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纏足(大脚)の話2

2022年07月27日 | 歴史
🌸「纏足(てんそく)」2

女性蔑視の纏足
 ☆纏足は、女性の人権を著しく踏みにじったもの
 ☆背景には、女性蔑視の思想が中国にあった
 *中国は、女性の存在そのものが卑賤であった
 *かっての中国女の子が生まれると家族は皆失望、落胆した
 ☆纏足という奇妙な風習の裏に、女性差別の文化があった
 ☆近代以前の社会
 *ヨーロッパでも日本でも中東でも女性差別の風潮があった
 *中国ほど極端なものは珍しい
 ☆纏足は辛亥革命以降は廃れていった
 *急速になくなるのは第二次世界大戦後
 *文化大革命で「纏足は反革命行為」と見倣され、完全になくなった
 ☆台湾でも長く纏足が行われていた
 *日本政府は同地を併合すると
 *悪習であるとして禁止にしている

纏足(大脚)の話
 ☆清朝末期の大政治家である李鴻章の母は大脚だった
 *ある時、衆人の前で不注意から大脚を出す
 *李鴻章が慌ててその足を袖で隠そうとした
 ☆その行為を母は不快に感じ、逆に大脚を露わにした
 *そして息子を叱りつけた
 ☆彼女が纏足をしなかった理由
 *彼女は天然痘に罹って道に捨てられていた孤児だったから
 ☆彼女を李鴻章の祖父の李殿華が哀れに思い育てた
 *当時は結婚などできない女性だった
 ☆李殿華は聡明で働き者だった彼女を四男の文安の嫁にした
 *彼女は成人しても、醜いあばた顔の上に纏足をしていない
 ☆息子、李鴻章は進歩的で開明的な思想の持ち主だった
 *そんな彼をしても、纏足をしていない母を恥じるほど
 *纏足は女性にとっては絶対的なものだった
                     (敬称略)                                     
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『禁断の中国史』






纏足(大脚)の話2
(ネットより画像引用)

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