🌸生物の絶滅する5(次の生物を作りあげる材料)
⛳大量絶滅の後に起こること
☆大量絶滅は、人類・地球にとっても、不幸以外の何ものでもない
☆しかし最悪の人類の大量絶滅後のシナリオも考えておくべきでしょう
☆地球に多細胞生物が誕生した10億年前から5回の大量絶滅が起こった
☆大量絶滅が起こると、その後に生物相が大幅に変化する
*「〇〇代」という地球史の年代名が変わる
☆最近に起こった大絶滅は6650万年前、中生代末期白亜紀
*生物種の約70%が地球上から消えた
*大絶減の原因は、メキシコに落ちた巨大隕石と言われている
*隕石の衝突の影響で大規模な津波や火災が発生、急激に地球の環境が変化した
*気温も下がり、降り注ぐ雨は酸性化し、川に海に大地に容赦なく降り注ぐ
*植物が減り、大量の食料を必要とする大型の恐竜や昆虫などが死んだ
*次に温暖化が進み、さらに多くの種が絶滅に追いやられた
☆生き延びたのは小型の生物
*彼らは恐竜の死体などからも栄養を得て
*体が小さい利点を生かし穴の中などで寒さ暑さをしのいでいた
*その中には私たちの祖先である小型の哺乳類もいた
☆彼らに新たな進化のチャンスが訪れ、新生代(現)の幕が開く
⛳絶滅による新たなステージの幕開け
☆恐竜などに占められていた生活場所に、別の生き物が時間をかけて適応
*進化してその場所で生活できるようになる
☆爬虫類でもトカゲのような小型のもの
*食料不足に比較的強く、さらに小型化して生き残りました
☆小さな哺乳動物も、気候の変化に比較的強く、生き残ることができた
*恐竜という天敵がいなくなり、新天地で多様化・大型化が急速に進む
*人類の祖先も、この頃に誕生したネズミに似た夜行性の生き物だった
☆哺乳類は爆発的に増え、競争が起こり生き残って増える「変化と選択」で
*瞬く間に多種多様な哺乳動物が現れた
☆サルの仲間である霊長類も現れた
*恐竜をはじめ多くの生き物が死んでくれたおかげで
*哺乳類の時代へと移ることができた
☆絶滅による進化が、新しい生き物を作った
*このときの大量絶滅は人類にとり、悪いことではなかった
☆現在進行中の絶滅の時代も、新しい地球環境に適応した新種が現れて
*地球の新しい秩序ができ上がっていくのです
*主役から脇役に変化した「元人類」
*別の生き物として生き残っているのかもしれません
*絶滅の連鎖が進行していく過程はかなり悲惨です
⛳ヒトのご先祖は果物好きなネズミ
☆現代人が地球上に登場した過程
*人類は、ネズミに似た小さな夜行性の哺乳類でした
*特徴は、ネズミよりも体の割には脳と前足が大きかった
*虫や葉っぱを食べながら敵のいない本の上で生活していた
*恐竜がいなくなり、夜行性である必要がなくなった
*昼行性となり、さらに行動範囲を広げることもできた
*果実を豊富にとることができるようなる
*霊長類の祖先は、体内でビタミンCを作る遺伝子を偶然失う
☆霊長類の祖先は、目の色覚に関する遺伝子は1つ 増えた
*夜行性の時代2色色覚(赤と青)の2つの遺伝子
*緑の波長に反応する遺伝子が生じ色覚が向上した
*果実がより見つけやすくなった
☆霊長類の祖先は、身体の変化はDNAに起こった
*赤(L遺伝子)と緑(M遺伝子)の間、組換えで配列の交換が起こりやすい
*赤と緑の区別がしにくくなるが、その分明暗がわかりやすくなる
⛳絶滅によって支えられているもの
☆このような変化と選択による進化は、実際にはそんなに簡単ではない
*最低でも数十万年、又数万世代の時間をかけて
*その間に多くの個体が生まれて死んで、成し遂げた変化です
☆より細かな色覚を手に入れた昼行性の霊長類、分かれ道に差し掛かかる
*そのまま樹上で生活し森の王者を目指す道又地上に下りる道
*この選択には、地理的な条件が大きく影響した
☆2つのグループに分かれて進化した霊長類(樹木生活と地上生活)
☆地上生活には危険が多いが多様性のおかげで
*逃げ足が速いか隠れるのがうまい「賢いサル」の誕生
*「油断したら襲われる状態」が数百万年続き
*生き残った個体がヒトヘと進化した
☆多様性の中での大多数の個体の死があって徐々に変化してきた
*「変化ー選択」のサイクルで、現存の生き物が結果的に誕生し存在している
☆ターンオーバーに次ぎ「進化が生き物を作った」
*生物を作り上げた進化は〈絶滅=死〉
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