慶喜

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生物はなぜ絶滅するのか2(RNA・DNA)

2022年03月08日 | 科学

🌸生物はなぜ絶滅するのか(復習)

そもそも生物はなぜ誕生したのか?

 ☆度重なる偶然が起こり、より効率的に増えるものが生き残る

 ☆死んだものが材料を供給する「正のスパイラル」の結果生命が誕生した

 ☆現在の地球の美しさを支えるもの

 *ミラクルが重なることで生まれた多様な生き物が存在し

 *それらが常に新しいものと入れ替わる「ターンオーバー」です

 *繰り返されるターンオーバーと「進化」と言うこともできます

 *進化が生き物を作り、この地球上の生命を支えているのです

 ☆「進化が生き物を作った」という視点

 *「生物はなぜ死ぬのか」の重要なポイントです

 ☆なぜ多様な生き物が誕生できるのか

 *遺伝子の変化と絶滅(死)による選択が多様性を支えている

 *生物の絶滅と多様性、深い繋がりがある

「変化と選択」

 ☆最初はたった1つの細胞が、偶然、地球に誕生した

 ☆現在現存している生き物

 *DNAを遺伝物質としてタンパク質を合成するシステムが共通している

 *元となったオリジナルの細胞は1つであることがわかる

 ☆最初に誕生した1つの細胞(生物)の周り

 *多数の「試作品」的な細胞のようなものがありました

 ☆原始の細胞は、徐々に存在領域を広げていく

 *その中で効率良く増えるものが「選択」的に生き残り

 *「変化」が起こり、いろんな細胞ができる

 *効率良く増えるものが生き残る「変化と選択」が繰り返された

 ☆栄養(材料)の奪い合いを避けるため

 *集団から離れた細胞のほうが生き残りやすいという選択も働いた

 ☆長い「変化と選択」の繰り返しの結果、多様な細胞(生物)ができた

 *具体的には遺伝物質DNAの変化として起こりこれを「変異」と呼ぶ

変化(変異)と選択による生き物の多様化の本質を支えたもの

 ☆生き物が大量に死んで消えてなくなる「絶滅」です

 *選択されて生き残った生物もそのまま安泰というわけではない

 *別の生物に取って代わられ絶滅します

 *死んだ生物は分解され、回り回って新しい生物の材料となる

 ☆ターンオーバー

 *新しい生物が生まれることと古い生物が死ぬことが起こって

 *新しい種ができる「進化」が加速する

 *容赦ない生物界の”リストラ”が進化の原動力です

 

🌸DNAとRNA、似たもの同士が存在する理由

生物の世界を牛耳る最大の法則「進化」での「変化と選択」

 ☆DNAは「変化」の部分を担当する

 *DNAは、糖、塩基、リン酸がひも状に繋がりRNAとほぼ同じ構造

 *含まれる糖の種類が違う

 *DNAは2本鎖のらせん構造をとりやすく

 *RNAよりも安定していて分解されにくい

 *RNAは不安定な分、反応性に富んでおり

 (自己複製や編集をしたり他のRNAやタンパク質などとも結合しやすい)

 ☆DNAのうち、遺伝情報を持っている部分を遺伝子と呼ぶ

 *DNAが折り畳まれた構造を染色体と呼ぶ

 *DNAが遺伝情報たらしめているのは塩基と呼ばれる化合物の並び順

 ☆DNAの塩基には4つの種類があり、3つで1つのアミノ酸を指定する

 ☆メッセンジャ(mRNA)と呼ばれるRNA

 *タンパク質合成装置リボソームへ運搬RNA(tRNA)を呼び込む

 *次々にmRNAが指定したアミノ酸がtRNAによって運び込まれる

 *それが繋げられてタンパク質が作らる

太古には、壊れやすく反応性に富んだRNAが遺伝物質として使われていた

 ☆壊れやすいRNAは、タンパク質と結合することで安定化されていたと推定される

 ☆最近、細胞質やDNAを包む核の中にある「液相体」と呼ばれる塊が注目されている

 *機能の一つはリボソームを組み立てる工場です

 *細胞内のミトコンドリアの表面にくっついている液相体

 *遺伝子のサイレンシングという転写を抑える働きをしています

 *液相体はRNAが遺伝物質としての太古の名残かもしれません

 ☆やがてRNAの糖が変化したDNAができた

 *DNAのほうが安定でしかも2本がくつついた二重らせん構造

 *たくさんの遺伝情報を持つことができる

 *結果、RNAに変わってDNAが選択されて使われるようになった

                         (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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⛳出典、『生物はなぜ死ぬのか』
 
