麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

血と骨~むさしせきの章

2019年04月16日 | 身辺雑記
4月14日、『血と骨』を観た翌日、
武蔵関のブレヒトの芝居小屋にいた。
俳優座の衛星劇団のひとつ、
東京演劇アンサンブルで長年、
俳優と制作を務めた佐々木章夫さん。
彼を偲ぶ会が催されたのだ。

あえて。
日曜月曜に書いた弊ブログと連関させた。
それは、とても温かいお別れの会を通して、
佐々木さんの「血と骨」が、
まさに東京演劇アンサンブルだった、と
感じられたからである。

71年、劇団三期会入団。
俳優として活躍するかたわら、
主に学校公演の制作にも従事。
今年1月23日、慢性閉塞性肺疾患で死去。

拠点として沢山の創造作品を紡いだ
ブレヒトの芝居小屋を、まもなく閉じて、
新しい稽古場に転居する「アンサンブル」。
務めを終えた「芝居小屋」を、
まるで先導するように旅立った佐々木さん。

本当にお疲れ様でした。





上の写真は、芝居のチラシやパンフだ。

俳優座は『血のように真っ赤な夕陽』を
先月終幕させたが、次回公演タイトルが
『血のつながり』(LABO-vol.37)。
そして、弊雑文の直近三回、
題名に用いた『血と骨』と、
偶然ながら、血まみれである。
その客席で配布されたチラシ束には
『骨と十字架』なるものも……。
写ってはいないけれど、劇団桟敷童子の
新作(5/21~6/2)は『骨ノ憂鬱』・・・

血だと、骨とか……御時世なのかしらん。

話がそれた
それたついでに『血のつながり』。
来週、顔合わせ。
本格的な稽古はまだ先ですが、
一度集まって指針を!と。
詳しくは、改めて。閑話休題。

東京演劇アンサンブル。
新拠点も決まったと聞いた。
いよいよ新章

あ。
「むさしせきの章」と題したけれど
章夫さんの名前の一文字でもあったな。
コメント
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