🌸「纏足(てんそく)」2
⛳女性蔑視の纏足
☆纏足は、女性の人権を著しく踏みにじったもの
☆背景には、女性蔑視の思想が中国にあった
*中国は、女性の存在そのものが卑賤であった
*かっての中国女の子が生まれると家族は皆失望、落胆した
☆纏足という奇妙な風習の裏に、女性差別の文化があった
☆近代以前の社会
*ヨーロッパでも日本でも中東でも女性差別の風潮があった
*中国ほど極端なものは珍しい
☆纏足は辛亥革命以降は廃れていった
☆纏足は辛亥革命以降は廃れていった
*急速になくなるのは第二次世界大戦後
*文化大革命で「纏足は反革命行為」と見倣され、完全になくなった
☆台湾でも長く纏足が行われていた
☆台湾でも長く纏足が行われていた
*日本政府は同地を併合すると
*悪習であるとして禁止にしている
⛳纏足(大脚)の話
☆清朝末期の大政治家である李鴻章の母は大脚だった
⛳纏足(大脚)の話
☆清朝末期の大政治家である李鴻章の母は大脚だった
*ある時、衆人の前で不注意から大脚を出す
*李鴻章が慌ててその足を袖で隠そうとした
☆その行為を母は不快に感じ、逆に大脚を露わにした
*そして息子を叱りつけた
☆彼女が纏足をしなかった理由
☆彼女が纏足をしなかった理由
*彼女は天然痘に罹って道に捨てられていた孤児だったから
☆彼女を李鴻章の祖父の李殿華が哀れに思い育てた
*当時は結婚などできない女性だった
☆李殿華は聡明で働き者だった彼女を四男の文安の嫁にした
*彼女は成人しても、醜いあばた顔の上に纏足をしていない
☆息子、李鴻章は進歩的で開明的な思想の持ち主だった
*そんな彼をしても、纏足をしていない母を恥じるほど
*纏足は女性にとっては絶対的なものだった
(敬称略)
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⛳出典、『禁断の中国史』
纏足(大脚)の話2
(ネットより画像引用)
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