🌸 現代のコアラはタイムマシンか(1)
☆種の壁を超えていくウイルスの現場
⛳レトロウイルスが生殖細胞に入り内在化する過程
☆レトロウイルスに感染した個体の細胞に
☆レトロウイルスに感染した個体の細胞に
*レトロウイルスのゲノムが組み込まれても
*その細胞が生殖細胞でなければ
*レトロウイルスが遺伝によって世代を越えて受け継がれない
☆子孫に遺伝するのは、レトロウイルスが生殖細胞に感染した場合
☆体内で増殖したレトロウイルス
*フリーウイルス粒子、もしくは感染細胞血流に乗って移動する
*ウイルスや感染細胞が血流に乗れば、生殖細胞の近くにまで行く
*生物にとり、種の存続に関わる生殖細胞は大事なもの
☆雄にある血液精巣関門
*生殖細胞にウイルスが簡単に感染しない仕組みがあるが
*血液精巣関門は完全なものではない
*レトロウイルスが血液から精原細胞に感染すれば
*遺伝的に変異した精子が作られ
*その変異が子孫に引き継がれていく可能性がある
☆雌の卵巣においては
☆雌の卵巣においては
*血液精巣関門のような物理的な防御の壁はない
☆生殖にかかわる細胞
*血液から守られているイメージがあるが
*生殖細胞もウイルスに感染する可能性は決して低くない
⛳完全な形のレトロウイルスは内在化できるのか
☆ウイルスが生殖細胞に感染することは考えられます
☆ウイルスが生殖細胞に感染することは考えられます
☆ほ乳類での生殖細胞へのレトロウイルスの感染
*レトロウイルスの生殖細胞のゲノムヘの侵入
*何らかの方法でブロツクされていると思われる
*レトロウイルス、容易には内在化しない理由
(レトロウイルス感染受容体が、生殖細胞にはないのでは)
(レトロウイルス感染受容体が、生殖細胞にはないのでは)
☆動物での生殖細胞へレトロウイルスの感染
*ヒト以外の動物のレトロウイルスの感染受容体
*生殖細胞にも発現していると考えられる
*生殖細胞の前駆細胞にレトロウイルスが感染したら
*生殖細胞の前駆細胞にレトロウイルスが感染したら
*精原細胞、卵原細胞などでウイルスが増殖すると
*減数分裂の過程で異常を来す可能性があります
*受精卵で新しいレトロウイルスがゲノムに入った場合
*発生の過程で分裂した細胞に再感染する可能性がある
☆生殖細胞でウイルスの増殖を抑える機構をほ乳類はもっている
☆ほ乳類の胎盤においては発現抑制制御が緩んでいる
*胎盤では内在性レトロウイルスが活性化しており
*胎盤からは内在性レトロウイルスの粒子と思われる
*レトロウイルス様粒子飛び出してきている
*母親もレトロウイルスの感染の危険にさらされてしまう
☆しかし 胎盤から出てくるレトロウイルス様粒子
*遺伝子欠損により増殖能力は失われているようだ
⛳ヒトのレトロウイルスと誤解されたRD―114ウイルス
☆RD―114ウイルス(レトロウイルス)
*がん遺伝子が見つかった
*ヒトで腫瘍を起こすレトロウイルスは見つかっていない
☆RD―114ウイルスがネコに存在することがわかった
*ネコの内在性レトロウイルスだったのです
*ネコの内在性レトロウイルスだったのです
☆ヒトの横紋筋肉腫からネコのRD―114ウイルスが出てきた理由
*RD―114ウイルスは
*ヒヒの内在性レトロウイルスと遺伝的に極めて似ている
☆RD―114ウイルス約600~1000万年前
*別の動物からヒヒとネコに感染した
☆ネコは「自分自身に感染する」レトロウイルスを
☆ネコは「自分自身に感染する」レトロウイルスを
*生まれながらにしてゲノムにもっている
*ネコはなぜがんになるリスクのある感染性のレトロウイルス
*何百万年もゲノムに維持しているのか
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『なぜ私たちは存在するのか』
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「生殖細胞への感染」「RD―114ウイルス」
(『なぜ私たちは存在するのか』記事他より画像引用)
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