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『寛容論』(31)(世の中の仕組みを俯瞰する)

2021年01月19日 | 宗教
🌸『寛容論』(31)(世の中の仕組みを俯瞰する)

 ☆異質なものをどこまで吞み込めるのか
 ☆対立の根源にあるのは宗教的不寛容
 ☆異質なものとの対話はなぜ難しいのか
 ☆著者、ヴオルテール

⛳『寛容論』著者、ヴオルテールプロフィール
 ☆フランスの啓蒙思想家、ヴオルテールの著作
 ☆啓蒙思想とは、
 *従来までの封建社会下の世界観を離れる
 *人間の理性を基盤とした「知」で世界を把握する試み
 ☆著者は、イギリスで自由な政治体制、社会風土感銘を受けた
 *絶対王政下にあるフランスの旧態依然とした社会を批判した
 ☆著者の思想は近代化の先駆けとなった
 ☆本書『寛容論』で著者は
 *宗教における「寛容」の重要性を説いたもの
 *プロテスタントの信徒が処刑された「カラス事件」題材に
 *旧来のカトリックを批判した

⛳「カラス事件」
 ☆カトリックとプロテスタントの対立がつづく
 ☆実子殺しの容疑で父親が逮捕・処刑された「カラス事件」
 ☆狂信と差別意識の絡んだこの冤罪事件にたいし
 ☆ヴォルテールは被告の名誉回復のために奔走する
 ☆理性への信頼から寛容であることの意義、美徳を説いた 

⛳『寛容論』で著者が訴えている点
 ☆一神教的な世界観には、常に不寛容論が生まれる

 ☆カトリックは自分たちが絶対に正しいと思う
 *プロテスタントも自分たちが正しいと思う
 ☆イスラムのシーア派、スンナ派においても同様
 ☆宗教における不寛容な感覚、リアルな体験として描き出されている
 ☆著者の言葉として有名な一節
 *私はあなたの意見には反対だ
 *だがあなたがそれを主張する権利を私は命をかけて守る
 *寛容を説く彼らしい態度といえる
 ☆現実には、異なる文明間の対話は決して容易ではない
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』


『寛容論』(31)(世の中の仕組みを俯瞰する)
(ネットより画像引用)

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