慶喜

心意気
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人間の動物・植物の「命」への共感の範囲

2024年04月05日 | 生命科学
🌸人間なぜ他人が気になるのか5

人間の、昆虫や甲殻類や植物への人間の共感
 ☆私たち人間の共感する範囲はどこまで広がっていくのか
 *魚昆虫やエビやカニくらい見た目が違うと
 *人間らしさを感じるのはなかなか難しい
 *ゆでられたエビやカニを見て、かわいそうと思う人はまだいない
 *昆虫標本をみて、残酷だと思う人は少ない
 ☆ほ乳類に比べると、昆虫や甲殻類
 *多産多死の度合いが大きく、たくさん産んでたくさん死んでいく
 *あまり命が大事にされているようには見えない
 *少産少死の人間は、人間やほ乳類の命と同じようにみなせないのかも
 ☆昆虫や甲殻類でも殺すことに何も感じないわけではない
 *ゆでたカニの足を切り取ることに抵抗がない人も
 *生きたバッタの足を引きちぎるのには抵抗がある
 *人はたしかにバッタに共感しています
 ☆同じことは植物にも起こる
 *庭に生えた雑草を抜くのがかわいそうと思う人はあまりいない
 *きれいな花が咲いていたら少しためらう
 ☆私たち人間、昆虫や植物などの人間からは遠く離れた生物の命
 *ある程度は大事だと思っている理由
 *少産少死の戦略を極めて命が大事になり
 *やさしくなって自分以外の生物の命も大事になる人間の宿命
 ☆この傾向がつづくのは
 *それが人間の増加に貢献してきたからです
 *増えることに貢献しなくなるまで、この傾向は広がる

「やさしさ」はどこまで広がるのか
 ☆筆者の個人的な予想としては
 *100年以内にはほ乳類であるウシやブタを食料にすることは
 *一般的ではなくなるような気がする
 ☆現在のジビエ料理のように、
 *一部の好事家の間だけで楽しまれるようになる
 ①やはり殺しているところを見たくないくらいに罪悪感がある
 ➁環境負荷が大きく実際に問題となっている
 ③代わりとなる代用肉が用意できること
 *大豆を使った代用肉はひき肉なら普通の人には区別がつかない
 *実際にそうなってみたらすぐに慣れるような気はしています
 ☆昔は普通に食べていたクジラを食べることは今はなくなった
 *特段困ったことはありません
 *ウナギも絶滅危惧種となり価格が高騰してから食べることは少ない
 ☆そんな世の中に慣れてしまえば、
 *動物由来の肉は食べるメリットがなくなる
 ☆ほ乳類の肉が食べられなくなったら
 *そこで私たちのやさしさは止まるでしょうか
 *個人的にはもっと先に進むと思う
 ☆人間は生物を殺すことに抵抗がある
 *ほ乳類でなくてもかわいい生物、きれいな花の生物に対しも顕著
 *私たちは共感しにくい生物であっても
 *私たちと同じ生物であることを知っています
 ☆生物の命を平等に大切にしたほうがいいという考えになる
 *結局のところ、殺さずに済むのであれば、
 *どんな生物も殺さないほうが心穏やかでいられます
 *これは仏教の無殺生の精神に通じるものがあります

仏教の始祖のブッダ
 ☆すべての(生きもの)にとって生命は愛しい
 *わが身に引きくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬと
 *いつたと言われています
 ☆この精神は今の時代にも受け継がれている
 *仏教の修行僧の食事として生まれた精進料理
 *動物や魚の肉を一切使わずにできています
 *「命をいただく」という食べ物の命に感謝しながら食事をとることも
 *この精神によるもの
 *現在の菜食主義者の考え方に通じるものがあるかと思います
 *ブッダの教えでも、避けるべきは動物の肉で、植物は許されている
 ☆他の生物の命を大事にしたくても、植物は例外にする
 *それが、これまでの無殺生の限界だった
 *この限界は、科学技術の進歩により乗り越えられつつある
 *現在のバイオテクノロジーを使うと
 *原理的には生物を使わなくてもタンパク質などの栄養を作れる
 *生物に頼らずに試験管の中でタンパク質を増やして食料にする
 ☆そうなれば人間はもうほかの生物の命を奪わなくても
 *生きていけるようになる、「やさしい」人間として
 *理想的な生き方ができるようになるかも知れない
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『増えるものたちの進化生物』




人間の動物・植物の「命」への共感の限界
(ネットより画像引用)

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