生物はなぜ絶滅するのか2(RNA・DNA)
(『生物はなぜ死ぬのか』記事より画像引用)
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アフリカが経済発展から取り残された(1)

2022年03月08日 | 地政学

🌸アフリカが経済発展から取り残された(1)

アフリカが、南北に長いことが不利に

 ☆アフリカは様々な地政学的なハンデを抱えている

 *政治の安定や経済発展を実現するうえで、常に足かせとなってきた

 ☆アフリカ大陸の北部には、サハラ砂漠が横たわっている

 *サハラ砂漠の北側と南側では、地理的環境が大きく異なる

 ☆サハラ砂漠から北に位置する北アフリカ

 *小麦や大麦などの農作物が北アフリカ一帯に広がり

 *人々は豊かな生活を享受することができた

 ☆サハラ砂漠から南に位置する南アフリカ

 *北アフリカとは気候が大きく異なる

 *栽培化可能な植物が少なく家畜化可能な動物にも恵まれていなかった

 *他地域からの文化や技術の移入という点でも、不利な地理的環境にあった

 ☆南アフリカ北はサハラ砂漠に阻まれ

 *西には大西洋、東にはインド洋が広がっている

 *孤絶した環境にあったため、文化面でも世界から取り残されてしまった

アフリカが「奴隷の生産地」となる

 ☆15世紀、サハラ以南のアフリカとヨーロッパ世界との接触が始まった

 *アフリカは天然資源に恵まれた大陸であり

 *ポルトガル人たちが最初に目をつけたのも金だった

 *奴隷も有力な「商品」であることに彼らは気がついた

 *当初奴隷はポルトガルからヨーロツパ域内に輸出された

 *その後、アメリカ大陸のプランテーションを支える労働力で送り出される

 ☆15世紀以降、奴隷にされた,アフリカ人数千万人とされている

 *アフリカは奴隷貿易によつて膨大な労働力を奪われ発展の機会を失った

 ☆19世紀末、第二次産業革命が進展すると

 *ヨーロッパ列強はアフリカの豊富な天然資源に目を向けた

アフリカ「無主の地」とみなされる

 ☆アフリカにおける列強間の植民地獲得競争が加速

 ☆列強各国により開催されたベルリン会議ではアフリカは「無主の地」とされた

 *先に占領した国が権利を主張できるとする「占有権」が確認された

 *ヨーロッパ列強は、部族の多様性を無視し自分たちの都合で領土を分割した

                         (敬称略)                                     
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アフリカが経済発展から取り残された(1)
(『新地政学』記事より画像引用)
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岸田政権を揺さぶる菅派結成ヘ

