慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「共感力」「鯛の活け造り」「鮪解体ショー」「ペット」

2024年04月04日 | 生命科学
🌸なぜ他人が気になるのか4

 ☆人間のやさしさ(共感力)は加速する
 ☆人間の共感の対象がほ乳類に拡張されていく
 ☆現代の先進国、栄養は足りているが出生率は落ちている
 *ある面で人間の共感力の結果なのか?

人間のやさしさは加速する
 ☆人間は他の個体と協力し大きな社会を作り出した
 *人間の協力性を可能にしたのは、人間のもつ「共感能力」だ
 (他の人の気持ちになって考えられる)
 *これによって他者の望むことを察知し、協力関係を築くことができる
 *最近、人間の共感能力はますます強化されている
 *つまり人間はどんどんやさしくなってきている
 ☆近年、ウシやブタなど動物の肉を食べる事問題視されている
 *食肉の問題のひとつは温暖化などの環境負荷が大きいこと
 *さらに食肉には倫理的な問題があると考える
 ☆同じほ乳類であり、ある程度の知能をもったウシやブタ
 *殺して食べることが許されるのかという問題
 ☆それは考えてみると
 *罪悪感を抱かなくて済むようなシステムができ上がっているから
 *スーパーの肉売り場ではウシやブタの肉の切り身が販売されている
 *人目につかない場所で生身の動物から肉を切り離している
 ☆人間という生物の特性からすれば当然のこと
 *私たちは少産少死の戦略を極めた生物ですので命を大切にする
 *それも自分だけではなく、他の人の命も大切にする
 *それは、人間が大きな協力関係の中で生きているから
 ☆私が生きて増えるためには、他の人の協力が必要
 *人を殺すとのは、大きな抵抗感を持つようになるのは当然
 ☆この抵抗感は、人間以外の人間とよく似た生物
 *ほ乳類などであれば適用されてしまう
 *これは仕方のないことのように思います
 *ほ乳類は、ふるまいも人間と似ています
 ☆自分が家族のように大事にしているイヌやネコ
 *今晩のおかずのウシやブタは同じ生物だと一度でも意識してしようと
 *どんどん食べにくくなっていく
 ☆近年、動物食を控える選択をする人が増えています
 *私たちは、他の動物へも共感の範囲を広げている結果からです

人間の共感の対象がほ乳類に拡張されていく
 ☆人間のやさしさの拡張傾向
 *やさしさの由来を考えると少し不思議ではない
 ☆人間が持っている共感能力は、他人との協力を可能にしたことで
 *人間の生存に貢献し、強化されてきたもの
 ☆他の人間への共感は、世代とともに強化されている
 *他の生物に対する共感は特に人間の生存には、貢献していない

 ☆私たちがどんなにイヌやネコに共感し、家族のように扱ったとしても
 *イヌやネコが人間の生存や子孫の数を高めてくれるようには思えない
 *過去の人類は、イヌは狩りのパートナーとして飼っていたし
 *ネコはネズミ捕りとして役に立っていた
 ☆ウシやブタに共感してしまったら
 *栄養価の高い肉という食料が食べられなくなり
 *むしろ生存には不利益になる
 ☆食料になりうる生物に共感するのは
 *「増えることに貢献する能力が強化される」という
 *増えるものの原則に反している
 ☆人間の共感範囲の拡大の原因
 *共感能力のおかげで高度に効率化した現代社会に成功した
 *過去の時代、生物は必要な食料を得るために競争をしてきた
 *栄養が得られれば、その分だけ増える、常に栄養は足りない状態

⛳現代の先進国、栄養は足りているが出生率は落ちている
 ☆過去のどの生物にもありえなかった状況になっている
 *この特に栄養が余っているという状況をつくりだせたのは
 *他人どうしで協力することができたからに他なりません
 *食糧生産と分配を効率化できたことによります
 *この協力体制を可能にしているのが、他人との共感です
 ☆大成功した共感能力は、私たちの中で強化されつつある
 *私たちは協力することで成功してきたので
 *ますます協力的に、やさしくふるようように教育され
 *日常的にプレッシャーをかけられています
 ☆やさしさを適用する範囲に線を引くことは容易ではありません
 *増えることに貢献するのは人間へのやさしさです
 ☆しかし、人間と同じように温かな体温を持ち
 *人間の幼児くらいの知能や体のサイズを持つイヌやネコが周りにいます
 *人間がかわいらしいと思うような外見を持っています
 ☆生物に人間の持つ強い共感能力が発揮されてしまうのは
 *やむを得ないことです、人間が共感する対象を
 *イヌ、ネコなどのほ乳類に拡張されていきます
 ☆現状で、日本では魚を食べるのがかわいそうという声は聞かれません
 *日本での鯛の活け造りも、冷静になってみると残酷に思えます
 *ほ乳類で同様なことは決してやらないでしょう
 *実際に海外の人からは残酷な行為のように見られる場合もある
 *そのうち活け造りやマグロの解体ショーが残酷なものだと
 *敬遠される時代がくるかもしれません
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『増えるものたちの進化生物』




「共感力」「鯛の活け造り」「鮪解体ショー」「ペット」
(ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「浄土真宗」「歎異抄」「悪... | トップ | 生物の「交尾・雄雌の産み分... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

生命科学」カテゴリの最新記事