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心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

ヒトの死に方9(老化を早める遺伝子)

2022年03月28日 | 生物
🌸ヒトの死に方9(老化を早める遺伝子)

老化が速く進行する病と原因遺伝子
 ☆ヒト早期老化症という寿命が短くなる潜性(劣性)遺伝病
 ☆潜性とは
 *遺伝子を父、母の両方から受け継がないと症状として現れてこない
 *父、母どちらかから顕性(優性)の遺伝子を受け継いだ場合
 *「潜んで」表に出てこない
 ☆ヒト早妊老化症
 *通常思春期頃から急速に老化が進行し50歳ほどで亡くなる場合が多い
 *主要なものとしては7種類の早期老化症が知られている
 ☆原因遺伝子もすでにわかっている(除くダウン症)
 *全ての原因遺伝子は、DNAの傷を直す修復酵素の遺伝子の変異
 *DNA修復がうまくできなくなることで、老化が速く進む
 
早期老化の原因は「DNAの傷」
 ☆早期老化症である色素性乾皮症(潜性遺伝病)
 *皮膚がんが通常の2千倍の頻度で生じる
 *原因遺伝子は、DNAの修復に関わっている
 *DNAに紫外線が当たると、DNAの複製もそこで止まつてしまう
 *DNAの複製が止まると、DNAが切れてしまう
 *相同配列を利用して修復するが、間違ったところに入り込み
 *正しく修復できないで変異を起こすこともある
 *「DNAの傷」は太陽の光を浴びると何万ヵ所も生じる
 *遺伝子に変異のある色素性乾皮症では
 *傷の除去修復作用が弱まり
 *DNAの傷が残ってしまって変異が起こり
 *がんや細胞老化が生じやすくなる
 ☆コケイン症候群
 *同様、皮膚が過敏に反応してしまう潜性遺伝病です
 ☆ハツチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群
 *早期老化症が成人から50歳くらいまで生きられるが
 *この症候群では子供の頃亡くなってしまう
 *原因遺伝子、ラミンAという細胞の核膜の内側に張り付くタンパク質
 ☆ダウン症候群
 *卵細胞ができるときに染色体がうまく分離できずに
 *21番染色体が受精卵で3本になり短命です
 ☆以上の様に、DNAの傷が細胞および個体の老化を誘導している

進化によって獲得された老化(まとめ)
 ☆細胞が分裂を繰り返すとゲノムに変異が蓄積
 *がん化のリスクが上がるので、これを避けている
 *免疫機構や老化の仕組みを獲得して、細胞の入れ替えが可能となった
 *これで若いときのがん化はかなり抑えられる
 *それでも55歳くらいが限界
 ☆55齢くらいからゲノムの傷の蓄積量が限界値を超え始める
 *異常な細胞の発生数が急増し
 *それを抑える機能を超え始め、そこからは病気との闘い
 *進化で獲得した(55歳)を超えて、ヒトは長生きになってしまった
 ☆老化のメカニズムは全て解明されてはいない
 ☆テロメアの短縮が起こりにくい幹細胞
 *DNAに傷がつき老化が促される
 *結果として個体を死に導いている
 ☆老化が死を引き起こす現象は、ヒトに特徴的である
 *「進化が生き物を作つた」
 *老化もヒトが長い歴史の中で、生きるために獲得してきたもの
                     (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典『生物はなぜ死ぬ』









ヒトの死に方9(老化を早める遺伝子)
『生物はなぜ死ぬ』記事他ネットより画像引用)
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野村克也監督の座右の銘

2022年03月28日 | 学び
🌸野村克也監督の座右の銘

 ☆人間が最低限持っていなければならない3つの要素
 ☆「節度を持て」・「他人の痛みを知れ」・「問題意識を持て」

野村氏、社会人野球・シダックスのGM兼監督へ就任時
 ☆シダックスGM兼監督の新生活がスタートしグランドへ向かう
 *車を降り、ゆっくりとグラウンドへ歩を進めた
 *「おはようございます!」と待ち構えたナイン
 *腹の底から大きな声であいさつした
 ☆野村監督の最初の言葉
 *「1通も新年のあいさつが届かなかった」訓示が始まった
 *「人間的成長なくして技術的進歩なし」が野村の持論
 *話題は野球から離れ、選手たちの年末年始の習慣へと及んだ
 ☆野村の到着時
 *「俺を見て下さい」と目をギラつかせていた男たち、下を向いていた