2022年03月08日 | 政治

🌸岸田政権を揺さぶる菅派結成ヘ

 ☆菅義偉ー安倍晋三&佐藤勉(麻生派)と謀を

 ☆「反岸田」議員が結集し政局ヘ

首相の甘さが官僚の増長招く

 ☆自民党内で、菅義偉前首相の存在感が際立ってきた

 ☆岸田文雄首相が新型コロナワクチンの追加接種に手間取る中

 *菅氏が役所をコントロールし2回接種を進めた手腕が再評価されている

 ☆自民党内での岸田政権の評価

 *甘さは霞が関の官僚を見ればよくわかるとの声があがっている

 *官僚が勝手に重大な政策変更を決め、後付けで報告するケースが目立つとの声も

 ☆自民党内でも「菅待望論」が起き、菅氏も動き出した

 ☆前政権の失敗は、自身の派閥がなかったことに加え

 *氏を支援した二階派が党内では弱小派閥だったことだ

 ☆菅氏は、安倍氏への接近で安倍派へのラブコール

河野太郎氏が「派中派」形成す

 ☆菅氏との関係改善もあるのか、最近の安倍氏は表情も明るい

 ☆菅氏がコントロールできる国会議員は既存派閥の中にも多い

 *党内第2派閥の麻生派では、菅氏に近い河野太郎氏を中心に

 *中堅、若手が”派中派″を形成している

 *彼らは、麻生太郎副総裁の意向に逆らい総裁選で河野陣営に加わった

 ☆麻生派幹部の佐藤勉前総務会長が派を離脱した

 *「菅グループ立ち上げに向け麻生氏と袂を分かった」との見方

 *佐藤氏は、首相と連携を深める麻生氏に不満を募らせていた

二階、石破(森山)が大同団結ヘ

 ☆佐藤氏は菅氏と当選同期で親しく、菅氏が総務会長に抜擢した経緯もある

 ☆麻生派内では「反岸田勢力」が一斉離脱するの憶測も出ている

 ☆佐藤氏の麻生派離脱は、党内第2派閥の分裂につながる

 ☆新たに菅派が誕生すれば、岸田政権を揺るがす本格的な政局になる

 ☆二階派も、武田前総務相が菅氏と頻繁に会合を重ねている

 ☆石破茂元幹事長の石破グループ(約10人)も菅氏と連携する

 ☆岸田政権はコロナ失政で内閣支持率も下落を始めた

 ☆菅氏が安倍氏と連携し官邸サイドを揺さぶる可能性は高い

 ☆復権を狙う菅氏のリベンジマッチはすでに始まっている

                         (敬称略)                                     
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岸田政権を揺さぶる菅派結成ヘ
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憂国の国際人新渡戸稲造2(世界を見た知性)

2022年03月08日 | 宗教

🌸憂国の国際人、新渡戸稲造2(世界を見た知性)

新渡戸は国際連盟事務局次長を辞任、帰国の途についた

 ☆日本に帰国した新渡戸は、日本の迷走の中で苦闘する

 *満州事変を契機として軍部の力は大きくなる

 *新渡戸は語った「日本を滅ぼすものは共産党と軍部」という一言

 *反国家思想と指弾され、新渡戸は危険な自由主義者として追い詰められていく

 ☆新渡戸は、国際連盟を脱退した日本の孤立を憂いて

 *大平洋問題調査会の理事長として再び太平洋を渡ることを決意

 *新渡戸は、外地で膵臓疾患を発病、そのまま異郷の地に客死した

 ☆新渡戸は、国内にあっては対米協調論者として冷淡視され

 *海外においては軍部に妥協した変節者として論難された新渡戸

 ☆「太平洋の橋」となろうとした新渡戸の最後は空虚な幕切れとなった

新渡戸は、温かく厳しい魂の持ち主

 ☆新渡戸稲造は世俗的にも成功者であった

 *小石川小日向の邸宅は、敷地数千坪、部屋が20を超す豪邸であった

 ☆新渡戸は、何故かくも資産家になったのか?

 *ベストセラーとなった著作を何冊も書いている

 *大衆向けの本を出版しその代表格が『世渡りの道』である

 (あからさまな立身出世主義とそれを促す技術論を展開している著作)

 ☆新渡戸稲造という人物

 *いかに多くの人に影響を与え、そして敬愛されたのかに驚かされる

 *「憂国心と国際心の権化」としての足跡もさることながら

 *生身の人間として直接触れ合つた人々に感動と生きることへの示唆を与えた

 ☆「人間新渡戸稲造の温もり」に強く心を動かされる

 *いばらず、親しみやすく、研究心旺盛で、涙もろく、いっも笑顔が印象に残る

 *「快い雰囲気を持つた人物」という存在感

 *聖俗併せ持つ「人間の大きさ」を思わせる

 ☆新渡戸稲造こそ近代日本が生んだ「世界を見た知性」

 *大きく、温かく厳しぃ魂の持ち主であった

 *悩み深く傷つきやすかつた青年

 *世界の大海を見ながら、大きく強い存在となった

                         (敬称略)                                     
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憂国の国際人新渡戸稲造2(世界を見た知性)
(ネットより画像引用)
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