは
*ミツバチやアリなどの昆虫で見られる女王を中心とした分業制
*ハダカデバネズミは100匹程度の集団で暮らす
*1匹の女王ネズミのみが子供を産む(ミツバチの女王バチと同じ)
*女王以外の個体は、それぞれ仕事を分業している
*分業により仕事が効率化し1匹あたりの労働量が減少する
☆「真社会性」による労働時間の短縮と分業によるストレスの軽減
☆「真社会性」による労働時間の短縮と分業によるストレスの軽減
*寿命の延長に重要だった
*分業が高度化・効率化し更に寿命が延びた
☆ハダカデバネズミの死に方
*若齢個体と老齢個体でその死亡率にほとんど差がない
*年をとっても元気のない個体がいない
*何が原因で死ぬのかはわかっていませんが
*死ぬ直前までピンピンしている
*ピンピンコロリで理想的な死に方
(敬称略)
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⛳出典、『生き物はなぜ死ぬのか』
生物の死に方5(脊椎動・ネズミ)
(『生き物はなぜ死ぬのか』記事より画像引用)