野村氏のミーティングが大事な理由
 ☆野村は毎朝、練習球場に到着すると、ナインを集めて訓示を行った
 *話題は野球以外にもおよび、時には人生論や生き方も訓示した
 *野村克也はこういう人間だと、理解してもらわなきゃいけないんだ
 *ミーティングの場は凄く大事で
 *俺にとって毎日毎日が勝負なんだ
 *車の中で『きょうはどんな話をしようか』と考えてくるんだと
 ☆プロでも名将と呼ばれた男
 *自分たちとのひとときを「勝負」と捉えてくれている
 *男たちの間に緊張感が走った
 ☆プロ時代から重要視していた2月のキャンプ
 *「1年の計はキャンプに有り」ヤクルト監督時代の野村語録である

「ノムラの考え」に書かれていること
 ☆野村のキャンプ名物
 *プロ時代から夜間のミーティングである
 *昼間は限界まで体をいじめ抜き、夜は座学で頭を鍛える
 *教材となるのはオリジナルのテキスト「ノムラの考え」
 ☆指南書のユニークな点
 *戦略や戦術よりも先に「人間的成長なくして技術的進歩なし」で
 *『信』は万物のもとをなすといった人生論
 *「いい仕事」をするためには技術向上だけではいけない
 *我々の一日の中心軸は『仕事』で、仕事なくして人生は考えられない
 ☆我々の仕事は、結果至上主義の世界
 *『いい仕事をする』『いい結果を出す』ためには
 *技術だけを磨く取り組み方だけでは。成長は大して望めない
 *『専門家意識』を根底に持つことによって
 *知識欲や探求欲が旺盛になり
 *専門家として恥じない人間形成をしていくようになる

人間が最低限、持っていなければならない3つの要素
 ☆テーマは主に人間学、謙虚とは
 *相手より常に一段低いところに自分の身を置くこと
 ☆人間が最低限、持っていなければならない3つの要素
 *「節度を持て」
 *「他人の痛みを知れ」
 *「問題意識を持て」
                     (敬称略)                                     
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⛳出典、『PRESIDENTonline』





野村克也監督の座右の銘
(『PRESIDENTonline』他より画像引用)
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警察官僚(官邸・霞が関「情報戦」に勝つ)

2022年03月28日 | 官僚
🌸警察官僚(官邸・霞が関「情報戦」に勝つ)

 ☆安倍・菅政権で権力を誇った杉田、北村両氏のポスト
 ☆警察官僚引き継ぐ

新聞記者への「不信」が目立つ
 ☆最近の読者から新聞記者への不信・不満のコメント多い
 ☆新聞・テレビ記者の中には
 *自分が報道の”裏方”を忘れたかのような振る舞いをする人が増えた
 *そんな記者の一人、東京新聞の望月記者
 *『新聞記者』の書名で、彼女は菅氏とのやり取りまで書いた
 ☆『新聞記者』原作とした同名ドラマ
 *動画配信サービス『ネットフリックス』で始まった
 *霞が関関係者からの批判が止まない
 *劇中で描かれる「内閣情報調査室」(内調)など明らかにおかしい

官房長官に請われて官邸入り
 ☆内調のルーツは終戦直後の昭和27年に設置された
 *各省・機関でバラバラだった情報を集中し
 *分析整理する情報機関の必要性が叫ばれ
 *現在の警察庁を中心に組織された
 ☆内調いまも警察庁の力が強い
 *現トップの瀧澤情報官、北村元国家安全保障局長から引き継いだ
 ☆官邸でも警察庁の存在感が目立つ
 *昨秋、官僚トップの内閣官房副長官を務めた杉田和博氏が退任
 *後任は二転三転し、本命の栗生元警察庁長官(警察66年)が就任
 *杉田氏も情報力を駆使し「官邸の守護神」と呼ばれてきた人物

「サイバー局」創設も追い風に
 ☆警察庁にとって追い風になるのは
 *岸田政権の「新しい資本主義」予算案に
 *「諜報機関体制の強化」が組み込まれたことだ
 *公安調査庁の予算も増額された
 ☆警察庁は、サイバー犯罪に対応するため「サイバー局」を創設した
 *北朝鮮などを仮想敵国とし
 *今後は欧州刑事警察機構や国際刑事警察機構との連携を図る計画
 *国際共同捜査への参加も進めていく方針
 ☆日本国内でもサイバー事案が激増しているが
 *問題はそのスピードに現場が追い付いていないことだ
 ☆内調内部でも警察庁の力が強まり
 *各省庁からの出向者の不満も高まっている
 ☆数年前にある内調職員の醜聞がメディアで報じられた
 *「リークしたのは当時の同僚だった」といわれている
 ☆警察庁は、サィバー局創設で国際的な犯罪に立ち向かうだけでなく
 *現場レベルの引き締めも必要だ
                      (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典『THEMIS3月号』


警察官僚(官邸・霞が関「情報戦」に勝つ)
(『THEMIS3月号』記事より画像引用)
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