4月4日のネットニュースで、
僕の目に飛び込んできたのは
〈シベール経営破綻譲。譲渡へ〉
という見出しだった
「シベール」といえば、ラスクだ。

売残のフランスパンをラスクにし、
それが大ブームを築いた山形の企業。
だけれど。
パッケージはトリコロールカラー。
フランスのお菓子と思っていた人も
最初の頃は多かったのかもしれない。
ただ。
東北新幹線の車内で販売されたり、
蔵王の麓に造られた巨大な施設
「シベールファクトリーパーク」等で
「山形の」は定着を見たのだろう……。
さて。
辛党の僕にとってのシベールは、
まさに前述のファクトリーの中の、
劇場と図書館との繋がりであり、
ニュースを見て、その存亡が
まず最初に気にかかったのだった。
話が前後するけれど。
「シベールファクトリーパーク」は
見学可能な工場、カフェ、土産店の
「シベールファクトリーメゾン」と
「シベールアリーナ」、更に
「遅筆堂文庫山形館」を含めた総称。
2009年にはメセナアワードの
「文舞両道賞」を受賞している。
遅筆堂でピンと来る人もいるだろう。
そう、故井上ひさし氏の著作のほか
彼の蔵書約三万冊がある図書館分室。
生まれ故郷の川西町に1987年開設の
「遅筆堂」から約20年後の2008年、
アリーナとともに誕生している。
アリーナは劇場機能を有するが、
同時に体育館としても使用可能だ。
そこで、音楽劇『母さん』を
上演したのは2010年の夏だった。
お世話になった施設の行方は?
……と、検索を始めた。
開設から一年後には公益財団に
運営を移管していたので、今後も
活動が続くとわかり、ホッとした。
そして本業の部分も、譲渡先が
「シベール」のブランドを残し、
(店舗等は縮小するにしても)
営業継続するようだ。
ASフーズさん宜しくお願いします。

山梨の会社で、ゼリーをはじめとする
洋菓子に、和菓子や農産珍味を扱う
2007年設立の食品メーカーだそう。

東京の桜は盛りを過ぎた。
入学式等「出会い」の季節。
そんな中、少し寂しい話題ながら、
なんとか希望の見える結果……。
山形に行く機会があれば、
あの蔵王の裾野を訪ねてみよう。
僕の目に飛び込んできたのは
〈シベール経営破綻譲。譲渡へ〉
という見出しだった

「シベール」といえば、ラスクだ。

売残のフランスパンをラスクにし、
それが大ブームを築いた山形の企業。
だけれど。
パッケージはトリコロールカラー。
フランスのお菓子と思っていた人も
最初の頃は多かったのかもしれない。
ただ。
東北新幹線の車内で販売されたり、
蔵王の麓に造られた巨大な施設
「シベールファクトリーパーク」等で
「山形の」は定着を見たのだろう……。
さて。
辛党の僕にとってのシベールは、
まさに前述のファクトリーの中の、
劇場と図書館との繋がりであり、
ニュースを見て、その存亡が
まず最初に気にかかったのだった。
話が前後するけれど。
「シベールファクトリーパーク」は
見学可能な工場、カフェ、土産店の
「シベールファクトリーメゾン」と
「シベールアリーナ」、更に
「遅筆堂文庫山形館」を含めた総称。
2009年にはメセナアワードの
「文舞両道賞」を受賞している。
遅筆堂でピンと来る人もいるだろう。
そう、故井上ひさし氏の著作のほか
彼の蔵書約三万冊がある図書館分室。
生まれ故郷の川西町に1987年開設の
「遅筆堂」から約20年後の2008年、
アリーナとともに誕生している。
アリーナは劇場機能を有するが、
同時に体育館としても使用可能だ。
そこで、音楽劇『母さん』を
上演したのは2010年の夏だった。
お世話になった施設の行方は?
……と、検索を始めた。
開設から一年後には公益財団に
運営を移管していたので、今後も
活動が続くとわかり、ホッとした。
そして本業の部分も、譲渡先が
「シベール」のブランドを残し、
(店舗等は縮小するにしても)
営業継続するようだ。
ASフーズさん宜しくお願いします。

山梨の会社で、ゼリーをはじめとする
洋菓子に、和菓子や農産珍味を扱う
2007年設立の食品メーカーだそう。

東京の桜は盛りを過ぎた。
入学式等「出会い」の季節。
そんな中、少し寂しい話題ながら、
なんとか希望の見える結果……。
山形に行く機会があれば、
あの蔵王の裾野を訪ねてみよう。