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「トランスフホゾン」「バキュロウイルス」「生物の進化とウイルス」

2023年06月09日 | 生命科学
🌸遺伝子の平行移動(ラテラル・ジーン・トランスフアー)3

ヘルペスウイルスが巨大トランスポゾンになった
 ☆カット&ペースト型のトランスポゾンは多数ある
 ☆トランスポゾン、メダカで突然変異を引き起こす因子である
 ☆メダカの因子
 *トランスポゾンとヘルベスウイルスゲノムが一体化した構造
 *レトロウイルスとは異なり
 *ヘルペスウイルス感染した細胞ゲノムには入らない
 ☆ヒトのヘルペスウイルス6型では、内在化したものがある
 *まれには染色体に入り込むことができる
 ☆ポツクスウイルスがレトロトランスポゾンであるSINEをもつ例に
 *ヘルペスウイルスと合体したトランスポゾンが存在している
 ☆転移因子の移動に
 *ヘルペスウイルスやポックスウイルスなどの
 *DNAウイルスが寄与している可能性がある

欠損させた遺伝子が復活する昆虫ウイルス
 ☆バキュロウイルスというDNAウイルス
 *遺伝子を運んでいる可能性がある
 ☆ウイルスは昆虫に感染する
 *そのゲノムサイズも巨大で、宿主のDNAを取り込むことがある
 ☆欠損のあるバキュロウイルス
 *細胞側から必要な遺伝子を取り込んで
 *完全なウイルスとして復活してしまう
 ☆ウイルスが宿主のDNAを″拝借する″ことができれば
 *体外に出た後他の種の生き物に感染したときに
 *宿主由来の可移動性DNA配列が取り込まれる可能性が生じる
 *その可能性が高いと筆者は考えている

遺伝子は種を越えて平行移動している
 ☆生物の進化は親から子へと系統的に進んでいく
 *遺伝子が子孫へと引き継がれていくことで
 *その種の形質が継続する
 ☆進化とは、突然変異や環境変化などによって
 *別の形質が現れて次の世代に引き継がれるようになる
 *これがゲノムの変異による進化
 ☆進化の系統樹には、共通の祖先がいて
 *そこから種が次々に分かれ
 *樹木のように枝を広げるように多様化する
 ☆遺伝子は、横に移動することはないと長い間考えられてきた
 ☆遺伝子が種を越えて、平行に移動していたらどうなるのか
 *その痕跡は次々と見つかっている
 ☆ゲノムにはレトロトランスポゾンと呼ばれる因子がある
 *その中にはレトロウイルスに由来するものもある
 *ヒトのゲノムにも約1割ある
 ☆私たちの形質
 *ウイルスによって外からもたらされたと考えられる遺伝子がある
 *それが出来るウイルスはレトロウイルスだけだと筆者は考える

⛳ウイルスによりゲノムが改変されている
 ☆RNAウイルスも、ゲノムを変える可能性がある
 (新型コロナウイルス、ボルナウイルス等)
 ☆レトロトランスポゾンの一種であるLINEを利用して
 *DNAに逆転写できることが確認されている
 ☆ヒトやさまざまなほ乳類のゲノムの中には
 *ボルナウイルスの一部の遺伝子が組み込まれている
 *新型コロナウイルスも細胞内でDNAに変換されることが証明されている
 ☆遺伝子が種の壁を越えて移動することを
 *生物学では「ラテラル・ジーン・トランスファー」と呼ぶ
 *ウイルスがその移動の役割を部分的に担っているのであれば
 *生物はウイルスに感染することで新たな遺伝子を得て進化し続けている
 *ウイルスが単に生物を病気にさせるために発生したとは思えない
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『なぜ私たちは存在するのか』







「トランスフホゾン」「バキュロウイルス」「生物の進化とウイルス」
(ネットより画像引用)

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