🌸生物はなぜ死ぬのか2(生物は多様性で進化する)
⛳生き物が死ななければいけないのに理由の1つ
☆一つは、食料や生活空間などの不足
*天敵が少なく「食われない」環境で生きている生物でも
*逆に数が増えすぎて「食えなくなる」ことはある
*この場合、絶滅するくらいの勢いで個体数の減少が起こる
*この場合、絶滅するくらいの勢いで個体数の減少が起こる
*周期的に増えたり減ったりを繰り返すか少子化が進み
*個体数としては少ない状態で安定しバランスが取れていく
☆生物学をヒト(現在の日本人)にあてはめると
*食料や生活空間の不足はほとんどないが
*食料や生活空間の不足はほとんどないが
*保育所等、親の労働環境など子育てに必要な要素が不足している
*それにより、子供を作れなくなる少子化圧力が強まる
*出生数は減り続け、人口が減るという意味では同じ
☆不足は衣食住の物質面だけでなく、精神面においてもある
*将来の不安要素も確実に少子化を誘導する
☆何も対策を取らなければ
*先進国が人口減少が引き金となり
*人類は、今から100年ももたないと筆者は思っている
*非常に近い将来、絶滅的な危機を迎えるのでは
⛳生き物が死ななければいけないのに理由の1つ
☆多様性のためでこちらが生物学的には大きな理由
*「食料や生活空間の不足」は結果論
*「食料や生活空間の不足」は結果論
*不足が生じた場合、どこか新しい場所に移動したり
*新しく食べられるものを探し出したりすればいい
☆本当の死ななければならない根本的な理由
*生物は、激しく変化する環境の中で
*生物は、激しく変化する環境の中で
*存在し続けられる「もの」として誕生し進化してきた
☆生き残りの仕組みは「変化と選択」
*変化は変わりやすいこと
*多様性を確保するようにプログラムされた「もの」である
☆その性質のおかげで
*現在の私たちも含め、多種多様な生物にたどり着いた
☆具体的には遺伝情報が激しく変化し、多様な「試作品」を作る戦略
☆具体的には遺伝情報が激しく変化し、多様な「試作品」を作る戦略
☆変わりゆく環境下で生きられる個体や種が必ずいて
*それらのおかげで「生命の連続性」が絶えることなく繋がってきた
☆多くの「試作品を作る」ためにもっとも重要となのは
*材料の確保と多様性を生み出す仕組み
☆材料の確保で、手っ取り早いのは
*古いタイプを壊してその材料を再利用すること
*繰り返しお話ししてきた「ターンオーバ―」
*ここにも「死」の理由がある
⛳多様性を生み出す「性」の仕組み
☆多様性を生み出す仕組み
⛳多様性を生み出す「性」の仕組み
☆多様性を生み出す仕組み
*体の構造が複雑になると、生命誕生時に行われていたような
*偶然に任せてバラバラにして組み直すようなフルモデルチェンジ
*マイナス面のほうが大きくなった
*マイナス面のほうが大きくなった
☆巧みな方法とは
*ある程度変化を抑えつつ多様性を確保するマイナーなチェンジです
*登場したのが、オスとメスがいる「性」という仕組み
*登場したのが、オスとメスがいる「性」という仕組み
⛳性の目的は有性生殖
☆各々の体で色々な染色体の組み合わせを持つ配偶子(卵や精子)を作る
☆ヒトの場合の女性
*22対の常染色体計44本と、2本の性染色体(XX)の合計46本
☆ひとの場合の男性
*常染色体44本と性染色体(XY)の合計46本
☆対(ペア)となっている染色体は性染色体(XX)も含めて
*1本は母親から、もう1本は父親から受け継いだもの
☆男の子の性染色体(XY)のYは必ず父親から受け継ぐ
☆男性の場合、1つの精子の元となる細胞(精母細胞)から
*減数分裂という染色対からランダムに1本が選び出され
*1つの精子に入りる組み合わせ数は(約800万)
☆約800万種類の精子その染色体の振り分けの際
*2本の相同染色体がくっついて遺伝子間で
*「相同組換え」という部分的な交換が起こる
☆相同染色体の1本は母親、もう1本は父親からきている
*ある程度染色体の中身(組み合わせ)が変わる
☆Ⅹ染色体とY染色体は配列が大きく異なるので
☆Ⅹ染色体とY染色体は配列が大きく異なるので
*部分的にしか対合しない
*相同組換えによる部分的な交換もほとんど起こらない
☆相同組換えは女性側の卵の形成時にも起こり
*受精では卵と精子がランダムに融合するので
☆受精卵の組み合わせはほぼ無限
☆兄弟姉妹が仮に何十億人いたとしても
*1卵性児でない限り自分と同じ遺伝情報を持った兄弟姉妹は現れない
☆有性生殖
☆有性生殖
*マイナーチェンジの多様性を生み出すために進化した仕組み
*進化は結果であり目的ではない
*有性生殖が多様性を生み出すのに有効だったから
*この仕組みを持つ生物が選択されて生き残ってきた
*生物のほとんどがこの有性生殖の仕組みを取り入れている
*生物のほとんどがこの有性生殖の仕組みを取り入れている
⛳配偶子形成の機構(減数分裂)酵母で研究されてきた
☆酵母で見つかった減数分裂に関わる遺伝子の多く
*マウスやヒトなどの哺乳動物でも働いている
☆いろんな生物で共通して存在する遺伝子は
*「保存された遺伝子」と呼ばれる
*重要な働きを持ち、変わってしまうと配偶子が作れなくなるために
*あまり変化できなかった(保存された)仕組みです
☆減数分裂が行われなくなると、多様性が獲得できずに
*生き残れなくなる
☆配偶子形成は単に卵や精子を作るための機構ではなく
*染色体の中身までをシャフルして可能な限りの
*多様性を生み出すためのプロセスです
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典『生物はなぜ死ぬ』
生物はなぜ死ぬのか2(生物は多様性で進化する)
(『生物はなぜ死ぬ』記事他より画像引用)